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めんどくさがり、何もせず過ごす。

目が覚めると、ルナはまだ寝ていた。毛布にくるまって、雪のような顔は緩んでいる。


しばらくすると、アホ毛を跳ねさせ、瞼がわずかに開いたとろんとした目で、


「おはよ…」


と、呂律も怪しく起きてくる。


無防備にもほどがあるが…まあ、俺に助けられたってことは認知してるらしいしから、無理もないだろう。


書いた書類を渡された鞄に入れて、魔法で着替えて、まだ寝ぼけているルナに話す。


「午後過ぎに帰ってくると思うから、それまで待てるか?」


「ん、そのくらいなら、寝てれば一瞬。」


…もしかして、寝るの好きな感じか?



教室に入ると、誰もいない。早く来すぎたようだ。


ホームルームが始まるまで寝る。


目が覚めると、全員が座っていて、先生が入ってくるところだった。



特に重要事項はなし。必要な書類を出して、オリエンテーションと各授業の体験が今日、明日、明後日の3日で行われる。


まあ、魔法練習用の部屋があったり、科学と魔法で実験室が別れていたりすること以外は特に印象に残ることはなかった。


授業もおおよそ想像通り。というか、目的は学問を収めることではなく国民になることなのだから最低限聞いてるだけでいい。


特に何事もなく1日を終える。試験以外で目立つようなことはしていないのに試験のことについては答えないのだから、人が寄ってくるわけがない。


寮に戻ると、ルナがまた毛布にくるまってすやすやと寝ていた。


揺すって起こすと、しばらくもぞもぞとしたあとに、とろんとした目で起きてきて、ふらふらと後ろをついてくる。


椅子に座ると。何の躊躇いもなく俺の膝の上を占拠し、またうつらうつらと舟を漕ぎ始める。


立ち上がるに立ち上がれず、大して起こす理由があるわけでもないので、一日を浪費するのだった。

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