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サラの過去

私の名前は、サラ。8歳。私は、貧乏な家に生まれた。魔法も最弱魔法と言われていたので周りの人達からいじめられることも多かった。カインドキング国に住んでいた。親切な王という意味。周りからの評判もいい。でも、実際は、クソ野郎。私達の国では、2つの風習がある。1つ目14歳になったら、宮殿に参り、挨拶に行く。2つ目王様の気に入った女性は、結婚していても、強制的に夜の遊びをさせられる。その人達は、宮殿に招待される。でも、女性に取っては、地獄。好きでもない人と体の関係を持つというのは、苦痛だ。そして、逆らえば、見せしめとして、夫や、子ども、友人など、殺される。そして、私の母もそうだった。

 「なあ、ここから逃げよう。俺は、お前の体があいつに汚されるなんて、耐えられない。」

 「無理よ。サラもいるし。逆らったら、みんな殺されてしまう。大丈夫よ。いつかは、戻れる。王様のお気に入りからはずれれば強制的に退去されるし。」

 「でも、、、。」

 「あなた、サラのことをよろしくね。」

 「・・・わかった」

そうして、母は私が6歳のときに宮殿に連れて行かれた。母親からの仕送りは、多く、食事は、前より贅沢なものに変わった。でも、幸せではなかった。そうして、ある時母から手紙が届いた。

 「サラ。元気にしてる?7歳の誕生日よね。王様に娘の誕生日は祝ってあげたいとお願いして、手紙を送ることを許してもらったの。誕生日プレゼントに私の手作りのパワーストーンミサンガ。ブラックとグレーで作ったわ。あなたは、小さい頃から、本気で怒ったときとかは、炎のように暴走することが多いから、ときには、心を落ち着かせて、冷静に判断しなさい。そして、これは、バリアミントの杖。私が魔法で使っているものよ。ミントのバリアが出せる。いざという時は、これで守りなさい。王様は、厳しいから、これが最後の手紙になるかもしれないけど、体に気をつけて。そばにいなくても私があなたを守っているから。」

私は、母が何を伝えようとしたのかは、分からなかったけど、父に呼ばれた。

 「今すぐ、荷物を詰めろ。知り合いの馬車に乗せてもらう。お前は、この国をでろ。」

 「どうして?」

 「母さんは、脱獄するんだ。宮殿から。」

 「え?そしたら、みんな殺されちゃう。」

 「だから、今のうちにお前を逃がすんだよ。」

 「お父さんは?」

 「俺は、母さんの脱獄を手伝う。1年後にここの国の国境で会おう。」

そういって、有無言わさず、馬車に乗せられた。

 「私、お父さんと離れるの嫌だよおお!(泣)」

 「これは、お前のためなんだ。俺だって悲しい。必ず1年後会おうな!」

 「おとうさああああああああん!」

私は、離れていく父をみて、私は、泣きじゃくっていた。

 「辛いだろう。でも、たった一年だ。俺のところで、過ごせば良い。また、送ってってやるさ。」

私は、馬車のおじさんは、いい人だと思っていた。でも、連れてこられたのは、牢。

 「ちょっと!!ここから出してよ!!!お父さんにお金を貰っておじさんのところで、面倒を見てもらうんじゃないの?」

 「お前の父親も馬鹿だなあ。あんな王様の国を簡単に脱獄できる馬車が真っ当な人間なわけ無いだろうう?」

 「そんな!!!ひどい!!」

牢の中には、4人いた。

 「だまれ。お前をこれから大富豪のところへ売りつける笑笑お前は、病気で死んだ。そう伝えておくから、安心しろ笑笑」

そう。父は、人身売買の人に騙されてしまったのだ。そこから、更に地獄が始まった。食事は、ろくに与えらず、どんどんやせ細った。1ヶ月後4人のうち2人は、餓死してしまった。

 「ちっ。健康な子どもはいねえのかよ。」

私は、2人の子どもたちと仲良くなった。二人は兄弟のようだ。一番上が、12歳。名前は、カルミア。黒色の髪に黒色の瞳。妹が、10歳。名前は、セビョク。濃い青と紺が混ざったような色のショートヘア。

