第十六話『一日目の終わり』
天津猫です。家の事情で少し更新が出来ていませんでしたが、明日も投稿出来るように頑張ります。
それではどうぞ!!
第十六話『一日目の終わりと夜の秘密の女子会』
爆弾が投下されたような土煙を上げ。ドサッ、誰か…いや、アルメルトか桜のどっちかが倒れる音がした。立っていたのは————
「はぁ、はぁ、うっ」
————アルメルトであった。体中が傷つき、血が流れ、立っているのが不思議なほどだ。エクスカリバーを地面に突き刺し支えにしないと立っていられないようだった。それに対して桜は完全に気を失い、地面に倒れ込んでいた。
「ゴールの旗を、抜かないと。はぁ、はぁ、くっ」
体を引きずりながらゴールである、旗を引き抜こうとするが。アルメルトは止まり、後ろを振り向いた。
振り向いた先には意識を失い、倒れ込んでいる桜の姿があった。
アルメルトはため息を付きながら、桜に体を引きずりながら近づいていく。アルメルトは自身の甘さに悪態を付きながら、気を失っている桜をおんぶして。ゴールの旗を——引き抜いた。
〚決着ぅううううう!!!!! アルメルト選手が桜選手をおんぶしたままゴールだぁあ!!!! イチャイチャしやがって! そのまま地獄の業火に焼かれてしまえばいい!!〛
〚どこかのスケルトンが言ったようなセリフだけど、まぁ初日にの一種目から最高の試合を見せてい頂きました。アルメルト君と桜さんに大きな拍手をお願い致します〛
パチパチパチパチパチ!! 大歓声と共に多くの拍手がアルメルトと桜に送られる。そのままアルメルトは多くの観客たちに見守られながら、地上に戻るワープゲートに入り、医務室へと向かっていった。
「ひゅ~う! アルメルトにも春が来たね~」
「陽太の言ってることは無視するとして、……初日から見せてくれたね」
「ああ、陽太の発言は無かったことにするとして、凄かったな」
「まさかお互いが全開を使えるなんて驚きでしたね。陽太さんの発言は無視ですが」
「陽太は無視が正解だね」
「お前らそろそろ俺は泣くぞ!」
自業自得である。
アルメルトと桜を茶化した発言をなぬい達は冷たい目で見つめ、無視をした。
その後はサクサクと終わった。特に変な事は起きなかった。強いて言えば————
「何よあの刀の打ち方! こうしちゃいられない!! その手を放しなさい晴命!!!」
「何乗り込もうとしてるんだサヤカ!!」
————サヤカが競技に乗り込もうとして、晴命を筆頭とした観客たちが止めた(いつものメンバー)。サヤカはソムアイ7の仕事によって、刀鍛冶の幻想郷にでる事が出来なかった。理由はそれだとなぬい達は確信した。
だったり。他にも————
「なぁ、……千人斬りってさ、リボルバーでやった方が良くねぇか?」
————陽太の失礼すぎる発言により、陽太がモザイクを掛けられる程の怪我を、アルメルトに負わされぐらいであった。
そんな事があって今は夜である。
「グピー、グピー」
なぬい、爆睡!!! なぬい、完全なる1人部屋!!!! なぬいは連合祭が始まる前に、連合祭の際に泊るホテルの部屋決めをする事になったのだが、中々決まらないのでジャンケンをする事になった。
一人部屋は何をするのも自身の自由の為、超絶人気なのである。
「「「「「ジャンケン、ポン!」」」」」
「パー」←なぬい
「グー」←陽太
「グー」←アルメルト
「グー」←晴命
「グー」←牛丸
まぁ結果は予想道理であった。
一方。負けた者達はと言うと————
「ふんっ!」
「おらっ!」
「死ねっ!」
「寿限無寿限無、五劫のすり切れ、海砂利水魚の水行末、雲来末、風来末、食う寝るところに住むところ、やぶらこうじのぶらこうじ、パイポパイポ、パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコピーのポンポコナの長久命の長助。の‟け”だぜアルメルト!」
「もう……む……り」
何故か同じ部屋になってしまった浩介、牛丸、晴命は命を賭けた枕投げ。陽太はアルメルトに長文のしりとりで無双。カオスである。
「あ、やべ! もう部屋に帰んないといけない時間だ!! そう言う事だから、また明日な!!!」
「「「「おやすみ~」」」」
ここで陽太は部屋に帰る時間になった。陽太はその後のジャンケンで勝ち、2人部屋を勝ち取った。では、そのもう1人は誰か? 予想が付くだろう。
「遅いよ陽太、……もう部屋に戻る時間をオーバーしてるよ」
「ごめんごめん。それにしても随分とまぁ————」
黒波有馬。実は女だと隠している有馬が陽太と同じ部屋になったのだ。
だが!
「猫のコスプレとはなぁ~?」
「べ//、別に良いだろ//、これしか今日は無かったんだから//」
有馬の姿は猫のフードを付け、ピンク色の可愛らしいパジャマ姿であった。
陽太以外の生徒が今の有馬の姿を見た瞬間、強引にでもベットに連れていくだろう(※有馬に本気で抵抗される事は想定されていません)。
「似合ってるぜ!」
「な//、な//」
「どうした?」
「何でもない! そんじゃお休み//」
「おう! お休み!!」
有馬は赤面しながら大声を上げ、そのままベットの毛布に包まり、寝てしまった。陽太は不思議そうに眠ってしまった有馬を見つめていた。何故か? プシュー、有馬の頭から湯気が出ていたからであった。
「(何だ……あれ?)」
そんな珍光景を見ながら陽太もベットに横になり、眠る事にした。
一方。レイナはと言うと————
「(この階段を上がれば、1人部屋に居るなぬいさんに会える!)」
————なぬいに会いに行こうとしていた。
だが、此処でレイナにとっての最大の壁が立ちふさがる。
「あ! レイナじゃん、何してるの?」
「ひゃあ!?……ってサヤカじゃない、驚かさないでよ!」
「レイナこそ何してるの?」
「(はっ! まずい、このままではサヤカに私がなぬいさんの居る、部屋に行こうとしているのがバレる!……そうだ!)えっとね、温泉に行こうかなって!」
「レイナも! 私も今から温泉に行こうって思ってたの!! 一緒に行こうよ!!!」
「い、良いよ」
一旦この場面を切り抜けたレイナはそのまま、サヤカに付いて行き、温泉に入る事になった。しかし、どうやら先客がいたようだ。
「あら、あなた達も温泉に入りに来たの?」
「副会長!?」
「な、何故、貴方が此処に居るの!?」
「アリス!」
シルビアとアリス。そして、その後ろに3人程の女子生徒が温泉に浸かっていた。
今回も最後まで読んでくれてありがとうございます。次回の温泉会をお楽しみに!
それではバイバイ!!




