第十話『開幕』
天津猫です。要約自分が書きたい話が書けるようになります。是非最後まで読んで頂けると幸いです。
ではどうぞ!!
第十話『開幕』
レイナとアリスは頭をぶつけ目元で火花を散らす。流石にそろそろ止めようと、なぬいと壮馬はそれぞれ脇に腕を入れ引き離す。引き離しても未だに睨み合うレイナとアリスになぬいと壮馬はため息をする。
「お互い大変だな」
「ああ……そうだな」
「覚えておきなさいレイナ!、今回こそ貴方のその顔面を涙一色に変えてあげるわ!!」
「そっちこそ!、負けて泣いてそこの黒髪の子に慰めてもらわないといいわね!!」
「「フン!!」」
「「はぁ~」」
負けず嫌いな似たも同士の女の子。苦労人な似た者同士の男の子。
「なぁ…レイナ」
「ねぇ…アリス」
「「ホテルの場所は同じだから暫くは一緒だぜ(よ)」」
「「あ」」
気が付いたように声を漏らすレイナとアリスの2人、お互い冷や汗をかきながらホテルのある方角に振り向き、言葉を詰まらせながら声を交わす。
「と、と、とりあえず一時休戦、というわけで」
「そ、そ、そうね」
「「はぁ~」」
2人は荷物を持ったまま早歩きでホテルのある方に向っていた。そして、なぬいと壮馬は本日二回目のため息を吐きながら、同じくホテルに足を進めるのであった。
————数時間後
アースの競技場では開会式の準備がされていた。それぞれの学園の出場選手とサポート選手が集まり、アースの競技場のフィールドの方に立ったまま始まりの合図を待つ。そして、遂にその時がやって来た。
〚ただいまより。第120回目の連合祭を始めます……一同礼〛
皇王との一騎戦も実況を務めた雨宮の声が響き渡った。また、一騎戦の時とは違い、しっかりした声で放送をしていた。ソムニウム学園の一年生達は少し残念そうな顔をしていた。何故なら誰もが雨宮の元気で笑いありの放送を期待していたのであった。だが、その気持ちも一瞬で何処かに行ってしまった。
〚だぁああああ…もうめんどくさい!!!、生徒、教師、貴族、王族、観客たち、盛り上げってるかぁあああああ?〛
「「「「「「「「「「おぉおおおおおおおお!!!!」」」」」」」」」」
やはり雨宮はこうでなくては。王族たちも笑いながら雨宮の放送を聞いている。
〚今年で120回目になるこの連合祭!、分かってるとは思うけど、この連合祭は最強の学園を決める大会……いや、大祭り!!、最強を決める方法は簡単。競技で殴って蹴って相手をブチのめせ!!!、本当は王様が宣言するけどもうめんどくさい!!!!、連合祭開幕じゃぁああああ!!!!!〛
「「「「「「「「「「うおぉおおおおおおおお!!!!」」」」」」」」」」
観客席だけでなく貴族や王族が座る場所からも多くの歓声が上がった。これには流石のなぬいも笑みをするのが禁じ得ない。何だかんだで始まった連合祭の開幕宣言。
〚自己紹介が遅れたちゃった。私の名は雨宮命!、今年の連合祭も実況を務めさせていただくよ!!、そんでもって私の横に居るのは私の相棒〛
〚今年も連合祭の解説役にさせていただいた晴社相馬です。よろしくお願いいたします。〛
〚長話はスッキプして毎度恒例の連合祭のスケジュールについて説明するよ!、連合祭は合計で四日間の祭り。一日目には‟剣王への道”‟鍛冶師の幻想郷”‟千人斬り”の三種目が行われる〛
〚今日は主に剣の能力を持つ生徒達が出るでしょう〛
〚では早速行ってみよう!、最初の種目は……‟剣王への道”!!〛
雨宮の声と連動するように競技場には上に伸びるアスレチックの様なものが完成していた。そして、頂上と思われる場所には円の形をした台がポツン、と置かれている。
〚‟剣王への道”にでる選手が全員揃いました!、それでは…………開始!!〛
遂に開幕の連合祭!、勝つのはいったいどこの学園なのか。誰にも分からないからこそ面白い。第一節開幕!!
今回も最後まで読んでくれてありがとうございます。次回からは少し長くなると思います。長く書くために読者の応援が必要です、是非この小説が少しでも面白いと思っていただけると幸いです。それどころか間違っている場所はバンバン指摘してもらえると幸いです。
それではバイバイ!!




