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盗賊狩り 1

今回のクエストの場所はポモロの森と言う場所で、王都のすぐ近くにある森で、歩いて行くのにはあまり苦にならない程度の距離しかない。

そんなに近くなら王都が魔物に襲撃されたりしないのかと思うかもしれないがそれは無い。なぜかあの森の魔物は森の中から出て来ないのだ。理由は解らないがおそらく、新人冒険者があの森に行くからそれを襲っているため、森から出てくる必要が無いのだろうと言われている。


そんな森についたのは太陽がちょうどてっぺんに来たくらいの時間だった。森に入る前に索敵を発動させて森の様子を探る。あたまの中に俺を中心としたレーダーのようなものが出てきて、赤い点が無数にある。その点の中に何か所かいくつかの点が集まっている場所があり、それに意識を集中させるとゴブリンだと言うことが分かったのでそこに行くことにした。


点の近くまで行くと、ギャァギャァと奇妙な声が聞こえた。これは前にも聞いたゴブリンの声だ。一応隠密を発動させて、鉄の大鎌を構えながら近づいて行った。


そこにはおびただしい量の血を流している二人の冒険者らしき人物を中心に集まっている8体のゴブリンがいた。そのゴブリンたちは棍棒のようなものを持っていて、冒険者二人を叩き続けていた。


もう死んでるはずだけどなんであそこまで執拗に叩くんだ?

まあいいか、それよりも仕事だ。


隠密を解除して一気にゴブリンへ接近した。何体か俺に気付いたようだけどもう遅い、ゴブリンの首を跳ね飛ばすかのように横に大鎌を薙ぐと、8体のうち、3体の首を刈ることができた。残りの奴らが棍棒を振り下ろしてきたが難なく躱し、刃を一匹のゴブリンの股下に入れ、一気に振り上げる。ゴブリンは真っ二つになり、左右にわかれて倒れた。残りのゴブリンは振り上げた反動を利用して体を一回転するようにして両断した。


一息ついて、辺りを見回すとそこは血の海と化していた。

そりゃそうだろ、だって殺してるんだから。

にしてもなんで俺は殺すことに躊躇が無いんだろうか、もともとそういう人間だったのか、それともこの世界に来る時に補正でもかかったのか?

まあ、それが今となってはありがたいから別にいいんだけどさ。


ちなみに戦闘の時はカナリアには空を飛んでいてもらった。


さて、次の奴らを探しに行くか。

索敵はっと、うーんこれってゴブリンだけとかにできないんだろうか・・・あ、できた。なら他のもできるのか?なら盗賊は・・・いるな。しかも一か所に集まってる、ここがアジトか。潰せばため込んでる金とかも手に入りそうだな。行ってみるか。

索敵を全体に戻し、盗賊のいる場所へと向かった。




着いた先は洞窟で、入り口には見張りみたいな男が二人いた。今は隠密で木の上から見ているから気づかれてないから不意打ちとしては今だな。

こういうときに投げナイフみたいなの持っていたら便利そうだな、帰ったら買いに行くか。今はナイフは無いけど大鎌は二本あるからこいつを代わりに使うか。


鉄の大鎌を一人の見張りに投げつけると同時に隠密を解除して聖炎の大鎌を構えてもう1人に飛びかかった。

鉄の方は男の胸から腹にかけてを切り裂いて地面に落ちた。俺はそれを尻目に残った男に切りかかった。そいつはかろうじて剣を抜いて防御の姿勢を取ったが聖炎は剣もろとも男を斜めに切り伏せた。聖炎を軽く振って血糊を飛ばして鉄の方を回収した。鉄の大鎌の餌食になったやつは剣を構えることできずに死んだようで腰には剣が携えてあった。


帰りに回収するか、売れば金になるだろうし。


二本の大鎌をしまうことはせず、両方持ちながらアジトの中に入っていった。隠密を改めて発動させ、索敵で辺りを警戒しながら奥へとすすんでいった。


中はところどころにカンテラが置いてあって、多少薄暗くてもかろうじて足元は見えた。なるべく息を潜めて進んでいくと奥の方から数人の大きな笑い声が聞こえた。索敵では13人と出ている、多分酒でも飲んでいるんだろうな。

暢気な奴らだ、敵が攻め込んできてるってのにそれに気がつかない。

隠密使ってるから気づかないのも無理はないだろうけどせめて見張りと交代くらい頻繁にしないと異常があってもわからないだろうが。


そんなことを考えながら進んでいくと盗賊の声がする場所のへ続く道の他にもう一つ道があるのを見つけた。こっちに宝があるのか?

一応索敵で確認しても敵はいなかったから問題は無いだろう。

俺は先にこっちの道を進んでみることにした。


進んでいくとそこには扉のようなものがあった。

扉には錠前が掛かっていたので試しに死神のスキルに存在する黒炎を使ってみることにした。手のひらを上に向けて黒い炎を念じてみると出た。

確かに出たんだけど薄暗い洞窟の中では分かりずらかった。


それを扉に、と言うか錠前に近づけると錠前はどろどろに溶けてしまって、扉さえも溶かしてしまった。

扉は普通燃えるだろ・・・。

この炎って燃やすじゃなくて溶かす炎なのか?

まあ、それはいいとして、だ。宝はどこだ?


中を見回すとそこには耳の長い金髪の美少女がいた。多分歳は俺と同じ15,6くらいじゃないだろうか。髪は腰まで伸びていて肌は白く透き通るように綺麗だった。服装はぼろの布きれを無理やり着せられているような感じだった。


「だ、だれ?」


「あ、ああ、俺はマサムネだ。君は?」


「わ、私はミューラファルナ、長かったらミュラでいいわ。あなたはなんでここにいるの?」


「ここの盗賊どもから金とかを奪おうと思ってな、ついでに殲滅。君はなんでこんなところにいるんだ?」


「私はもともと奴隷で王都に運ばれていたんだけどその途中で馬車があいつ等に襲われて捕まったの、御者の人たちは全員殺されたわ。その時に主人でも会った商人も殺されてここの盗賊の頭が私の今の主人になったの。だから私は逃げられないからここにいる」


「なら君の主人の頭を殺せば俺が主人になるわけだ」


「まあ、そうなるわね。でも無理よ、あいつかなり強いもの」


「ふーん、1つ聞きたいんだけど君はここから出たい?」


「当たり前じゃないっ!」


今までとは打って変わって勢いよく反応したミュラ。


「ならまってなよ、すぐ終わるから」


そう言って俺は来た道を戻って行った。後ろから声が聞こえるが気にしない。

俺はミュラをゲットしてハーレムを作る第一歩にしようと決めた。

前回言った通り、少しの間休載します。


見捨てないでくださるとありがたいです。

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