 「なあ、俺達脱出しねえか?こんな生活もう耐えられねえ。」

 「そうね。てゆうか、あなた名前を聞いていなかったわね。」

 「サラ。」

 「サラか。私は、セビョクよ。夜明けって意味。前に流行ってたでしょ?イカゲームというドラマ。そのカン・セビョクと同じ名前。母親がセビョクの大フアンでさ。それで、セビョクって名付けられたの。まあ、夜明けに生まれたのもあるし。あ、名字は、違うよ。」

 「俺は、カルミア。よろしくな。」

そうして、私達は、脱出の計画を練り始めた。

 「実行するなら夜。仲間たちは、みんな9時には寝る。そこをついて逃げましょう。」

 「そうだな。セビョク。あ、そうだ!!俺、実は、ポケットにナイフを2本隠しこんでるんだ。」

 「すごい!」

 「俺達は、もともと野生で暮らしてたからな。親に捨てられたんだよ。母親はさ、父親に暴力を振るわれてて、俺達をおいて、逃げ出してしまった。それに続いて、俺達も逃げて暮らしてたら、捕まったって訳よ。」

 「大変だったんだね。ナイフで、窓の鉄格子を切るってこと?」

 「ああ。今夜実行しよう。」

そうして、計画の準備を始めた。

 「お金ないし、当分の食料を買うお金を持っておかないと行けないんじゃない?」

 「そうだな。セビョク。空間を把握できるんだよな。」

 「ええ。夜明けだけね。でも、これは私の魔法の力じゃないの。最弱ランクだけどね。私は、生まれてから手に入れたものじゃない。努力して手に入れたの。気配とか狩りで鍛えた。」

 「それでもすごいよ!!セビョク!」

 「ありがと。サラ。んで、私がお金を盗めば良いわけね。」

 「俺は、鉄格子を切って入口のところまで、セビョクを送っていくよ。サラは、倉庫で縄と、拳銃を3つさがしてくれ。護身用だ」

 「わかった。」

そうして、計画が大体決まった。


30分後無事鉄格子が切れた。

 「危ないから気をつけて。セビョク。先に降りて、サラをキャッチしてくれ。」

 「わかった。」

バタン。 

 「もう降りていいわよ。」

 「よいしょっ!」

バタッ。

 「セビョクありがとう!!じゃあ、カルミアのこともキャッチしてあげて?」

 「待って。あいつ入ったときから、怪しいと感じてたんだ。わたしたちは、本当の兄弟じゃない。父親の連れ子で私の事もけなしてた。でも、私が逃げる時に待って。俺も実は父さんに暴力を振るわれるのが怖くて、一緒に逃げようって言ってきたんだ。だから、倉庫に行ったら荷物だけもってすぐにとびだせ。すぐ底の森の入口で待ってて。」

 「でも、、、。」

 「あんただけでも逃げ切ってほしいからよ。」

 「わかった」

 「俺も降りるぞ〜」

ドサッ。そして、全員飛び降りた。

 「俺とセビョクはいってくる」

私は、倉庫に向かった。 

 「ひいっ!!中に狼の子どもがいる!!怖い!!誰か助けて!!」

狼は威嚇している。そうして、何分か向き合った後襲いかかってきた。

 「いやっうグッ。」

私は誰かに口を抑えられた。

 「静かに。騒いだらバレるよ。」

 「カルミア。」

 「やっぱりサラだけだと危険だと思ったから来た。」

 「ありがとう。助かったわ。」

やっっぱりカルミアは裏切り者じゃないよね。

 「じゃあ、一緒に逃げようか。」

 「セビョクは?」

 「あいつは、死んだ。井戸に落として死んだ。まあ、当然の報いさ」

 「え?」

何を言ってるの?

