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第十五話『王の君臨と現れるチャレンジャー』

天津猫です。今日は少し短いですが楽しんでいってください

それではどうぞ!

第十五話『王の君臨と現れるチャレンジャー』


 これはなぬいと浩介(こうすけ)がお話?をしていた同時刻、陽太と有馬とレイナはゴミ捨て場に部室を掃除したゴミを捨て終わり部室に帰ろうとした時、後ろから声を陽太達は掛けれられた。


 「よぉ、王たる俺が声を掛けてやったことに感謝しろよ平民」


 後ろを向くとそこに立っていたのは、アップバング・オールバックの黄金の様に輝いているように見える金髪に琥珀色の目をした賢者(ワイズマン)クラスの証である純白のブレザーを着るのではなくブレザーを肩掛けし、ズボンのポケットに両手を突っ込んでいる男子生徒が立っていた、一見痛い奴に見えるが王と名乗るには申し分ない程のオーラを(ただよ)わせ、圧倒的なカリスマ性を秘めている姿に陽太達は息を吞むが陽太はそれに負けないように聞き返した。


 「いきなり自分が王だの俺たちが平民だの好き勝手言いやがる奴だな……」

 「ほおぉ~……」


 陽太はそう言いながら男子生徒を睨みつけた、それに目を細め少し意外そうな顔をする男子生徒だが笑みを浮かべ陽太の目を見る、男子生徒の前に映る陽太は何か強い意志を持っているかのように見え笑い後を上げる。


 「ふはははははは、王たる俺を前にして(ひざまず)く平民は大量にいたが俺を睨みつける平民は初めてだ!」


 面白いものを見つけたような目で陽太に話しかける男子生徒に有馬はある事に気が付く、男子生徒の正体に心当たりがあるからだ、アップバング・オールバックの金髪に琥珀色の目を持ちブレザーを肩掛けする生徒と言ったら、ソムニウム学園にたった一人しか存在しない現生徒会長の堀咲蓮(ほりざきれん)とはよく対立し堀咲蓮(ほりざきれん)と同じく序列三位の男その名も…………天烈皇王(てんれつこうおう)


 「平民よ王たる俺が尋ねてやろうお前の名前は?」

 「上内陽太だ」

 「普段ならもう串刺しにしたりひき肉にしているが今の俺は気分が良い、一つ提案をしよう、俺の臣下(しんか)となれ上内陽太よ俺の下についたなら約束された未来を用意しよう」


 天烈皇王(てんれつこうおう)は陽太の事を気に入ったのか自分の臣下(しんか)にならないかを聞いてきたが、陽太は笑いながら言った。


 「やだね、約束され未来に興味何て無いし……それに誰かの下には絶対につかないね」

 「王たる俺の提案を断るか…………面白い!なら実力行使で分からせてやろう!」

 「やってみろよ!」


 皇王(こうおう)がポケットから手を出し実力行使をしようとするのに乗っかて、陽太もリボルバーを右手に持ち能力『|一つの弾丸は百の弾となる《ワンハンドレット・バレッツ》』を発動させ、バン!バン!バン!バン!バン!バン!とリボルバーの連射速度を優に超えた連射で六百発の弾丸が皇王(こうおう)に向う、だが、皇王(こうおう)は笑いながら余裕そうに呟く。


 「王たる俺の道を弾丸風情が塞ぐな、『避けよ』」


 皇王(こうおう)の『避けよ』の言葉に弾丸は命令に従うように軌道をずらしたのである六百発の弾丸全てがである。今の光景に陽太は目を見開いた陽太だけではなく、後ろに居た有馬とレイナも同じように信じられないようなものを見るかのように目を見開いた。


 「何を驚いている?王の命令を聞くのは()()()()であろう?」


 さも当然の様に言う皇王(こうおう)に陽太は内心、そんな訳無いだろ!と思ってしまった、そして陽太の横から人影が出てくるのを見たその正体は有馬である、有馬は陽太だけでは皇王(こうおう)には勝てないと思い加勢したのである。


 「能力『死者の軍隊(アンデット・アーミー)』!」

 「なるほどお前は軍を出して戦う能力か…………だが、『失せよ』」


 有馬の能力が一年生の賢者(ワイズマン)クラスの中でもトップレベルなのは知っているが相手は皇王(こうおう)であった、圧倒的な物量で潰すために有馬は10万もの軍隊を出し、ゴミ捨て場が壊れる覚悟で挑もうとしたが皇王(こうおう)の『失せよ』と言う言葉に10万もの軍隊は一瞬で姿を消した。


「例えどんな能力を持っていようが王たる俺の前では無力だ、これが俺の能力『王の命令キング・オブ・オーダー』だ!」


 皇王(こうおう)の能力『王の命令キング・オブ・オーダー』は、文字通り皇王(こうおう)の命令を実現させる能力だが命令を聞かせるものに制限はなく、例え空気などの気体さえも命令を聞かせてしまう能力である。


 「さて、いい加減王たる俺の前に『(ひざまず)け』」

 「ぐ!」

 「あ!」


 『(ひざまず)け』の言葉通り()()皇王(こうおう)の前に膝を付く様に(ひざまず)いた、そこに皇王(こうおう)はさっきまで居たレイナが居ないことに気づく。


 「あの美しい女は何処だ?」


 だが、皇王(こうおう)の疑問に答えるかの様に声が聞こえてきた。


 「ここよ!」

 「おぉ!美しい女よ今まで何処に行っていた?」

 「援軍を連れて来たのよ!」

 「何?」


 レイナの援軍の言葉に皇王(こうおう)は頭に?を浮かべた、その時レイナの後ろから二つの足音と声が聞こえてきた。


 「やれやれ、(レイナ)に付いていけば荒波に会えると思ったが……まぁ肩慣らしには丁度いい相手はいるな」

 「僕の友人を痛めつけた仮は返してもらうよ先輩?」


 その二人とは家の用事で歴史研究会に行けて居なかったはずのアルメルト、そして、入学初日に一騎戦をして、なぬいに対して倒す宣言をした、牛丸豪の姿であった。

 



今回も最後まで読んでくれてありがとうございます。追い詰められる陽太と有馬にレイナの連れて来たアルメルトと牛丸いったいどんなことが起きるのか?

次回をお楽しみに

それではバイバイ!


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