第十二話『研究会の見学作戦』
天津猫です、自分の小説をブックマーク登録してくれる人がいて感激しました、ありがとうございます。
今回は研究会の見学とある先輩との邂逅です、どうぞ!
第十二話『研究会の見学作戦』
昨日の一年生争奪戦が無事?終わり、なぬいは自分のクラスに足を運んでいたがあのロッカーでの出来事を思い出してた、なぬいは異性に対して関心が無い訳ではないが他の生徒よりは興味が薄いのだが、ロッカーでの出来事を思い出すとやはり、少し顔を赤くしてしまう、今思えばソムニウム学園で高嶺の花と言われ学園三大美女に数えられるレイナと二人っきりだったのが奇跡であった、しかも、ロッカーの中で一緒に居たのだからそれを知ったら学園中の生徒がなぬいに襲い掛かって来るだろう、もちろん『絶対勝利』があるなぬいが、たかが学園中の生徒が襲って来ても『絶対勝利』という全てに勝利できる能力がある限り負けることはない、そんな中、なぬいがクラスの扉前に着き扉を開けるとそこに在ったのは、クラスメイト達の絶望の顔ばかりであった。
「な……何だこれ?」
「お!来たななぬい!」
なぬいが教室の空気に困惑している前から陽太が歩いてくるのを見た、陽太はクラスメイト達とは違いいつも通りである。
「陽太この状態は何だ?クラス中のほとんどが世界に絶望した様な顔何だが?」
「あ~こいつらは昨日の一年生争奪戦で俺たちみたいに逃げきれなかった奴らだよ、ほらあそこの干からびてる奴いるだろう?」
そう言って陽太はなぬいと陽太の後ろの席に居るまるでアジの開きのように干からびた一年生争奪戦でムキムキの先輩たちに囲まれていたクラスメイトであった、もはやあれは人と言っていいか怪しいぐらいであった、顔は窶れ、体は今まで以上に筋肉が付いているが目の焦点が合っておらず。
「筋肉筋肉筋肉筋肉筋肉筋肉筋肉……」
ずっと筋肉と呟いていた。ある程度の事では驚か無いなぬいでさえドン引きしていた、それに周囲を見渡してみると似たようなクラスメイトが多かった。
「おはよう!って何これ!?」
「おはよう二人とも……それにしても、凄いですね教室のクラスメイトのほとんどが絶望顔だね」
そんな中で昨日の一年生争奪戦でなぬいのおかげで逃げきれた生徒のサヤカと春明が登校してきた、二人も教室に入ってあたりを見渡した瞬間顔を引きつらせる。
「どうやら昨日の一年生争奪戦を逃げきれなかった生徒達らしい」
「「一日だけで此処までなるの!」」
なぬいの説明を聞いた二人は思わずハモリながら叫んだ、それはそうだ、たった一日たっただけであの元貧相な体をしたクラスメイトがあのような有様になっていたのだから。
「お前たちはいつまで教室の扉の前で戯れているんだ?(激渋ボイス)」
「雪先生!いつの間に居たんですか?!」
「ついさっきだ(激渋ボイス)」
もはや雪先生の声に疑問を持たなくなってしまった生徒達はいつも通りに挨拶をした。その後雪先生は朝のホームルームを済ませた、そのごあっという間に時は過ぎ放課後。
「なぬい!どんな研究会があるか見学しに行こうぜ!」
「いいよ、ちょうどサヤカと春明は研究会に行ったし」
放課後になり一年生争奪戦が終わったことにより、研究会は自由に見学できるようになったことで陽太はなぬいと一緒に見て回ることにした、ついでにサヤカと春明は既に研究会に入っているため二人は研究会場所に行ってしまった。
「おお!スゲーいっぱいあるな研究会」
「昨日の一年生争奪戦がやばかっただけで本来の研究会はお祭りの屋台みたいだな」
全学年共通廊下と言う生徒が学園に登校して来た時に必ずとおる廊下で、生徒が必ず通る為、研究会は勧誘するためこの時期になると屋台のように研究会の勧誘をする。
「じゃあ片っ端から見ていくか!」
「了解だ陽太」
まず最初に二人が訪れたのは能具研究会であった、ここは文字通り能力を付与した道具を研究したり作ったりする場所である、見学中に陽太が実験中の生徒の前でクシャミをしてしまい実験に失敗する事件があり能具研究会に――――
