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20世紀シーン3 吉永帰還
「石橋少尉殿、お久し振りです!」
「おお、無事に帰還していたんやな、金城」
「はっ!」
「まあ、奥に行こ。ゆっくり話を聞きたいしな」
どうやら、金城は、石橋直下の部隊長であり、歩兵を指揮していた人物のようだった。
「戻られてすぐ店を?立派なカフェですね、少尉殿」
「今は、一店主、もう階級で自分を呼ばんでもええよ、金城君」
普段必要以外余り多くを語らなかった、寡黙な石橋だったが、この金城は、信頼出来る男であったようで、二人は杯を傾けながら、
「ほうか、今は定職が無いんか、分った。ちょっとな、輸入を扱う仕事で信頼出来る者を募集しとったとこや、君、やってくれへんか?金城君」
「はっ!しかし、あの玉砕の中で、一死を授かったのは、少尉のお陰ですから」




