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チートすぎる能力を持つ愚か者が序列制度がある学園で無双する  作者: 天津猫
第一章『王の命令と反逆の絶対勝利』
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第十八話『夜に咲く約束の花と開幕!四対四の一騎戦』

天津猫です、今回は少し長いですが最後まで読んでいただけると幸いです。

ではどうぞ!

第十八話『夜に咲く約束の花と開幕!四対四の一騎戦』


 堀咲に一週間連続してルールを説明されたなぬい達はいよいよ明日、特別一騎戦が開幕される、特別一騎戦は合計で二戦行われ、最初の一騎戦は陽太と春明とアルメルトそして牛丸が出る四対四の一騎戦いわゆる副将戦である、なお今回の一騎戦は先鋒(せんぽう)次鋒(じほう)中堅(ちゅうけん)が合体している特別の中でも更に特別である、何故こうなったか?簡単だ皇王(こうおう)がなぬいと戦う為だけに最初の四戦を短縮したかったからだ。


 「さて、自分と皇王(こうおう)の勝負は自分の勝ちは確定だが……やっぱり気になるのは陽太達が出る一騎戦だよなぁ~」


 現在深夜の十二時、なぬいは自分の寝室で寝ころびながらで悩んでいた、なぬいは親からの許可があり一人暮らしを許されており一人暮らしでは少し広すぎる4Kを持つ部屋である、今のなぬいは特別一騎戦の事に頭を悩ませていた、なぬいと皇王(こうおう)の勝負はどんな事をしようとなぬいの勝利で終わる為大した問題はないのだが、問題は陽太達の出る一騎戦である、一見弱点があまりなさそうなチームだが大きい欠点がある。


 「何で四人中三人がサポートできないバトルキャラなんだよ!」


 そうそれは、戦闘特化した能力を持っているのが三人も居るのである、陽太:能力『|一つの弾丸は百の弾となる《ワンハンドレット・バレッツ》』で大量の弾丸しか打てず余り味方をサポート出来ません、牛丸:能力『暴れ狂う牛王の鎧ミノタウロス・アーマー』耐久力とパワーしかありません殆ど味方をサポート出来ません、アルメルト:『伝説()の王()が振()るい()し希()望の()聖剣()』実物を見ていないが本人が言うにサポート出来ないとのこと。


 「嫌これ春明しかサポート出来るの居ないじゃねえか!」

 

 晴明の能力の名前はまだ教えてもらったいないが、春明は自分から一応味方のサポートが出来る為、今回は戦闘に余り参加せずサポートに徹するらしい、だが晴明だけでは三人のサポートは難しいと思ってしまうが晴明は心配するなと言っていた。


 「…………まぁ少し心配だけど全員自分が認めた奴らだし大丈夫ぶだろ、それい自分が心配することじゃないだろう、さっさと寝よう……」


 なぬいはさっきまでの心配事を風に吹き飛ばしたかの様にして考えるのを辞めた、それから自分の意識を睡魔に任せて夢の世界に旅立っていた。

 ――――なぬいが寝る同時刻

 現在有馬はベットの中に居る、赤面をしながらである理由は簡単であった、そのベットが()()()だからだ。パチ、有馬は目を覚ます、流石に人のベットでは中々寝れずしかも異性となるとベットで寝るレベルが跳ね上がる。


 「やっぱり眠れないな……何でこんな事になったんだろ、まぁ十割で()が悪いんだけど……」


 今は学園でもない為本来の一人称に戻していた有馬は陽太と一緒に帰ってる途中の事を思い出す。

  ――――結構前

 その日は偶々有馬がいつも通っているスーパーがお休みしていて、別のスーパーに買い物をしに行きその帰りであった、黒波家の本殿が余り好きでない有馬は黒波家の反発を無視して一人暮らしをしており、今は今日の夕飯を作る材料をそろえいざ帰ろうとする時後ろから声が聞こえて来た。


 「アレ?有馬じゃねえかこんな所で何してんだ?」

 「陽太かい?君こそ何でここに居るんだい?」

 「俺は向こうのスーパーが休んでたからこっちのスーパーに買いに来てたんだよ」

 「君もかい僕も同じだよ」

 「マジか!じゃあ帰る方向同じだし一緒に帰ろうぜ」

 「まぁ良いけど……」


 陽太の誘いに別に断る理由が無いので一緒に帰ることにした有馬、帰る途中では明日の一騎戦の事や今日の夕食の事について話していた、二人の歩くレンガは少し湿っている昨日は大雨だったので水溜(みずたま)りなどが道路の方にまだ残ってたりする、有馬は道路側の道を歩き陽太は壁側の道を歩いていた、それが行けなかったのか、プシューッ、バシャーン、トラックが大きい水溜り踏みつけ走行していった。


