第十一話『神の過ちと解き放つ最終決戦』
天津猫です今回で消滅の捕食者と決着です。是非今回も最後まで読んで頂けると幸いです。
ではどうぞ!!
第十一話『神の過ちと解き放つ最終決戦』
————8000年前
「助けてお母ぁあちゃぁああ!!」
「ミリマセさん!…いや!、起きてよぉお!!」
「誰かぁああああ!!」
「大丈夫よ…マサル…お母さんがいるから!」
地獄絵図…生者がいる場所ではなかった、家は崩れ人が下敷き鳴り、国全土は焼き尽くす炎で真っ赤であり、そこら中から助けを求める声ばかり、8000年前のリルラナ王国である。普段なら国民も貴族も王族も笑顔な国の筈なのに、何故このような地獄絵図になっているのか、それには全身が灰色の肌に背中からは黒色の羽が生え、上半身は服を着ておらず下半身のみが獣の皮の様な物で隠されており、逆立った赤髪が後ろに流れるような長髪、赤い目が光る、右手には右目の付いた両手剣の様な物を片手に持ち、まさに魔王のような見た目の■■■■が理性を無くし無差別に破壊していたからである。
「グルガァアアアアアアアア!!!!」
■■■■は右手に持つ剣を無差別に振りリルラナ王国を破壊する。だが、それを止めた者が居た、それは、一組の夫婦であった、男女は■■■■に向って片手を上げながら涙を流しながら神の力を使う。
「ごめんね…ごめんね…■■■■……」
「すまない……■■■■……」
「グルガァアアアアアアアア!!!!」
神の光が■■■■を覆い■■■■は雄叫びを上げながら光に飲まれていった。これが、8000年前のリルラナ王国の結末と■■■■が消滅の捕食者へと変わった歴史であった。
————現代ウィーチア
「<円卓の13の騎士><第二席、白光の騎士>!!」
「!!!」
アルメルトの放った強力な突き技により消滅の捕食者は自信が持つ右目の付いた剣を放してしまった、消滅の捕食者は直ぐに拾おうとアルメルトから目を放してしまった、後少しで手が届きそうなところで、バンッ!、陽太のリボルバーが剣に当たり消滅の捕食者が手にすることは無かった。
「拾わせねぇよ!」
「きゃっち!」
「ちょっと待ってなぬい君!、何故君は即死の効果が付いた剣を無傷で持ってるんだい!?」
「説明は後!、今は残りの3分を稼ぐぞ!」
弾かれた剣をさも当然の様にキャッチしたなぬいにアルメルトと陽太が驚く。だが、なぬいの言葉に、ハッ!っとなった。そう、後3分稼げば菊とマレナ達がオルガネを鳴らし無敵状態が解除される、そうするとなぬい達の反撃が開始できるのである。
「ウ…ウ…ウガァアアアアアアアア!!!!」
「うぉっと危ねぇ!」
「剣を持っていたよりもオーラがより禍々しくなって、しかもあの剣と同じ即死の効果が付いたオーラです!!」
「どうやらこの気色が悪い剣があの莫大なオーラを抑えつける制御装置みたいだな」
「うぉっと危ねぇ!、そうだとしても攻撃が激しくなりすぎだろ!」
「手当たり次第に攻撃し始めたようだね!」
制御装置である剣をなぬい達によって手放してしまった事により、暴走してしまいオーラを無差別に攻撃へと変換し、剣を回収しようとなぬい達に激しい攻撃の雨を食らわせる、その猛攻を避けるので精一杯な3人それでも避ける避ける、攻撃によって崩された宙に浮いた岩たちを踏み台にして、中央無人によけ続けたのである。だが、消滅の捕食者の攻撃はより一層に激しくなる…そして。
「そんなにこの気色悪い剣が欲しかったらくれてやるよ!!」
なぬいが剣を海の方向に投げ捨てたのである、剣を投げ捨てられた方向に消滅の捕食者は走り出す、今まで相手していた陽太とアルメルトにも興味を示さずになり、剣を海に落ちる前に剣を拾い上げ邪悪な笑みを浮かべながらなぬい達に方に向けた。だが、笑っていたのは消滅の捕食者だけは無く。
