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20世紀シーン3 吉永帰還
余り多くの言葉を喋らないが、若山は良く働き、周囲の付き合いも悪くなく、平凡であるが、戦後復興を急速に遂げる世の中にあって、若山の生活は、戦前も戦後も変わらないようなゆったりとして平和な、現在は空襲も無い生活に満足しているようであった。又、彼が新庄と今名乗っている以上、若山の存在は、どう言う体験をしてきたのか、彼も言わなかったし、周囲も聞く事も無かったからその情報が漏れる事は無かったのである。
「お前・・」
突然訪問した屈強の体をした、金城と言う沖縄出身の大男を見て、石橋は驚いた。




