地震台風竜巻いっぺんに起こり過ぎじゃない?
「は!!何か来る!」
「え?何?また怪物?」
「地震、台風、竜巻最悪だ・・・」
「さっきから何をブツブツ言ってるのよ!」
「ブルースター!バリアをはれ!できるだけでかいやつだ!!」
わけがわからなかったけど、嫌な予感がしたので、バリアを張った。
「わかったわ!スタードーム!」
そうして、黄色のドームが私達を覆ったと同時に地震が発生した。
「きゃあああああああああああああ!」
「何?地震?」
「みんな下を向けええええええ!」
うううううう。重圧がすごい。
「きゃあああああああ。風だああああ!!瓦礫が飛んでる!!それに竜巻も!」
「台風だ!!」
ちょっとちょっと嘘でしょ!!いくらなんでも起こりすぎでしょ!!
「ねえ!!ファイヤーキング!バリアが壊れそう!!耐えられない!!」
「頑張って耐えろ!!!」
バキッ。やばいひびが入った!バキバキバキっ!!
「やばい!!もう割れる!!」
「くそっ。俺の下に隠れろ!!」
バキッ!バリアが完全に破れた。
「うううあああああああ。」
「ファイヤーキング!!」
どれだけの時間がたっただろうか。気がつけば悲惨な状況だった。
「ファイヤーキング!大丈夫?」
「ああ。龍のウロコは硬い。」
「良かった。無事で。」
「・・助けてくれ・・・」
なにこれ。悲惨。見たくない。大切な人を失った人の嘆き。
「俺達の力では、守りきれなかった。そんなに落胆するな。ブルースター。」
「でも・・・」
「どれだけ最強の魔法使いでも自然災害を止めることはできない。」
「そうですよ。」
「そうね。でも、私は、こんな状況これから絶対見たくない!だから、私もし戦いでそうなってしまうのだとしたら私は、必ず守る!!」
「・・・この出来事がお前にとって原点になるのかもな。」
「なにか言った?」
「嫌。なんでもない。もうすぐ救急隊が到着すると思う。余震が起こる可能性もある。助けたいが、自分の身をまず守らなければならない。この場所を急いででよう。」
「ええ。」
「今夜は野宿になりそうですね。姉さん。」
「姉さんってよんでくれるの?!ありがとう!嬉しい。」
「ふふっ!それより食料はどうするのですか?」
「さっき買っといたの!」
「はあ!!尊敬します!!姉さん!」
「おい!!俺が予測したからだぞ!」
「あなたの話は聞いていません。」
「なんで俺にだけそんな冷たいん。」
私サラにお姉さんって呼ばれて、完全に母性本能が芽生えてしまった。そして、寝るところを作る時にサラが困っていると、助けてしまう。良いことなんだけどね。
「ねえ、サラ。アップルパイ半分上げる。」
「良いのですか?ありがとうございます!」
幸せそうに食べる姿を見て、なんというか恋とはまた違う感情が込み上げてきた。
「明日は早く出たいから、もう寝ましょう。」
「ええそうね。おやすみなさい。姉さん」
「お休みサラ。ファイヤーキング!」
そうして、とてつもない疲労感を感じていたので、すぐに寝てしまった。




