↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
19/35

第2巻 第18章 — ミツェルとメイセイウキの戦い

ストライク!

第2巻 第18章 — ミツェルとメイセイウキの戦い


ミツェル——ちっ。また戻らなきゃいけねえのか。


地上に戻ると、ミツェルは伸びをし、開きかけている門に気づいた。彼は疲れていた。排斥者を殺すのに消耗した。だが休めなかった。今は。


ミツェル——誰だ、ここに来たのは?


突然、ミツェルは奇妙で同時に恐ろしい気配を感じた。


そして門から、他人の命を気まぐれで踏みにじる者が現れた。


ミツェル——メイセイウキ!


血に飢えた、同時に美しい微笑みで、メイセイウキはミツェルを見た。


メイセイウキ——おお、なんと素晴らしい。最強がもうすべて片付けて、我々を待っていたとは。


恐ろしくメイセイウキは言った。


ミツェル——ここで何をしに来た?


怒りを込めてミツェルは聞き、拳を握った。


メイセイウキの視線がミツェルの拳に落ちた。


メイセイウキ——なんと敵意に満ちていることか。拳まで握って。


ミツェル——ああ、それでお前の顔を殴ろうと思ってな。


メイセイウキ——なら、やってみろ。


突然、メイセイウキはミツェルの前に現れた。ミツェルは両腕で防御したが、それでも強力な打撃を受けた。数十メートル吹き飛ぶほどだった。彼は動きすら見えなかった。


(ミツェルの思考)——『いつやった?通常形態でそんな速度で動ける者はいない。それとも霊的障壁の形態に入ったのか?だが一言も発していない。』


メイセイウキ——なぜ俺が言葉なしで霊的障壁の形態に入れたか、疑問に思っているだろう。


ミツェル——で、秘密は何だ?


首を傾けて、ミツェルは聞いた。


メイセイウキ——それは俺が霊的障壁の形態を使う方法を見つけたからだ。


ミツェル——そんなはずはない。


動揺してミツェルは言った。そして同時に恐ろしい考えに気づいた。


メイセイウキ——その顔を見れば、わかったようだな。


霊的障壁の形態——それは自分のエネルギーを操る非常に高度な技術である。だからこの形態に入る者たちは、自分のエネルギーを原子レベルで制御できる。だがそのレベルでも、隠蔽者の中で霊的障壁の形態を100%極めた者はいまだいない。


だがメイセイウキは霊的障壁の形態の創造者である。だから彼がそれを完璧に操るのは当然だ。


ミツェルはすぐに防御しようとした。だが顎に強力な蹴りを受けた。3000メートルも吹き飛ぶほどだった。


ミツェル——最終形態:運命の糸。


空中で、ミツェルは賭けに出た。彼は消耗していた。これが最後のチャンスだとわかっていた。


霊的障壁の形態に入る代わりに、ミツェルは最終形態を開き、一気にメイセイウキを打ち抜こうとした。自分の攻撃が彼を殺さないとわかっていた。だからまず少しでもダメージを与えようとした。そして攻撃がメイセイウキに向かっている間に、ミツェルは霊的障壁の形態に入り、すぐに攻撃しようとした。


発動の言葉を読むと、メイセイウキは糸に縛られた。


メイセイウキ——面白い能力だ。


ニヤリと笑って、メイセイウキは言った。


ミツェル——なぜそんなに嬉しそうなんだ?


メイセイウキ——なぜならお前の攻撃は無意味だ。俺にダメージを与えられない。しかもこんなに小さな半径ではな。


ミツェル——そう思うか?もっとよく見ろ。


メイセイウキは自分の目にエネルギーの流れを集中させ、不可能なものを見た。


周囲のすべてが糸で覆われていた。終わりがなかった。


ミツェルの最終形態の半径は事実上無制限である。だがその使用はミツェルを大きく消耗させる。


メイセイウキ——面白い。どうやってこんなに多くの糸を作った?終わりがないではないか。


大きな興味でメイセイウキは聞いた。


ミツェル——とても簡単だ。世界の織物そのものが、俺のものに似た糸でできている。だから俺はそれを支配できる。


メイセイウキ——信じられない。感服した。もう二千年以上、こんなに立派な相手には会っていない。


大きな喜びでメイセイウキは言った。


ミツェル——霊的障壁、開放。


メイセイウキ——素晴らしい。かかってこい!


拳にエネルギーを満たし、ミツェルはメイセイウキの顔を打った。


だがメイセイウキはすぐに、ミツェルの肋骨に蹴りで反撃した。


その打撃の後、ミツェルは遠くへ吹き飛び、建物を次々と突き破った。


メイセイウキはさらに自分の原子をエネルギーで薄め、糸から難なく抜け出した。


ミツェルが建物を通り抜けている間、メイセイウキはすでに彼を追い越し、打撃のために振りかぶった。


だがミツェルは打撃を予測した。そして空中で振り返り、メイセイウキに拳を突き出し、拳と拳を打ち合わせた。衝撃波で建物が風に舞う葉のように飛び散り、彼らの足下に巨大な亀裂が現れた。


その後、ミツェルとメイセイウキは打撃を交換し始めた。当たる者もいれば、防ぐ者もいた。だが行き着いた先は、打撃を交換しながら、ミツェルがより高位の捕縛の糸を素早く編み上げたことだった。そんな糸はメイセイウキの霊的障壁すらも拘束できた。だが問題は、そんな糸が一本しかなく、メイセイウキを完全に縛ることは不可能だったことだ。


ミツェルは素早く人差し指を上に上げた。


そしてメイセイウキの腕が後ろに引っ張られ、防御できなくなった。


ミツェルは時間を無駄にしなかった。メイセイウキがこの糸にも慣れる前に、胴体に2発、頭に3発の打撃を加えた。


メイセイウキ——いい打撃だ。だが俺のも試せ。


ミツェルは反応する間もなく、腹部に強力な打撃を受けた。


この集中した打撃で、メイセイウキはミツェルの三つの障壁すべてを打ち破った。


ミツェルは自分の中で何かが引き裂かれるのを感じた。修復できない何かが。


このような打撃の後、誰も生き残れないはずだった。だがミツェルは生き残った。彼は日本半分行ったところで意識を失った。


メイセイウキは瞬時にミツェルの体の前に現れた。


雨が降り始め、血がミツェルを伝い、まるで川のように流れた。


突然、メイセイウキの背後に影が現れた。


オロチ——ご主人様、お許しください。亀裂は閉じました。どのような罰でも受け入れます。


頭を下げて、オロチは言った。彼はミツェルの体を見ていた。彼でさえ。最強でさえ。メイセイウキが彼を壊せるなら、自分には何をするのだろう?


メイセイウキ——問題ない。俺はすでに楽しんだ。亀裂のことは心配するな。あのようなものはまだ多くある。新しい時代が始まったのだから。


空を見ながら、メイセイウキは言った。


メイセイウキ——お前は死ぬなよ、最強。俺はもっと美しくお前と踊りたい。この惑星が粉々に砕けるまで。


ミツェルの顔に、かすかに見える微笑みが浮かんだ。彼は恐れていなかった。彼は再戦を待っていた。


オロチは門を開いた。そして彼らはメイセイウキとともにその中へ消えた。


ミツェルの体は、瓦礫の中に横たわったままだった。

メセイウキは短かったものの、やはり戦いを楽しんだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。