 「うお!あぶねえなって、大丈夫か有馬!?」

 「大丈夫ではないかな……」


 大量の水が跳ねたことにより、二人に水が襲ってきたが陽太はギリギリ当たらなかったが有馬は服の全てがずぶ濡れになってしまっていた。


 「……えっと、俺ん()もうそこだから洗濯していくか」

 「…………ごめんけどお願いできるかな?」


 陽太の家がすぐそこに在ったのが幸運だったので有馬の服を陽太の家に洗濯していく事になったついでにシャワーも、陽太の家は15階だてのマンションで家には母親と父親と妹が居るそうだが一週間前から親は仕事で家におらず妹は修学旅行に行っているので、今は陽太だけが家に居る感じである。そして今陽太はソファーに寝そべっていた、有馬がシャワーを浴びる終わるのを待っているのである。


 「一応来てみたけど良かったの勝手に妹さんのパジャマを使って?」

 「まぁバレなきゃ大丈夫だろ」

 「いつもの脳筋理論だね……」

 「それより苦しくねえか?適当に持ってきたから何が何だかわかんなかったから」

 「女の子にそういうのは言わないものだけど、まぁ気になるのは胸が少し苦しいことかな?」

 「(これ妹が聞いたら俺が殺されるな)」


 今の有馬はさらしを外しており胸の大きさはFカップほどある、そのためまだ小さい妹の服の大きさは合うとして胸が苦しくなるのはしょうがないのである、そもそもあまり聞くものではないが陽太はなぬいとは別ベクトルで鈍感なのでそのことに気づいていなのである、その時、グーッ、有馬のお腹から可愛らしい音が鳴った。


 「あ、その、何と言うか//」

 「プッハハハハハハハ!」

 「笑わなくてもいいじゃないですか//しょうがないだろ、さっきは夕食を作るために買い物に行ってたんだから//」

 「プッハハハハ!そおだな!じゃあもう少し待ってろ、今作ってくるから」


 大笑いをしながらも夕食を作り始めた陽太に有馬は少し驚いた、まさか陽太が料理できるとは思っていなかったからだ、数分後、有馬の前に出されたのは有馬が買った材料で作られたオムライスであった。


 「ふぁああ」


 目をキラキラさせながら子供の様にオムライスを見つめる有馬を見て、陽太は自然と口から笑みがこぼれた。


 「さっさと食おうぜ冷めちまう」

 「そ、そうだね」


 アーン、と口を開けオムライスを(すく)ったスプーンを食べると、有馬は美味しそうに食べあっという間に食べ終わった有馬は眠気を感じた、そこで陽太は自分のベットで寝るように言い自分はソファーで寝ると言われ、最初は顔を赤面させた有馬だったが結局陽太のベットに入ってしまった。

 ――――有馬がベットから起きた所に戻り


 「って、男の子のベットに寝るとか私警戒心なさすぎない//…………でも、陽太の前だと私が私を偽らなくて良いと思っちゃう、そ、そうだ水を飲もう」


 有馬はベットから起きると陽太が寝ているソファーが置かれているリビングに水を飲みに行こうと、リビングに行くとそこにはソファーで寝ている陽太の姿は無く、不思議に思った有馬があたりを見渡すとベランダに出ている陽太の姿を発見した、水を飲みに行こうとしただけなのに足が勝手に陽太の方に向ってしまった、そしてベランダに出る窓を開けると、陽太が後ろを振り向いた。


 「……?有馬か何で起きてるんだ?」

 「水を飲みに来たんだけど貴方の姿を見つけて声を掛けての」

 「ふ~ん」

 「それよりも貴方だって寝てないじゃない?」


 自然と口調が学園に居る時の有馬ではなく、女としての有馬の口調になっているのは気づいていなかった、そして陽太は普段の好奇心旺盛(こうきしんおうせい)な性格ではなく、冷静で大人な感じの雰囲気を出していた、そして陽太が口を開く。


