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〈聞き慣れぬ名は、毒のように…1〉

謁見の間に通された私たちは従者侍女も含め結婚式の準備についての話し合いが行われた。


その後ステイル殿下から「よかったら城下町をお忍びで見に行かないかい?」とデートのお誘いを受け私は真っ赤な顔でそれを了承した。


2人はそれぞれ平民に見える服に着替え、2人の邪魔にならない程度の距離を保ちつつステイルの従者であるユリウスと、エミリーがついていく。


従者と言ってもユリウスは騎士団にも所属しており、その中でも1、2を争うほどの実力者。

またステイル自身も騎士団長と同じくらいの強さを持つ王子だった。


ステイルは完璧で表情を顔に出さないため周囲からは冷徹王子と呼ばれていた。

国のこととなると素晴らしい機転を効かせ色々な問題を1番いい方法で解決してきた。

まさに国王に相応しい人物でこの方に一生を捧げようとユリウスは常日頃思っていた。


…ただし、アヤナーラ様の前だけはどうしようもなく甘くなり独占欲も強い。

ほら、今も男がアヤナーラ様を見た瞬間その男から見えない位置にアヤナーラ様を隠した。

殿下にとってアヤナーラ様は弱点になってしまうのではないかととても心配になる。

アヤナーラ様が来られる日は、前日からそわそわして落ち着きがなくなるし、身につけるアクセサリーもどれが1番似合うかと何度もしつこく聞いてくる。

少し心配になり、アヤナーラ様の侍女のエミリーにそんなことをつい話してしまった。


するとエミリーは「とっても素敵ではありませんか。そこまで愛していただけるお嬢様はとても幸せですね。」と嬉しそうに話した。


私もそれを聞いて殿下が幸せになってくださればそれでいいかと思ったのだった。


続きから少しずつ不穏になってきます

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