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チートすぎる能力を持つ愚か者が序列制度がある学園と学園外でも無双する  作者: 天津猫
第二章『最強学園決定戦!絶対勝利vs下剋上』
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第十五話『騎士vs侍④』

天津猫です。前書きに書くネタが無くなってきましたが。是非最後まで読んで頂けると幸いです。

それではどうぞ!!

第十五話『決着。騎士vs侍④』


〚さぁお互い一年生でありながら全開を使えるという、最高な場面なのですが……そろそろ私は飽きてきました。さっさと終わってほしいです〛

〚命。それは思っても口にしてはダメだし、残り時間と全開を解放しておける時間は残りが同じだから、だからもう少し実況を頑張って〛


 スクリーン上に映し出されている映像を見て、さっきまで実況をしていた雨宮だが、飽きてきたようで、本音を暴露しまくっていた。それを説得している晴社には観客席側にいる人たちは、頭が上がらなかった。


 きっとこの世界で唯一と言っていい程、雨宮命を制御できる人物であろう。


〚晴社がそんなに言うなら…………さあ! 盛り上がっていきましょう!! 残り時間5分の文字通り最後の戦いです!!! さっさと終わって——ああ!間違った〛


 どこか本音が混じっていたが、何とかいつもの実況に戻った雨宮であった。


 一方。スクリーンの先では激しい戦いが繰り広げられていた。


 アルメルトは圧倒的なスピードで桜に攻撃を仕掛ける。桜は自身が持つ剣術センスを極限まで引き上げアルメルトへと攻撃を仕掛ける。


 「(桜の戦闘スタイルは、二天一流による技の種類の多さとカウンターを出来る技術力。そして、一番厄介なのは目(・)だ! あの目が元からソムニウム学園の中でもトップレベルでヤバいのに、桜の全開『大剣豪の人生(武蔵無双伝説)』によって更に目が良くなた!!)」

 「(アルメルトの戦闘スタイルは、あの厄介なスピードと臨機応変に立ち回れるほどの頭の回転速度。何より恐ろしいのは適《・》応(・)力(・)だな 我の攻撃を避けるのは勿論、初見の攻撃さえも避ける程、あの一瞬で我の二天一流に適応している)」


 アルメルトと桜は激しい戦いの中でお互いの戦闘スタイルを研究していた。アルメルトは一旦距離を取る為に離れようとしたが、桜はそんな事を許すはずが無い、と言うように接近してくる。だが、アルメルトはそれを分かっていたのか、エクスカリバーを勢いよく地面に突き刺した。


「<円卓の13の騎士><聖杯を手(ガ)にした(ラ)最も純(ハ)潔な騎士(ッド)>」

「!?」


 アルメルトがエクスカリバーを突き刺す。そして、十字の巨大な盾が何個も現れる。いきなりの事で反応が遅れた桜は十字の巨大な盾に弾かれてしまう。


 「『始まりの12の力』の内、最後に創造主が作ったとされる。能力『親が与(ロード・)えた最(フィニス・)後の銀(ウィア・)河の盾(ラクテア)』の模造品だけど、今の君ならこれでも十分だ!」

 「まさか我でも知っている、あ(・)の(・)ガラハッドの能力の模造品を使えるとは……」


 カチッ!


 「ここで解説」

 「レイナと!」

 「なぬいの」

 「教えて! なぬい先生~!!」


 突如。アルメルトや桜だけでなく、世界の時が止まった。そして何故かなぬいとレイナが何処かに話し始めた。


 「なぬい先生! 今日は何を教えてくれるんですか!」

 「落ち着きなさい生徒レイナ、今日は『始まりの12の力』の持ち主と継承についてです。静かに聞いていてください」

 「了解であります!」


 何処から出て来たのか黒板と机と椅子が出てきて、いつ着替えてたのか、レイナはセーラー服を着て、なぬいはキッチリとした教師服を着ていた。


 「今回はアルメルトの使っていた技。<聖杯を手(ガ)にした(ラ)最も純(ハ)潔な騎士(ッド)>にも使われていた、アルメルトのご先祖様のアーサー王の物語。アーサー王伝説に登場する、聖杯の騎士ガラハッドについて解説していきます」

 「はい! 分かりました先生!!」

 「彼は現在分かっている『始まりの12の力』の中でも珍しく、正当な血を引いて能力を持っていた人物の内の1人です。正当な血、とは『始まりの12の力』を一番最初に持った。つまり、創造主によって作られた最初の12人の血を引いた者、というわけです」

 「はい先生! 質問です!!」

 「何でしょうか生徒レイナ?」


 なぬいが黒板に書きながら解説をしていく。そこでレイナが元気よく手を上げて、なぬいへと質問をした。


 「ガラハッドはランスロットの息子ですが、ランスロットも『親が与(ロード・)えた最(フィニス・)後の銀(ウィア・)河の盾(ラクテア)』を使える可能性があったんですか?」

 「良い質問ですね生徒レイナ、これについてはNOです。ランスロットは『親が与(ロード・)えた最(フィニス・)後の銀(ウィア・)河の盾(ラクテア)』を使う資格が無かったと推測されています」

 「資格が無い?」

 「ランスロットが何をしたか思い出してみろ」

 「あ!」


 ランスロットがアーサー王伝説で何をしたのかを思い出したレイナ。そして納得する、あんな事をすれば資格が無いのは頷ける。


 「よって、円卓の中でも最も純潔な騎士、と言われたガラハッドが使えてもおかしくないと言うわけだ。今日の解説はここまで」

 「はい! ありがとうございました!!」


 そう言って2人の謎の授業が終わった。


 カチッ!


 「僕も、君も、お互い限界みたいだね。はぁ、はぁ」

 「そう、だな、ならお互い、次を最後の一撃にしよう」


 世界が動き出した。しかし既にアルメルトも桜も満身創痍であった。


 「<円卓の13の騎士><ここに誓うは希望の聖剣><星々を照らす道しるべ><名乗ろう><我、希望の騎士である>」

 「<二天一流><全てを断つは我が剣技><山を空を海を><名乗ろう><我、無双の大剣豪である>」


 2人は同じように詠唱の様なものを始める。そして、それぞれ自身の最後の攻撃を放つ。


 「<闇を撃(エクスカ)ち滅ぼ(カリバー・)す希望(ボロス・)の聖剣(アーサー)>!!!」

 「<二天無双斬>!!!」


 互いの全てを掛けた一撃は大きい立ち煙を上げた。




 


今回も最後まで読んでくれてありがとうございます。なぬいとレイナの解説はこれからも増やしていく予定なのでよろしくお願いいたします。

それではバイバイ!!

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