第六話『プロヂュース』
天津猫です。最近は連合祭の話の内容は出来てるのにそれに繋げるまでの話が中々作れないです。その為、今回は短いです。それでも最後まで読んで頂けると幸いです。
ではどうぞ!!
第六話『プロヂュース』
大広場は歓声に満ちていた。ソムニウム学園に居る三大美少女の3人、折夏レイナ、シルビア・アデュラリア、雀那朱織が勢揃いしているからだ、周りからは————
「俺……今年の運を全部使い果たしちまったかも…………」
「く~う!、天然で可愛いレイナちゃん、クールで氷の女王シルビア先輩、努力家で真っ直ぐな性格の朱織先輩……全員が眩しい!!」
「同じ女子として格が違う……嫉妬何てものが生まれないぐらい!」
————ここはアイドル会場か、と言うレベルの周りの歓声の中、朱織はなぬいに向って足を進めていった。レイナは何故かなぬいに近づいて来る朱織にレッサーパンダの威嚇を向けている。周りの生徒達は可愛いペットを見る目を向け、陽太達は「また天然が発動してるなぁ~」と思い、なぬいは「誰に威嚇してるんだ?」とこちらは鈍感を発動させていた。
「あなたよね……今年の規格外な生徒は?」
「まぁ…あんまり自覚は無いですが……そうなんじゃ無いんですか?」
「へぇ~……顔のパーツは全部一級品だね~」
なぬいの目の前に居るのはラズベリーピンク色のストレートな髪をして、宝石のツァボライトの様に透き通る瞳、決して大きい訳でもなく小さい訳でもない普通の大きさのあそこに、これは確かに三大美少女になれる訳だ、と心の中で思ってしまうなぬい。そして、そのなぬいにさらに顔を近づけてた。
「君…名前は?」
「……荒波なぬいです」
「じゃあ…なぬい……あなた。ソムアイ7のグループのマネージャーにならない?」
「………………は?」
「「「「「「「「「「「「はァアアアアア!!!!!!」」」」」」」」」」」」
いきなりすぎる提案に放心状態になるなぬい、阿鼻叫喚な大広場。
「だってなぬいは私たちに告白とかしてこなさそうだし」
「確かに……なぬいは鈍感を超える鈍感王だからな……」
「ストーカー被害に遭いそうになってもストーカー本人を倒しそうだし」
「嫉妬で襲ってきた奴らを瞬殺出来そう……」
「なぬいさんはあげません!!」
「このモテクズ男!!!」
「はぁ~」
それぞれが固有な事を言い出した。周りからは嫉妬と敵意や殺意がなぬいに向けて一斉放火されていた。
「嫌ですけ」
「あ!、即答」
あっさり断ったなぬい。それに少し嬉しそうに返す朱織、呆れた表情でなぬいを見守る陽太達、ホッ、と胸を下すレイナ、治まる事のない暴走寸前の生徒達といった。
「まぁ良いよ…断れるとは分かってたし……」
「それよりも…生徒会長はさっきから何か言いたそうだぜ~」
「「「「「「「「「「あ!」」」」」」」」」」
「君達ね…………」
眉をぴくぴくっと動かしながら笑っている堀咲が後ろを向くと立っていた。そう、最初は堀咲がなぬい達に話しかけていたのを途中で朱織が割り込み、全く別の話になったのだ。シルビアは顔は無表情でも心の名では「少し怒っている堀君可愛い//……飼いたいなぁ~」なんて恐ろしい事を考えていた。
「はぁ~もういいよ」
「なんかすいません……」
「謝るな…こっちが虚しくなる…………て、違う!、僕が言いたいのは…なぬい君、君の満点についてだ」
「…………」
「まず…この一年の期末テストでは全教科満点を取れる確率は0.000000000001%ほどだ」
「「「「「「「「「「えぇええええ~!!!!」」」」」」」」」」
堀咲の言葉に大広場は困惑の声がただ響いていた。
今回も最後まで読んでくれてありがとうございます。木曜日と水曜日は今日よりは長い文を書けるように頑張ります。だから、評価の方で作者を応援していただけると作者は逆立ちしながら元気が出ます。
それではバイバイ!!




