第十四話『お互いの闇』
天津猫です、最初に言わせていただきます、遂にあの時の人が参戦と言いましたがアレは次回になってしまいました、本当に申し訳ございません。ですが必ずや次回に出します。
それではどうぞ
第十四話『お互いの闇』
浩介は病院を退院できた、なお入院期間一日だったのである、理由はレイナの能力に在り彼女の能力は見た限りだと生物を治す能力の様だった、そして浩介が学園に戻ると変化が起きていた、それは近衛伸太郎が学校を退学になったことだどうやら誰かが近衛伸太郎の悪事を学園中に流し、悪事がバレた近衛伸太郎とその後ろにいた二人も三人それって退学となった、それとは別に浩介が心の底から喜んだことが在ったどんなものかと言うと――――
「浩介先輩、自分たちはこの歴史研究会に入る事にしたのでよろしくお願いします」
「「「「よろしくお願いします!」」」」
――――なぬい、レイナ、陽太、有馬、アルメルトの五人が廃部寸前であった歴史研究会に入る事にしたのである、この事は学園の記事の大スクープになったそうだがなぬい達は知らん顔であった、本人の浩介はというと。
「ご、五人、うちに?…………あはぁ~」
バタ、ボロボロの歴史研究会に入ってくれる嬉しさとボロボロの歴史研究会に入ってくれる驚きに頭に矛盾が生じ頭がショートしてしまい倒れてしまった、ついでに言うと歴史研究会は前の先生を終わりに一度も顧問が付かなかったそうだが、部員が六人になったことにより顧問を付けないといけなかったのである、なぬい達は真っ先に雪先生の下に行きお願いした所。
【別に構わない、私もちょうど何処かの研究会の顧問になってみたかったのでな(激渋ボイス)】
と言う返事をもらったそうだ、なお雪先生と子百合先生は今年入って来たばかりの新人先生だったそうで、初対面の浩介は雪先生の声を聞いた時頭の後ろには宇宙が映っていたそうだ、そして今なぬい達は何をしているかというと。
「ふぅ、取り合えずは片付いたな!」
「そうだね、殆どの物が本で良かったよお陰で本棚に入れるだけで済んだからね」
「いやぁ~すまんすまん!入ってきたばかりの後輩にこんな事をさせてもうて」
部室の掃除をしていた。元々は浩介が一人で使っていたのでどれだけ本が散乱しようとどうって事無かったが、計六人の生徒と顧問の先生が一人が使うとなると流石に狭くそして汚いため掃除をする事になったのである。
「アルメルトは今日は用事があるって言って帰ってしまったが何とか終わったな」
「はい!無事に掃除完了ですね!」
今部室に居るのは浩介、なぬい、レイナ、陽太、有馬の五人である、アルメルトは家の用事で研究会に行けず雪先生の方は歴史研究会の正式な顧問になる為色々と手続きをしないといけない為よって二人は歴史研究会に行けないので五人で掃除していたのである。
「そんじゃあ俺と有馬とレイナでゴミを出してくるから浩介先輩となぬいは部室で待っといてくれ!」
「いってきますなぬいさん!」
「いってらっしゃいレイナ」
陽太と有馬とレイナは部室のゴミを捨てにいってしまったので部室に残ったなぬいと浩介は畳に座り軽い雑談をしていた。
「いやぁ~まさかウチの研究会に五人も入るとは思わんかったは~」
「こんなに人のドラマがある研究会を廃部にしたく無かったですし、それに…………元々歴史や神話には興味がありましたから」
「そう言ってもらって嬉しいは~…………さて雑談はこれくらいにして…………」
さっきまでの和やかな空気から一変し部室にはピリピリとした空気が覆ったそして浩介の口と目からは笑みが消え一気に鋭い目つきに変わりなぬいを睨みつけた。
「で?どういう手段を使ってあいつ等を痛めつけたんだ?」
「何を仰っているか分かりません」
「しらばっくれるなよ荒波なぬい、知ってるとは思うけど一年生争奪戦中に上級生達には一年生リストが配られる」
「アレですね」
「別に君と僕の前では敬語をしなくて良いよ、話を戻すけど一年生リストにはその新入生たちのプロフィールが乗ってある、そんな中で君のプロフィールは入学試験の筆記テストでは目立った成績でも無く、実技は少し特殊のテストだった様だねそして君の能力『幸運強化』――――」
普段の浩介とは一人称がウチから僕に変わり、周りに花が見えるほどの浩介の姿の面影はなく花ではなく髑髏が見えるほどの殺気を出す浩介に目を細めるなぬいであった、そして浩介は話を続けた。
「――――はただ普段より幸運にするだけの能力のはずなのに…………入学初日に一騎戦をして、あの入学成績三位の牛丸豪に無傷で勝利しかも棒立ちしてるだけで、そして今回の近衛の件といい実に君は面白いそれで?」
浩介はこの時点で学園の誰よりもなぬいの正体に近づいていた、本来『絶対勝利』と言いうあらゆる事で勝利できる能力を持つなぬいが嘘の能力名で学園に入学しいた、だが此処でなぬいはある疑問を考えた。
「(本来『絶対勝利』でしたことは相手や周りに都合の良いように記憶や現実を改変する、『絶対勝利』の八割を封印しているとはいえ、『絶対勝利』の効果を受けないとなるとそれは………………封印状態の『絶対勝利』と同等の力を持っている者のみ…………そして能力はあの手袋で隠している手が能力だろう……」
なぬいが頭の中で考えている所で浩介は最後の言葉を言い放った、それはとても冷たくそしてドスの聞いた声であった。
「何を隠してやがる?」
「…………………………」
ないぬは浩介の質問に少し考えて口を開けた。
「あまりお互いの闇を探るのはやめましょう…………今ここで貴方と戦ったら学園が消えてしまうそれはお互いに利益が無いでしょう?それに戦ったとしても自分が勝利してしまいますし」
「…………」
鋭い目線と一直線になっていた浩介の顔はいつもの和やかな顔に戻り後ろの髑髏が消え、代わりに花が後ろに出てきて、浩介は笑顔で喋った。
「それもそうやな!ウチは無駄な戦いをしない主義やし!」
「自分も同じです」
「じゃあこの話は無かったことにして甘いスイーツの話をしよか!」
「良いですね」
ピリピリしていた部室は何処に行ったのか、さっきの和やかな空気に戻った部室は賑やかな会話に戻ったがなぬいと浩介は心の中で似たような事を思った。
「(これで確信した、こいつは封印状態の『絶対勝利』と互角に戦える化け物だと……)」
「(さっきの話で確信を持てた、この子は僕の能力を簡単に凌駕できるほどの能力を持っている……」
「「(まぁあっちが――)」」
「(――自分の学園生活を邪魔しない限り)」
「(――僕の夢に手を出さない限り)」
「「(消さないでやるよ(あげるよ)」」
笑顔の裏でお互いの事を観察し注意するのであった、だが部室は和やかな空気のままであった。
――――次の日
なぬいは浩介と話した次の日に愚か者クラスに登校してみると。
「な!!」
包帯を至る所に巻きボロボロになった陽太の姿であった。
今回も最後まで読んでくれてありがとうございます。何故浩介君はなぬいと同じく力を隠すのか?それはストーリーが進むと分かります、そして最後に映った陽太に何があったのか次回は陽太視点からスタートです。
ではバイバイ!




