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目覚めると

何かもふもふとしたものに頬を叩かれている。


目を開けると天井が見えるとともにヒツジのぬいぐるみが私のほっぺたをぺちぺちとたたいている。


「おっ目が覚めましたね」


「・・・・・ヒツジのぬいぐるみがしゃべっている。いい声で・・・」


「ぬいぐるみ?いつまでねぼけているのですか」


ぼーっと覚醒しきらない頭でぬいぐるみをみる。


ヒツジのぬいぐるみはやれやれと言いたげな態度で私を見る。


「こうちょーうさっきの女の子は起きたかしら~?」


カーテンが開けられると同時に光が入り目に入り反射的に腕で目を覆ってしまう。


ゆっくりと目を開けるとカーテンを開けた張本人だろうか、微笑んでいる女の人がこちらをみている。



綺麗な人だな。そんなことを思いながら寝ていた体を起こし、ベッドから出る。


あくびをしながらカーテンを開けると先ほどの男の子がこちらに気づいたのか声を掛ける。


「おはようございます。体は大丈夫ですか?急に倒れてびっくりしちゃいました。」


心配そうにこちらをみて首を傾ける仕草は何ともかわいらしい。


「ごめんなさい。なんか色々キャパオーバーだったもので・・・」


「ふふっでも目が覚めてなによりだわ~」


「あーえっと」


ヒツジのぬいぐるみをかかえながらこちらへと近づいてくる美女。


「あら、自己紹介がまだだったわね。私は八ヶ代やかしろ 紅花べにばな。保健室の管理者をやっているわ。よろしくね」


先生は目を細めて微笑を浮かべる。


「よっとっ。では七草さんも目覚めたことですし、学院について説明してもよろしいですかね?」


ぴょんと紅花先生の腕から飛び降りテーブルの上へと着地したメリー校長は学院について説明し始めた。








つづく


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