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タリコは学校へと急いだ。

王子への挨拶はなんやかんやで済ませた。


タリコは王子に気に入られたようだが、

「彼がいるので…」

と色々な誘いを断った。

しかし、それでも石油王、いや、石油王子はめげない。

流暢な日本語で

「貢がせてほしい」と言って来る。


彼がいるのに貢がせてほしいなんて…。

しかもただ車がぶつかっただけなのに…。でも王子かっこいい…。

いや!でもダメよタリコ、あなたには今付き合っている彼が…!


タリコは非常に悩んだ。

貢いでくれる王子を取るか、愛情を注いでくれる今の彼を取るか。

あぁ、こんなにも悩むことがかつてあっただろうか。

そして、タリコは答えを出した。

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