第三話『生徒会との邂逅』
天津猫です。本日も遅い時間からの投稿です。
実は明日から投稿が不定期になってしまいます。
でも、安心してください!来週になったら帰ってきます
ではどうぞ
第三話『生徒会との邂逅』
A一騎戦ホールは唖然としていた、それはなぜか?簡単だ、なぬいVS牛丸の戦いで、牛丸は自信の最大の技をなぬいに打ち込んだはずだった、だが、そこに立っていたのは――――無傷のなぬいであった。観ていたもの達はなにがあったのか分からない顔をしていた。陽太達も流石に驚きを隠せなくいた、別になぬいが負けないとは思っていたものの、まさか無傷で、しかも、ただ棒立ちをしているだけで勝利を納めていたのだから。
「牛丸、お前は凄いよ、まさか初めて会った奴に、世界が動くなんて」
なぬいが倒れている牛丸にそう呟いていた。いったい何があったのか、それは牛丸がなぬいに<牛王の戦車>を打ち込むためになぬいに突進していた時であった。
――――少し前
「暴れ狂う牛王よ、戦車となりて、敵を打て<牛王の戦車>!!」
「なるほど、自分自身を戦車と見立て、相手に渾身の一撃つまり、突進を食らわせる、お前にぴったりの技だよ」
「当たり前だ!これを使うのに、何年の間自分の能力と向き合ったと思っている!!」
「…………フ」
「これで、終わりだ――!!」
「――――だが、牛丸、この程度じゃ自分には勝てない」
「なに?」
なぬいが突進してくる牛丸に放った一言に、牛丸は困惑しながらも突進をなぬいにぶつけようをすると、【ガキン】音が聞こえた、その瞬間、牛丸の意識は遠のいていった。何が起こったのか説明しよう、これが、なぬいの持つ能力『絶対勝利』の力の内の一つ、世界がなぬいを勝利させるために、設定を変える&未来を改変、それが今起こったことである。本来なら牛丸が気絶せず、なぬいに勝利する未来があったかもしれないが、世界がまず、なぬいの全てを牛丸よりも上に再設定、そして、牛丸が勝利したかもしれない未来を、なぬいが棒立ちしたまま勝利する未来へと改変したのである。
「な、なぬい、お前いったい何をしたんだ!!??」
「そ、そうですよ、あんな無防備で棒立ちをしてただけで、勝利するなんて!!」
陽太達のもとに帰ってきたなぬいに、陽太とレイナが詰め寄り、なぬいが何をしたか説明を求めようとしていた。なぬいがサングラスから微かに見える眼をそらしながら、頭をかきながら、どう説明しようか迷っていた。というか、『絶対勝利』を説明して良いものか考えていると、観客席側から大声が聞こえてきた。
「これは何かの間違えだ!!賢者クラスの生徒3人が負けるなんて、まだ賢者クラスの奴が勝つのは分かるが!!愚か者クラスの生徒2人に負けるなんて!!何か不正をしたに決まってる!!」
「確かに、こんな簡単に賢者クラスが愚か者クラスに負けるはずがない」
「そーよそーよ」
一人の賢者クラスの1年生徒が声を上げ、なぬいと陽太が勝ったのは不正をしたからと言い張った、それにつられ他の観ていた賢者クラスの生徒達が一斉に声を上げだした。
「な、あなた達!!」
「流石にそれは間違っているだろう!!」
身勝手すぎる暴論に流石の有馬でさえ怒りを表した。だが、そんなのお構いなしに賢者クラスの生徒達は声を上げていた。
「不正だ!!」
「普通に戦っても勝てないからって!!」
「結局、賢者クラスにはズルをしないと、勝てないんだ!!」
「やめろ、お前達!!!」
次々と上がるなぬい達への非難の声に一つの叫び声にも等しい大声が響いた。そう、さっきまでなぬいの『絶対勝利』の力によって、倒れていた牛丸が声の主だった。
「さっきから、観ていただけのクセに、何もやってないお前らに、俺に勝ったあいつを非難する資格はない!!」
「牛丸、お前……」
「あいつは正面から俺の攻撃を受けて立っていたんだ!!戦った俺が言おう!!あいつは不正など一切していなかった!!」
なぬいは大変驚いた顔つきになった、まさか牛丸が擁護するとは思っていなかったようだ。牛丸がなぬい達への擁護の言葉を聞いて、さっきまで非難していた賢者クラス達は、まさか牛丸が擁護するとは思っておらず、驚いた顔つきで牛丸を見ていた。牛丸の気迫に恐れ、殆どのものが黙り込んでしまった…………だが、これで終わってた方が良かったものを、また、さっきの賢者クラスの生徒が今度は牛丸へ非難の言葉を向けた。
「そ、そう言うお前こそ、不正をしたんじゃないのか!!」
「何?」
「裏でお前と賢者クラスのそいつは繋がってて、賄賂とかを貰って、わざと負けたんだろ!!」
「「「「「はぁ~?」」」」」
とんでもない賢者クラスの生徒の暴論に流石のなぬい達と牛丸は思わず、呆れた声を出した。そんな事を牛丸がするはずが無い、それに、さっき少し、しか戦ってないなぬいでも分かる、牛丸は賄賂を貰うような奴ではない、真っ直ぐに、小細工なしで自分の実力だけで戦うような奴だ。
「そうだそうだ!!」
「お前らどうせ裏で繋がってるに決まってる!!」
「てめえら、さっきか黙て聞いてれば!!お前ら、いい「お前ら、少し黙れ」……ッッ」
流石の我慢の限界が来た陽太が言おうとした瞬間、鳥肌が立つほどのドスの聞いた声が横から聞こえてきた。陽太は急いで右を向くと、笑っているなぬいが居た、いや、確かに笑ってはいるものの完全にキレている。なぬいは賢者クラスの生徒達の居る観客席に向って言い放つ。
「さっきか聞いてれば、ピーピーギャーギャー、ガキかお前ら」
「なッ?!」
「子供みたいな発言ばっかしやがって、お前ら観てただけだろう?自分らが勝った…………たったそれだけだ」
「だから、その勝利はお前らが不「黙れ、疑う暇があるなら証拠を見せろ!」……ッッ」
「自分のことを何て言われようと自分は怒らない………だが!!自分の友達や牛丸をバカにすることだかは許さない、そんなに自分の力が見たいなら、まとめて掛かって来いよ…………三秒でかたずけてやる」
格の違うなぬいの気迫に怖気づいたのか、誰も反論出来なくたってしまった。その時、ある男がA一騎戦ホールに入ってきた、後ろには何人かの部下と思われる生徒をつれて。
「これはいったいどういう状態ですか?入学式早々に一騎戦をするかと思えば」
「レイナ、あの人…………誰?」
「え!なぬいさん、あの人のこと知らないんですか!?」
「うん、全く知らない、誰あの眼鏡」
なぬいがレイナに聞いた人物をレイナは知っているようだが、なぬいは全くを持って知らないようだ。彼は眼鏡を掛け、鋭い目つきと、綺麗な黒色の髪をしていて、そして、純白のブレザーを着ていた。
「あの人は、入学式のときに出ていた、堀咲蓮さん、賢者クラスの生徒の中で数少ない序列3位の、現ソムニウム学園の生徒会長です」
これが、なぬいと生徒会長こと堀咲蓮との初めての邂逅であった。
いかがだったでしょうか。
やっぱり文章を書くのは難しいですね。
今回も最後まで読んでくれてありがとうございます。
では




