卒業
恋。それは幾多の偉人や有名人を悩ませ、男にとって……いや人類にとって最も憧れる感情だ。人は誰かに愛されたくて行動をする。勉強しかり、スポーツしかり。
だが、あえて僕はこう言おう。恋などない。あるのは性欲だと!そこの少年、青年、中年の君たちに再度言おう。恋などないのだ。
俺は前回の最後に、最初で最後の彼女が出ると言った。つまりカップルになったということだ。一般的な考えでカップルというのは、男の子が「あの子カワユス」といってその女の子と両思いということが分かり「俺たちイケてね?」と勘違いして周りの人がウザがってるのにイケてるアピールする、(息継ぎ)、迷惑極まりなくまたそのイケてるアピールをどこか勘違いして早まった行動、世間が悪としていることをやってのける、社会においてひじょーに邪魔な奴らと見られている。
と俺は思う。
だがこれらは、当たっているが違う。カップルというのは男が「女の子とにゃんにゃんしたい」という感情から、「あのことにゃんにゃんしたいなぁ」となった女の子となんか結ばれちゃっただけに過ぎないつまり男は性欲に負けて女の子とカップルになってんだ!
と俺は思う。
だが大半の男はその事を知らずに付き合っているのだ。まぁそこに関してごちゃごちゃ言いたいのはわかるさ。俺は違うとかそんなはずないとかそういうのが言いたいのだろう。しかしながら、その、あとに言った二つ目の考え方をして付き合った男がここにいる。何を隠そう作者自身だ。
とある放課後。ブラバンだった俺は友達にこう言った。
「セックスがしたい」
………………………いやね?
したいじゃんそりゃ!!!
思ってても意味無いじゃんそりゃ!!!
誰かに言ってもなんにもならんかもしれんがとりあえず言いたいじゃんそういうお年頃だったんだよ!!
その友達 (被害者)の名は小戸くん。小学校の頃から俺に振り回された哀れなる被害者のひとりだ。思えば小戸くんとは色々なことをした……小学生の頃嫌いな人を書くDEATHNOTEもどきを作ったりそれに対してホワイトノートとかいうやつも作ったなぁ……まぁそんなことは置いとく。
兎にも角にもその小戸くんに相談したところ、彼女作れよォと言われたのだ。
なので、彼女を作った。
強引に壁ドンしまくり叩いたり愛を囁いたりして色々端折った結果、須藤というバカな女の子が釣れた。今考えても馬鹿だなあいつ、なんで俺に告ってきたんだ?
ここで俺を知っている人に言う。
俺は決して付き合いたいと思って付き合おうとはしていないのだ!!ただエッチなことがしたいなぁって思ったから手頃な女の子探してはっけ~んしただけなんだ!!
望んでカップルになったわけじゃねぇよチクショゥ!
……ゴッホん、熱くなってしまった。
まぁこれで、俺は須藤さんには恋を求めていなかったというのがわかっただろう。だから、付き合ってその日に夜の公園でハグしたのはあれだ、あのー、あまり突っ込まないでほしい。
そうやって1日ずつ、少しずつ過激になって行ったカップル。ここで読者はこう思うだろう。
「ヤれたんすか?おっおっ?笑」
……残念ながら、ヤれなかった。
結局俺はチキンだったのさ。はっ!その女の子の女友達の部屋に行ってキスとか夜の公園の茂みで押し倒してディープキスとかはしたんだけど肝心な一歩が出なかった俺は!攻めてくれ!もっとそっちから攻めてくれほんと!
この先、幾度となく「この場面……ヤレる!」という展開になるだろう。しかしここでひとつの情報をあげよう。
我、いまだ卒業せず。
結局彼女との中は、あっちからフラれて1ヶ月で交際は終わってしまった。
しかし、このあともまた同じ人と俺は付き合うハメになったのだった……
本当に不思議な話その1。
なぜあいつは俺なんかに告白したんだ……