 「そう言えば有馬にはまだ秘密を喋ってなかったな……」

 「秘密?」

 「俺だけが一方的な秘密を知ってるのは何か変な感じだし、俺の秘密も有馬に喋ってやろうと思ってな」

 「…………」

 「実はな俺の家族って()()()()()じゃないんだよ」

 「!」

 「拾い子でさ、でも3人たちは俺の事を本物の家族として見てくれてるんだよ」

 「それって……」

 「ハイ!暗い話は終わり!じゃあお休み」


 陽太は雑に暗い雰囲気を壊し、戻ろうすると有馬が後ろから抱き着いてきた、有馬自身も何故こうしたのは分からなかった。


 「…………有馬?」

 「…………ありがとう、ずっと私の秘密を守ってくれて……そして貴方の秘密を喋ってくれて、だから約束して…………勝って来てね……」

 「…………おう、任せろ」


 少し泣きながら言ってるように思えた言葉に陽太は決して大きくはないが、強い意志を感じる返答に有馬は陽太の背中に顔をうずめながらも、ニコリ、と笑っていた。

 ――――次の日

 ついに始まる一騎戦の日、学校はいつもと違っていた、その日は授業が無くなっているのである。


 「まさか皇王(こうおう)と一騎戦をするからって此処まで大きくなるとは……」

 「はい、まさか授業が無くなる代わりに全校生徒がこの一騎戦を見ることになっちゃんですもの」


 なぬいとレイナがVIPルームの席に座りながら話していた、普通なら一騎戦程度で此処まで大きくはならないのだが、三つの偶然が重なり此処まで大きくなったのだ、まず一つ目は皇王(こうおう)とその配下の四人が一年生の賢者(ワイズマン)クラスと愚か(フール)クラスと戦う為である、普段は雑魚処理として一騎戦をする皇王(こうおう)がこんなにも大きく用意し、しかも配下の四人を出す程にこの一騎戦を楽しもうとしているからである、二つ目は学園側はこの季節になると一年生に一騎戦を詳しく教えるために一騎戦を用意しないといけないのだが、丁度その時に皇王(こうおう)が今回の一騎戦を提案してきたので学園側はそれを言い方を悪くすると利用しよする事にしたのだ、三つ目は生徒側が見たいからと言う最後の小さい理由である。


 「まぁまぁえいやないか、ウチも見てみたいし」

 「浩介(こうすけ)先輩……」


 今回の一騎戦に出る生徒とその関係者たちはVIPルームが用意されておりそこで観戦するようになっている、関係者と言うことで陽太達以外の者たち、なぬい、レイナ、有馬、サヤカ、浩介(こうすけ)、がVIPルームに居るのである。


 「お!そろそろ始まるみたいよ!」


 サヤカが言うと放送が流れ始めた。


(みんな)~!お待たせ~いよいよ始まるこの一騎戦を実況役をする雨宮命(あまみやめい)とそんでもって相棒の――〛

〚解説役をさせてもらいます、晴社相馬(せいやしろそうま)です〛

〚――の二人でお送りします!〛


 放送は一組の男女の声であり、観客席はとんでもない程に(にぎ)やかになっており、ソムニウム学園に置いて最高の実況役と解説役と言われる二人が担当するとなると生徒達はとても嬉しそうであった。


〚さあさあ、今回の一騎戦は何と学園でも数少ない序列三位ランクの天烈皇王(てんれつこうおう)自ら用意したこの特別一騎戦のルールを説明していく!〛

「オォオオオオオオ!」

〚この特別一騎戦はズバリ旗取り合戦!先に二回相手の旗を取って拠点に持って帰ったチームの勝ちで、三回行われ一回旗を持って帰るとその時点で点が入り、その後五分の休憩が入る!なおフィールドの広さは……分かりません!〛

〚そこを適当にしてどうすんだよ〛

〚だって分かんないんだもん、それは置いといて今回の一騎戦をどう思う?〛

〚あの天烈皇王(てんれつこうおう)が此処まで大きく用意したとなると両方とも結構な実力者と言ったところだ〛

〚なるほど、じゃあそろそろ始めようか、全校生徒の(みんな)一緒に数えてね〛


 雨宮命(あまみやめい)の言葉に生徒達は笑いながらも手を上げる。


〚「「「「「「「「「「「「「「3!…………2!…………1!」」」」」」」」」」」」」」〛

〚スタート!!!!!〛


 ついに開幕した四対四の一騎戦、結果はいかに?学園の生徒と教師を含めたすべての者たちが見ている今回この日、ソムニウム学園には一つの伝説が刻まれることになるとは誰も今は知らない…………


 

今回も最後まで読んでくれてありがとうございます。次回がバトルなので是非楽しみに待っていてくださるとうれしいです。

じゃあバイバイ!

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