「ははははは!!剣が欲しいからって本当に取りに行くやつがあるかよ!!!」
「馬鹿だな~あのまま俺たちに攻撃を続けとけば俺もアルメルトも死んでたかも知れないのに」
「本当ですね…おや?、まだ理解してないのですか?、なら…耳をもう少し傾けてごらんなさい?」
大笑いをするなぬい、馬鹿だな~っと本気で思う陽太、まだ自分たちが笑っている理由が分らない消滅の捕食者に耳を傾けるように言うアルメルト、ゴオ~ン、ゴオ~オン、ゴゴゴ~ン、ゴルゴオ~ン、鐘の音が鳴っている、消滅の捕食者はすぐさま音の塔リルギナと水の塔ラナに目を向ける。すると、オルガネを鳴らしてに行っていた菊とマレナ達が見えたのである。
「グ…グ…グルガァアアアアアアアア!!!!」
「お前の無敵は解けた!」
「ここからは——」
「「「ボーナスタイムだ!!!」」」
反撃の時間である。
————30分前
菊とマレナ達はなぬいの考えた作戦により二手に分かれる事になった、その為になぬい、陽太、アルメルト以外はオルガネのある音の塔リルギナと水の塔ラナに行くための護衛となった。
「まずいな……」
「塔の半分が水に浸水してる……」
「これじゃあ入れない……」
「なら!、外側から入れば良いんですよ!」
菊の能力である『ノアの箱舟』により塔には着けたのだが、塔に入る為の入り口部分である魔法陣がある場所どころか、塔の半分が水に浸水している状況であった、そこでレイナが外側から入ればいいっと提案するが、どうすれば入れるのかを考えていなかったのである。そこで、マレナが手を上げた。
「私が何とかして見せましょう」
「ほ、ほんと!?」
「はい…能力『光の道』」
マレナは自信の能力を口にすると光の階段が出来始めた。これが、マレナの能力『光の道』、道なき場所に道を作る能力であり、これのおかげで塔の周りには光の階段が完成したのであった。
「はぁはぁ、長くない!」
「そりゃあ塔が半分浸かっててもめちゃくちゃ大きいからな!!」
「そうだね……はっ!」
光の階段を全員で登っている最中に有馬が突然攻撃を受けた。そこには一回り小さくなった消滅の捕食者が2体現れたのである。
「クッ!、こいつらは僕と有馬が引き留める!、だから、行け!!」
「僕たちを信じて行って!!」
「「「「「うん!!!!!」」」」」
そこで春明と有馬がオルガネを鳴らすのを阻止するために現れた、ミニ消滅の捕食者を食い止め役を買って出た、2人の必死さに二つ返事で頷いた5人はそのまま後ろを振り向かず上り始めていった。
「「「「「はぁはぁ…つ…着いた!!!!!」」」」」
「後はオルガネを鳴らせば!」
「なぬいさん達がアイツを倒してくれる!」
頂上に着いた5人は息を切らしながらもオルガネを鳴らす準備をし始めた。すると何処からか男女の声が飛んできた。
〈本当にごめんなさい……〉
〈我々が本来なら解決すべき事なのに……>
「だ…誰ですか!?」
謎の男女の声に戸惑う5人だがそこに光を纏い姿を現した。その姿を見た菊とマレナは目を見開いて空いた口が塞がらなかった。
〈初めまして皆さん…私の名前はリルギナ>
〈私がラナっと申します〉
「「「「「えぇえええええ!!!!!」」」」」
その場に現れたのはウィーチアを守る神、音の神リルギナと水の女神ラナであった。あまりに大物すぎるあまり叫び声を上げてしまった5人。だが、そこでレイナが違和感を覚える。
「我々が本来なら解決すべてき事って何ですか?」
「あ!、確かに!」
