アネモネの弟子入り
いただいた感想1
強敵と戦って、負けて死んでしまったらっていう考えは無いんですか?主人公は命知らずなんですか?
まあゲーム感覚だからそれほど危険にならないうちは大丈夫だと楽観的に考えてるんですかね?
それと主人公が元の世界に帰りたいとかあまり思ってないのはあっさりしすぎだと思います。
自分が生涯をここで過ごすというのならば、それ相応の覚悟が要ると思います。
親とか自分の交友関係にはなんにもないのか、それよりもカナリアが大事なんでしょうか。
もうちょっと納得できそうな感じにしたらいいんじゃないかと思います。
あと向こうの世界じゃなく、他の世界にしてはどうでしょう。
そして、違う世界の人を自分が管理している世界に連れてくるという仕事ですが、そうした行為の意味について。
ただ連れてこられるというのは納得できません、きちんとした理由がないとやってられません。
返信1
感想ありがとうございます。
マサムネはもともと魔物などのいない世界、つまり地球からゼロへとやって来たわけです。
地球では殺人犯や通り魔などに遭遇しない限りは病気になっても大抵は生きていられます。つまり、日常で命の危険と言うものを感じた事が無いゆえにそういう事を考えていないという感じです。
元の世界に帰りたい、親とか交友関係の話は後々出てきます。
世界の呼び名に関しては教えてもらった時にその通りだなと思いました。
変更させていただきます。
管理者の仕事に関してはあの言葉通りに捉えないでください、とだけ答えさせていただきます。
こんな感じでどうでしょうか。
いただいた感想2
感想返しを本編に持ってくる意味はないかと
返信2
感想ありがとうございます。
感想の件に関しては作品に関してもっと知ってもらいたいという考えからです。
読みたくない人はすっ飛ばしてもらって結構ですのでこのまま続けさせていただきます。
こんな感じでいかがでしょうか。
「あ、その前にアネモネのところに行かないと」
ギルドにもう少しで着くと言うところでアネモネのことを思い出した。
あ~あ、無駄な時間を使っちゃった。
引き返してアネモネの店へと向かった。
一度道を間違えてしまったが店にたどり着いた。
「アネモネ~、きたよ~」
奥からとたとたと、足音が聞こえた。
奥へと続く扉からアネモネが少し申し訳なさそうな顔で出てきた。
「ど、どうしたの?アネモネ」
「あのね、マサムネ。私冒険者になるのはやめようと思うんだ」
「どうして?昨日はなるって言ってたじゃないか」
「実はね、私昨日考えたんだ私はどうしたいんだろうって。それで私は鍛冶屋になりたいんだって思った。お父さんはもういないけど昔から尊敬してたんだ、鍛冶の腕だけは。だから私も鍛冶屋になりたいんだ。同じように誰かから尊敬されるような鍛冶屋になりたいんだ」
「そうか・・・。なら鍛冶の腕は?」
「それは・・・全然・・・」
「それじゃあ駄目じゃん・・・」
「う、うるっさいわねっ!今日から師匠を探すのよ!」
「師匠さがし?ならいい人がいるけど紹介してあげるか?」
「いいの?」
「うん、さっき武器を頼みに行ったんだよ。その時に腕のいいひとみたいだったからね」
「お願いしますっ!」
腰を90度曲げて頭を下げてきた。
何もそこまですることないのに。
「じゃあ、今から行く?」
「うんっ!」
俺は再びボルドさんの店に行くことになった。
そういえばボルドさんとガルドさんって名前にてるよな。
店に向かう前に屋台によって二人と一匹で串焼きを買って昼食をとることにした。
アネモネは自分で出すって言ってたけど、そこは男の意地で無理やり奢った。
所持金が銅貨50枚になったけど。
アネモネが二本、俺が三本、カナリアが二本で計銅貨35枚だった。
一本5枚だった。
食べながら歩いているとボルドさんの店についた。
「ここだよ」
「なんかぼろっちぃわね」
「そんなことないさ、渋みがあっていい店じゃないか」
「ええー、そうかなぁ」
「そうだよ、ほらいくよ」
アネモネの手を引いて中に入っていった。
「すいませーん」
しーん・・・。
はぁ、また呼ばないとダメかな。
「すーいーまーせーん、ボルドさーん、いませんかー?」
しーん・・・。
あれ?もしかしてホントにいないのかな?
奥に行ってみるかな。
「ちょっと待っててね」
アネモネを入り口に残して奥にあるであろう鍛冶場へと向かった。
奥には大きな炉と金属を打つための様々な大きさの槌が置いてあった。
そこには誰もいなく、真ん中の金属を打つための台の上に朱雀の爪が置いてあるだけだった。
うーん、ホントにいないみたいだな・・・。
「なんだお前は!」
入り口から大きな声が聞こえてきた。
帰ってきたのかな?
戻ってみると大きな袋を抱えたボルドがアネモネを睨みつけていた。
アネモネはその睨みで小さく縮こまってしまっていた。
「ボルドさん、お帰りなさい」
「おお、坊主か。まだ何にもはじめちゃあいねえぞ?」
「実はボルドさんにお願いがあって来たんです」
「なんだ?叶えられることなら叶えてやるぜ?お前さんにはあの素材に出会わせてもらった恩があるからな」
「そんな大げさな・・・」
「大げさなんてものじゃねえよ、鍛冶屋にとっては一生返しきれない恩みたいなもんだからな。して、お願いってのは?」
「彼女を弟子入りさせてほしいんです」
「はあ?こんなガキをか?」
「ええ、父親が鍛冶師だったんですけど、その腕を尊敬していて、自分も尊敬されるような鍛冶師になりたいみたいなんです」
「ふーん、親の名前は?」
「が、ガルド、です・・・」
すっかり怯えちゃってるよ。アネモネ。
「ガルドだと!?」
「やっぱり知ってるんですか?」
「知ってるも何もあいつは俺の息子だ」
「やっぱりですか」
「なんだ、知ってたのか?」
「いえ、名前が似ていたので」
「そうか、それにしても俺に孫がいたなんてな・・・」
少し遠い目をした後、アネモネにゆっくりと近づき、優しく頭を撫でた。
「さっきはすまなかったな。名前は?」
「あ、アネモネです」
「そうか、アネモネか。これからよろしくな」
「は、はいっ」
見ていて和むなぁ。っと、こんなことしてる場合じゃないや、クエストに行かないと。
「それじゃあ僕は行きますね」
「おう、またな」
「ええ、それでは。アネモネもまたね」
「うん、じゃあね」
俺は店を後にして今度こそギルドへと向かった。
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俺がギルドに入ると今まで騒がしかった空気が一変して静かになった。
そして俺には二種類の視線が向けられた。
一つは恐怖による視線、殆どがこの視線だった。
もう一つは憎しみの視線だった。多分この間殺したクズの仲間だったのだろう。あとになって、流石にやりすぎたかなとも思ったけどやってしまったことは仕方がない。
俺は真っ直ぐミラさんのもとに向かった。
「こんにちは、クエストを受けたいんですけど、できれば薬草とかの採取みたいなやつとか」
「それは構いませんがまず先にギルドマスターにあっていただけますか?その間にクエストを準備しておきますので」
ミラさんはものすごくいい笑顔を俺に向けてきた。
冒険者たちやほかの受付嬢から向かってくる視線が気まずかったから少し癒された。
「わかりました。案内してもらえますか?」
「此方です」
ミラはカウンターから出てきて俺をどこかに案内した。
ちなみに今回の俺への対応から、新人や同僚たちから、どんな状況でも完璧に仕事をこなす受付嬢の鏡と言われたことはまた別の話である。




