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チートすぎる能力を持つ愚か者が序列制度がある学園と学園外でも無双する  作者: 天津猫
番外編1『音楽と水の都ウィーチアの隠された物語と解き放つ絶対勝利』
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第九話『新たな姿と危険な作戦の匂い』

天津猫です今回は少し短いです、その理由も後書きに書いてありますので、是非最後まで読んで頂けると幸いです。

ではどうぞ!!

第九話『新たな姿と危険な作戦の匂い』


 さっきまでの何十倍ものオーラを(まと)う消滅の捕食者とのにらみ合い、なぬい達は消滅の捕食者の警戒度をさらに引き上げた。


 「なぬい…さっきまでのとは比べものにならない程強くなってるぞ」

 「分かってる…あの右目が付いた大剣から漏れ出るオーラもとんでもない」

 「唯一の救いは全盛期に戻るならどんどん冷静になっていくと思いましたが……あの剣を持つ顔と言い完全に獣ですね……これなら動きがまだギリギリ読みやすい……」


 なぬい達はそれぞれんの意見を述べていく、陽太は消滅の捕食者の強さが跳ね上がっているのを述べ、なぬいは消滅の捕食者が肩に担いだ右目の浮かぶ消滅の捕食者よりも大きい大剣が危険と述べ、アルメルトは唯一の利点として消滅の捕食者は獣そのものである為かある程度は動きが読みやすいと述べた。そして、消滅の捕食者は待つのが待ちくたびれたのか肩に担いだ大剣を地面に向け、構えた。


 「グルガラァアアアアアァァ!!」

 「「「!!!」」」


 ゴガオオオオオォォォオオオオオォォォ!!!、凄まじいビームに近い斬撃がなぬい達目掛けて飛んできた、なんと避ける事が出来たなぬい達だが避けた場所を見た途端に息を呑んだ。そう、えぐれていたのである、陸も海も空までもがまるで腐り落ちたかのようにえぐれていのである。だが、その威力の代償としてなのだろうか消滅の捕食者の体は…シュウウウ……体が消滅しかけていたのである。だが、それも自己再生の様なもので回復してしまった。


 「一撃でも喰らったらお陀仏だぞ……」

 「今の一瞬でカラスが三匹ほどさっきの斬撃の近くを通り過ぎました…ほんの一瞬でそのカラスは骨も残らない程に消滅していきました!」

 「だが…今の一撃を何発も出せないみたいなな……」

 「えぇ……回復をしているが今の一撃だけで、さっきまでの戦闘で息切れを起こしていなかったのが、もの凄い程息切れを起こしている」


 当たれば一瞬であの世行きな一撃だが、一撃一撃の体力の消費が馬鹿げているのか、アルメルトと陽太の連戦でも一回も息切れを起こさなかった消滅の捕食者、その消滅の捕食者が大剣を地面に突き刺して汗をかきながら息切れを起こしていた。そして、なぬいはある事に気づき二人にもその気づきを共有した。


 「ルールが変わった」

 「ルールが変わったってどういう事だよ?」

 「さっきまでのルールは①アイツがオーラを(まと)っている状態では完全無敵状態、②大剣や拳など一点にオーラをある程度集中させている状態だと完全無敵状態では無くなる、③攻撃を与えても自己再生や超再生の様なものですぐさま回復する、この三つのルールが存在していた。だけど……」

 「アイツがより禍々しいオーラを(まと)った大剣を取り出した」

 「そう。そして、さっきの一撃とアイツの状態からしてルールが変わり、①右目の付いた大剣は当たれば一瞬であの世に送る程の威力を持ったチート武器、②さっきよりもオーラは増えたが大剣に殆ど持っていかれているから攻撃が通る…が、倒すまでは不可能、③戦闘スタイルが変化した事により、さっきまでは言わば汎用モードであり攻撃も今よりも高くなく、防御力は高いといった感じであった…だが、今は完全戦闘モードであり防御力がガクンと落ちた代わりに、攻撃力が跳ね上がった状態と言うわけだ……」


 なぬいの説明で陽太とアルメルトは息を呑んだ。そして、残り時間は15分強も残っており、一撃でも喰らったアウトのまさに鬼畜ゲーであった。だが、陽太もアルメルトも諦めの顔をしてなどいなかった。


 「(もしここで僕たちがやられれば確実にアイツは菊君とマレナちゃん達の所に行ってしまう、それだけは絶対に駄目だ!、僕たちを信じてくれた人たちの為にも必ず耐える!」

 「(とんでもなくやべぇ……でも、あいつらとの約束は絶対に守らいないと……だがどうする?、一撃でも喰らったらアウト何だぞ……まてよ?、もしかしたらこれならいけるんじゃ!)」


 アルメルトは必ず耐えると心の中で誓い、陽太は約束を守る事を誓い。そして、陽太の戦闘の時のみ普段よりも格段に頭脳が良くなる特性により、一つの作戦を思いついたのである。だが、その作戦はあまりにも危険すぎる常人なら考えつかない様な作戦だが、そのような作戦を戦闘中に考えれるように()()()陽太は苦虫を嚙み潰したような顔をした。だが、不可能だと思われるこの作戦だが何故か自然と出来るのではないかと考えてしまう、陽太は思ったのだアルメルトとなぬいが居れば出来ると。


 「なぁ……ほぼ不可能に近いかもしれないが、重い一撃をアイツに喰らわせる作戦がある」

 「それは本当かい陽太君!」

 「ただ……少しでも失敗すればもれなく全員が死ぬかもしれない……」

 「(絶対勝者(アブソリュート・ヴィクトリー)解析開始……個体名上内陽太の考える作戦の成功率……1()0()0()%)…………やろう、陽太の考える作戦を」

 「「!!」」

 「本気かなぬい!考えた俺が言うもんじゃないかもしれないが!失敗すれば全員が死ぬんだぞ!」

 「それで?、陽太が考えた作戦、この場には自分に陽太にアルメルトの三人…………()()()()()()()()()()()()()()()()()?」

 「「!!」」

 「…………ふ、それもそうだね…だって、陽太君が考えた作戦なんだし!」

 「…………はぁ~参ったな、これじゃあ腹くくるしかねぇな…………よし!俺の作戦を信じて動いてくれるか二人とも!!」

 「「ああ!!」」


 なぬいの言葉がトリガーとなり、さっきまでの暗い雰囲気は消え去り、この場にあるのは仲間を信じた必ず勝てる作戦を決行する者達、残り15分強の間を必ず耐えきる。そして、その様子を見ていた息切れをしなくなった消滅の捕食者の獣のごとき怒りのの目、それに対してなぬい達は希望に満ちた目をしていたのである。



今回も最後まで読んで頂きありがとうございます。前書きで言ったいつもよりも短い理由なのですが、少し長く書くための下準備のようなものです。その為次回の更新は木曜日になります。

それではバイバイ!!

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