〈……それはですね…今皆さんのお友達が戦っているアイツは私たち2人の一人息子であるオルノアの体なのです>
「え?」
〈話せばとても長くなります……私たちがまだ結婚したばかりの事でした————>
音の神リルギナと水の女神ラナは今なぬい達が戦っている消滅の捕食者は自身らの息子オルノアの体だと言ったのである。まず息子と言う時点でとんでもないが、その体っといったのである。つまり、今戦っている消滅の捕食者はそのオルノアと言う人物の体を操った別の何かっと言うわけであった。そして、その事を説明するようにリルギナは喋り始めてた。
〈————当時の私たちは初めての我が子に心を踊りました、生まれたオルノアはとても素直でわんぱくな子供でした。そして、私たちの名が付いたリルラナ王国を心から愛していたのです。それはもう神の子供だと偽って人間の子供に紛れてリルラナ王国によく遊びに行くほどに>
「「「「…………」」」」
リルギナは少し笑いながらかつての思い出を語るかのように話いた。だが、ここで疑問が生まれるのである、そこだけを聞くと別にリルラナ王国が滅びる理由が見つからないのである。滅ぼした張本人がリルラナ王国を滅ぼす理由にはとても考えられなかった。だが、リルギナの話にはまだ終わっていなかった。
〈ですが…さっきも言った通りオルノアはとても素直な子でした、その為か私と意見が食い違うとすぐに言い合いが始まってしまっていました。激しくなるとすぐに家を出っていってしまう事が多く、でも結局はお腹がすいて帰ってくると思ったんです…あの日も……同じように……>
暗い雰囲気が漂ってきた、ラナは顔を伏せていたが何処か泣いてるような気がした。レイナは体を震わせ拳を強く握っていた、その様子を見ていた4人はとても悲しそうな顔をしてただ静かに話しを聞いていた。
〈その日もまた私がオルノアと口喧嘩をしていました。私は親にあーだこーだ指図されるのが嫌でラナと逃げ筈なのに、私はいつの間にかオルノアに同じような事をしてしまっていのです。オルノアはまだ子供で自由にさせるのが一番だと思ってはいたものの、結局私の意見ばかりをオルノアに押し付けてしまっていました。そして、あのような事態を招いてしまったんです————>
【もういい!、こんなとこ二度と帰ってくるか!】
【あぁそうか!、ならさっさと何処かに行ってしまえばいい!】
【二人とも!】
【フン!】
〈————お互いの意地がぶつかってしまいオルノアは家を帰って来なかったのですニ度と、あの日までは……オルノアが帰って来なくなって8000年が経った日でした、その日はリルラナ王国の音楽を世界中に演奏する日でした、演奏が上手く行っている中感想を発表することになった時でした……あの男が現れた…その男は雪のように白い白髪にルビーの様に輝く赤い目、その男が何か言い終わり薬を飲むとリルラナ王国中の人々が眠ってしまったのです〉
「「「「!!!!」」」」
リルギナが言ったのは以前マレナが言っていた事と同じであり、リルラナ王国中の人たちが眠ってしまったせいで消滅の捕食者が現れてしまったと。
〈その後、灰色のスライムの様な球体が空から現れ、寝ている人々を吸収し始めたのです。そして、脈を打ち始めその球体からは、全身が灰色の肌に背中からは黒色の羽が生え、上半身は服を着ておらず下半身のみが獣の皮の様な物で隠されており、逆立った赤髪が後ろに流れるような長髪、赤い目が光る、右手には右目の付いた両手剣の様な物を片手に持ち、まさに魔王のような見た目ですが……オルノアでした…いや、正確に言えばオルノアの体を使った何かでした〉