 「セビョクは、俺に従順だと思ってたのに。昔から。あ、。サラは昔の話知らないか。実はね、僕は父親の味方。ほんとは、血はつながってない。俺は、セビョクをいじめるのが大好きだった。そうして、あいつは、俺のいうとおりになった。でも、今日ボスと僕の喋ってる姿を見つけて。まあ、ボスは、父親なんだけどね。僕が捕まるように仕向けたんだけどね。あいつは、やっぱり怪しいと思ってたのよ!サラはもう逃がしたわ。僕にずっと従順だと思ってたのに、最低だろ。御主人様を疑うなんて。だから、ボコボコに殴って井戸に突き落としたよ。」

「え?冗談だよね。」

「本当さ。セビョクは思ったより賢かったみたいだね。ああ、その顔そそるよ。その怖がってる怯えてる顔!!さいっこう!!僕がかわいがってあげるからね。」

 「いやあああああああ!!やめて!!近寄らないで」

 「ゴチャゴチャうるさいな。騒ぐんじゃないよ。いい加減言う事ききな。」

私は頬を殴られた。

 「いたい!!」

 「言う事聞かないと殴るから。今からきちんと教育しないと。」

そういって、私は無理やりボスの所に連れて行かれた。

 「連れてきたよ。」

 「わかった。言う事聞かねえとセビョクみたいになるからな笑笑」

私は、全身が恐怖で震えた。今まで信頼してたやつがこんなにひどいやつだったなんて。

 「おい!!カルミア!!こいつを外の柱に縛り付けとけ。しっかりおぼえさせないとな。」

そうして、私は下着姿で外に出された。夜風がすごく寒かった

 「寒いよお。」

今にも死ぬそうだったときある女の子が現れた。

 「サラ・・・」

 「セビョク!!大丈夫?」

 「うるさい。縄をほどいてあげるから全力で逃げなさい。アイツラはもう寝たわ。」

 「嫌だ!!。倉庫に行こう」

 「あっちょっと」

私は、支えながら倉庫に行った。

 「ジャージに着替えて行こう」

 「うん。ありがとう。あ!!狼がいるのを忘れてた。」

 「え?」

がるるるるる。やばい!!!食べられちゃうよ

 「大人しくしなさい。」

くうううん。え?

 「え?すごい!!セビョクすごい!!」

 「この狼は、私の使い魔。そう言ってる。」

セビョクって何でもできるんだね。

 「一緒の逃げよう!!」

そして、森に向かって走り出した。

 「そうはさせないよ。」

 「カルミア!」

 「なんで?寝てたんじゃないの?」

 「まあ、逃げる想定も考えた」

 「もっと早く気づくべきだった。あんたの名前。カルミアは裏切りを意味する言葉だってことを!」

 「はっはっはっ!!俺のほうが賢かったみたいだね。サラ。こっちにおいで!!今こっちに戻ったら本当の家族としてかわいがってやるよ。」

 「サラッ!!行っちゃだめ!!」

 「・・・」

 「サラ?」

 「本当の家族はお前らが騙したお父さんだ!!うわああああああ」

私はカルミアに向かって体当たりした。

 「サラ!!危ない!!」

 「セビョク!!!」

 「うう。」

 「はっはっはっ!!今度こそ終わりだああ!!」

セビョクが刺された!!

 「この野郎!!ぶち殺してやる!!」

あっ!!セビョクがさしかえした。

 「あああああああっ!」

 「俺の息子になにするんだ!!!」

 「さらっ!!今のうちに逃げて!!!」

 「・・・でも!!」

 「必ず生きて帰る!だから、早く逃げろ!!この馬鹿!!」

 「・・・・わかったわ!!」

そうして、死にものぐるいで走ったところで怪物と鉢合わせた。


 「だから、敵を取りたいんです!!だから、一緒に来てくれませんか?」

 「大変だったのね。わかった!!手伝ってあげる!」

 「この俺様に任せておけ!!なんてったって神だからな!!」

 「あっ。あなたは良いです。見るからに弱そうなので」

 「はああああああっ!!!」

喧嘩ばっかりだわねええ。ほんとに。

 「はっ!!なにか来る!?!」

え?


 


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