定義
綺麗な黄色い和紙のおみくじ
光沢紙のような艶めきが柔らかく夕陽を反射し、俺の心を燻り出す
握り潰した回答
気に入らない。気に食わない。
だが
6月28日
あれからは、よく覚えていない。
気がついたら朝だった。
ゆっくり伸びる。身体が痛い。
いよいよ明後日までか。
メールをするにも時間ってやつがある。まずはお世話になった方々に無事に着いたことや、荷解きを終えて準備していることを連絡する。
人に連絡するのは、結構面倒。
常時接続なんてよくできる。
改めて見返せば意外とギリギリだったような気もするし、余裕があったともいえる。
書類もあるものはあるし、ないものはない。
最も足りないのは相変わらず知識と謙虚さなのは自覚している。
カーテンから差し込む光が眩しい。
暑いのは嫌いだが、街中散策でもするか。
ここは海が近い。そんな軽い気持ちで茅ヶ崎までいく。乗り継ぎ込みで1時間ぐらい。駅降りたら、すでに観光地感がする。
ぼんやり海際まで歩いていく。
あー、いい天気。そのまま砂浜を靴のまま歩き出す。
砂浜を歩くなんてスペイン以来だ。
あっちは内乱に疫病とスリと、落ち着くまで行く気にはならないが、何もかも明るい雰囲気が好きだった。
白昼夢みたいな世界を歩けるロンダにシッチェス。そういえばシッチェスのたこ焼き屋、まだあるのかな。当時は混んでいて待たされた記憶がある。
茶色から白にグラデーションされた砂浜と、青から蒼にグラデーションされた海と空で視界が埋まる。
装備品はジーパンとTシャツ。道具は小さなペットボトル一つで砂浜というフィールドを歩きだす。
波の音と華やかな鳥の鳴き声に、クルマのクラクション。女性の甲高い声が何処からか聞こえてくる。
白日に曝け出される景色が移り変わる