徐々に理解していくリルラナ王国が滅んだ理由、どうしてオルノアが関係しているのか。
〈その何かは無差別にリルラナ王国を攻撃し始め、勿論私たちも戦いました…ですが、オルノアの体を操った何かはとても強く……挙句の果てには私はオルノアがこうなってしまった原因の筈なのに殺せなかった!、……そうして私たち2人は封印を施した……〉
誰もが喋れずいた、あまりにも切なく悲惨な話であった為。そして、リルギナとラナは5人に向って頭を下げお願いをした。
〈〈どうか…あの子を解放してあげてください……〉〉
涙を流しながら頭を下げる神と女神、その姿にレイナは体を震わせながら近づき、バコンッ!、リルギナの頬を思いっきりぶん殴ったのである。そして、リルギナの胸倉を掴み————。
「「「「〈!!!!!〉」」」」
「…………いい加減にしやがれ!何が解放してあげてくださいだ!この腰抜け野郎!何逃げてやがる!貴方はオルノア君の親でしょ!親なら子供の事を見守って最後まで見届けてあげなさいよ!子供なんて小っちゃく親や誰かに頼らないと右も左も分からないんですよ!それなのに貴方は自分の小っぽけなプライドを押し付けてオルノア君の未来を自由を奪ったんです!貴方たちが苦しくて泣いてる事なんて見れば分かるんですよ!でも!!1番苦しくて泣いているのはオルノア君自身なんですよ!!!大好きな親に謝れないまま…大好きな国を自身の手で滅ぼして…大好きな親に封印されてしまったオルノア君が1番苦しくて泣いているんですよ!!!力を無くしている貴方たちが出来ることはオルノア君が解放されるまで苦しくて辛くても!!最後まで見届けることが今の貴方たちが出来る最大のオルノア君への謝罪だ!!!」
普段のレイナからは考えられない程の強い口調で、神を殴り胸倉を掴みそして自身の過ちを気付かせたのである。そして、リルギナとラナが菊とマレナ達の方を見ると、オルガネを鳴らす準備を整えていた。
「オルガネを鳴らします!!!!」
カチ、マレナがオルガネを鳴らすボタンを押し、遂にオルガネが音楽を奏で始めた。そして、そこでミニ消滅の捕食者を倒して上がってきた有馬と春明も合流し、消滅の捕食者の無敵状態の解除に成功した。だが、そこで塔に向って二つの人影が飛んできたのである。ズドンッ!塔に飛んできたのは陽太とアルメルトであった。
「陽太!」
「アルメルト君!」
「うっ…ちくしょう……」
「まだ…なぬい君が……」
ガク、飛んできた勢いが強すぎたあまり意識を飛ばしてしまった2人。そして、アルメルトが言ったなぬいだけが残っているという状況、つまり現在なぬいは消滅の捕食者とのタイマンが求められていた。
————オルガネを鳴らした少し後
「「「ボーナスタイムだ!!!」」」
「…………………………」
無敵状態が解除されたことにより完全に形成が逆転した消滅の捕食者となぬい達。だが、消滅の捕食者は急激に喋らなくなってしまった。すると、残り僅かのオーラを体に纏わせ始めた、その余波が凄まじくなぬい以外の陽太とアルメルトが飛ばされそうに成程であった、何とか余波を耐えたと思ったらさらにオーラが増して、余波がさらに強くなってしまい、陽太とアルメルトが飛ばされてしまった。
「それがお前の本気ってわけか?」
「…………………………」
オーラを極限までに体や剣に纏わせ、身体能力を引き出し以前よりもオーラは小さいがその圧倒的な殺気になぬいは目を細めた、そして、ズバッン!、一瞬にして剣を横に振りなぬいへと攻撃を開始する。ズドンッ!、バッコン!ガッキンッ!、ゴゴゴゴッン!、圧倒的なスピードとパワーで見てるだけだとなぬいが追い詰められているように見える。だが、パッキンッ!