「二度と連れてくるなその生徒を!」
――――と怒らせてしまい出禁宣言を食らってしまい泣く泣く別の研究会に見学をすることとなった、そんな中なぬいは周りの目線が一つに集中しているのを見て疑問に思い目線の先に行ってみるとそこには、研究会の前で入るか頭を悩ませているレイナと頭を片手で押させている有馬そして、見たことが無い金髪の男子生徒が苦笑いをしていた。
「何やってんのレイナ?」
「ひゃあ!って、な、なぬいさん!」
いきなり声を掛けられてつい飛び上がってしまったレイナがなぬいを目にした瞬間逃げようとした。
「さ、さよなら、なぬいさん!」
「嫌何逃げようとしているんだレイナちゃん」
「そうだよレイナちゃん、別に君が言っているなぬい君はこの程度では引かないって!」
「有馬君アルメルト君!離して!なぬいさんにあの研究会の前で悩んでるのを見られちゃったから!!」
逃げようとするレイナを有馬とアルメルトと言う生徒に抑えられていた、どうやらなぬいに研究会の前で悩んでるいるのを見られて逃げようとしていたらしい。
「落ち着けレイナ、何があったからは知らないがお前が何をしようと俺は気にしない」
「ほ、本当ですか?」
「あぁ」
なぬいに説得され落ち着いたレイナを横目に大量の汗と息切れをしている有馬とアルメルトが見ていた、どうやらレイナはこの二人が息を切らす程の力で暴れていたようだ。
「それにしても、そこの金髪は誰なんだ?」
「これは失礼した、まだ名乗っていなかったね、僕の名前はアルメルト・ペンドラゴン一応入学式で前に出て自己紹介したんだが」
「ごめん寝てたから見てなかった」
「これは参ったな、まぁここで会ったのも何かの縁、これからよろしく荒波なぬい君」
アルメルト・ペンドラゴンと言う新しい友人を作ったなぬいであった。
「それにしも、レイナは何の研究会で迷ってたんだ?」
「な、なぬいさんは見てはダメですぅ!」
レイナがどんな研究会で迷ってたのを疑問に思ったなぬいはレイナの言葉を無視して研究会の看板を覗いて見た、そこには信じられないものが書かれていた。
〚女淫魔研究会、これで好きな子も堕としてやろう!
あの小悪魔で有名な魅了明日奈が直々にテクニックを伝授!※注意、この研究会は女性限定です」
「………………」
「だから言ったのにぃいい」
看板を見たなぬいは困惑をしていた、あのどんなお願いをしたら何でもしてもらえるレイナが好きな子を堕とす為に女淫魔研究会に入ろうとしていた、なぬいは思ったあのレイナが堕とそうとしている奴はレイナにこれ程までのことをしてでも堕とそうとする奴らしい、そいつがどんな奴か見てみたいと。なぬいは気づいていなかった、そのレイナが堕とそうとしているのがなぬい本人なのに。
「その……まぁ……人それぞれだから」
「もうお嫁にいけない」
顔を両手で隠して呟いていたレイナを横目にアルメルトは苦笑いし、有馬と陽太はと言うと。
「ねぇ陽太、僕が陽太の寝ているベットの上でサキュバスの姿で現れてあらどうする?」
「急に何言ってんのお前?」
真顔でとんでもない事を言った有馬に対して真顔でツッコミを入れる陽太の姿があったそうだ。その後なぬい、レイナ、陽太、有馬、アルメルトの五人で研究会を見学することにしたのだが、なぬいが曲がり角で誰かと衝突したのであった。
「「イテ」」
「あ!すまへん、怪我無い?」
「いえ、大丈夫です」
ぶつかった男子生徒は立ち上がり自己紹介をし始めた。
「うちは二年の愚か者のクラスの名前は関ケ原浩介や、よろしゅう」
「自分は一年生の同じく愚か者のクラスの荒波なぬいです」
なぬいがある研究会に入る理由となる生徒とであった瞬間であった。
今回も最後まで読んでくれてありがとうございます。次回はなぬいが入る研究会が登場します。
では、バイバイ!