「!?」
「……だ……終わりだ……遊びは終わりだ」
「!!!!」
そこに居たのは圧倒的なスピードとパワーで攻撃をされた筈の無傷のなぬい、いとも簡単に消滅の捕食者が持っている剣を掴み粉々に砕き折った、その姿であった。そして、消滅の捕食者に向って「遊びは終わりだ」っと言い放った。
「(<絶対勝利解放、勝利条件規定、眼前個体名消滅の捕食者の死亡及び完全消滅を確認を持って勝利とみなす、及び未来を改変開始……完全成功、消滅の捕食者の個体強さを完全凌駕開始……完全成功>)」
「!!!!」
「……怖いか?、それはそうだろな…今から起こるのはお前以外から見ればほんの一瞬だ…だが、お前にとっては数万年の痛みを味わうだろう…今までやって来たことを悔いならがな!」
消滅の捕食者は恐怖した。そこに居るのは自分よりも圧倒的な格上、今まで狩る側であった消滅の捕食者は今、狩られる側の獲物へと成り下がってしまった。そこからは、消滅の捕食者は覚えていなかった…いや、覚えることは出来ない…何故なら今から数秒後、消滅の捕食者は完全消滅するのだから、シュンッ!バッコンッ!、刹那の一瞬であった、さっきの自分よりも次元が違う速さで殴られてのである。しかも、今の一瞬で何万発もの拳を、ドゴッ!、バキッ バキッ!!、骨が内臓が潰れる音が鳴った、そして空中に投げ飛ばされ、なぬいは拳を構えた。
「(<絶対勝利解放、封印状態の絶対勝利の力を全開放、技名勝利させし一撃を発動します>)」
「!!!!!」
「今度こそ…完全消滅しちまいな!!!勝利させし一撃!!!」
銀河がなぬいを勝利させる為に放たれた一撃、その瞬間、消滅の捕食者にはひびが浮き出て、パッキンッ!!、ガラスのように粉々になってしまった。すると、なぬいの周りだけが光だし、そのままなぬいは包んでいった。
「ひっく、ひっく…」
「……お前」
「ごめんさい、ごめんなさい…」
そこは真っ白な空間であった。そして、真ん中にポツンっと少年が泣いていた、その姿を見てなぬいは口を開く。
「お前、アイツの体の方か?」
「う、うん…僕の体だよ…ひっく、ごめんなさい、ごめんなさい…僕が悪かった…お父様の言う通りにしておけば良かったのに、ひっく、ごめんなさい、ごめんなさい…」
自分を責め始める小さい少年にどのように声を掛けていいか分からなかった。レイナなら慰めていたかもしれない、陽太なら勇気づけていたかもしれない、アルメルトなら励ましていたかもしれない。だが、ここに居るのはなぬいだ。
「あぁ…お前が悪い…」
「はっ!、ごめんなさい、ごめんなさい…」
言い切った。なぬいは小さな少年に少年が悪いと言い切ったのである。
「……ただ、全てお前が悪い訳じゃないぞ…でも、どんな事情や理由が在ろうと、お前の体が招いた結果だ。だが、お前は今心の底から謝っている」
「?」
小さな少年の頭に手を置き、優しくだが少し厳しく。
「口から直ぐに謝るのは簡単だ…だって、心がこもってないからな?、だが、お前が今している謝罪はちゃ~んと、心の底から謝ってるんだ、それはつまり、ちゃんと自分が悪い事を認めて反省してるって事だからな?、だからもう自分を…責めるな」
「う、う…うわぁぁぁん!」
なぬいの体に顔を埋めながら泣き続けていた。なぬいの言葉は厳しく…そして、優しかった、しばらくして小さな少年は泣き止むと、なぬいから少し離れ顔を手で吹いて、笑いながらなぬいへと感謝の言葉を告げた。
「ありがとお兄さん!僕を解放してくれて!」
「別に……」
「……ねぇ、少しお願いしていいかな?、あっと!、断ろうとしても無駄だよもう言っちゃうもんね!…お父様には「ごめんさい」お母様には「生んでくれてありがとう」…そして、お父様とお母様両方には「愛してくれてありがとう」って伝えてね!…最後にもう一回、ありがとお兄さん!僕を解放してくれて!」
そのまま白い空間は光だし、なぬいは目を覚ますと頭が何か柔らかい物が乗っていると分かった。
「おはようございます!、なぬいさん!!」
「あぁ…おはよう」
いつの間にか水が無くなり元のウィーチアに戻り、空も元の色に戻り。都の人たちも元に戻っており、レイナに膝枕されている状態のなぬいを囲っていた。
「はぁ~疲れた」
赤い髪を揺らしながら少しずれたサングラスから黒曜石の様に黒い瞳を出しながら、顔を覗かせるレイナの顔を見ながら呟いていた。
今回も最後まで読んでくれてありがとうございます。次回が番外編のエピローグになります。更新は日曜日になります。
それではバイバイ!!




