28話 MODEL
クウェート、アハマディ県、アフマド・アル=ジャービル空軍基地。ヘリコプターから降りるORCAは、無線連絡を受けながら別の輸送機に乗り込む。貨物室内部に入ると、無線が入る。
マザー(無線)「とんでもないニュースと、もっととんでもないニュースがある」
ベネット(無線)「どっちだっていい、どうせどっちも戦う相手の話だろう?」
マザー(無線)「現在進行形で、イランは戦線を後退している。EMP兵器による情報網および電子機器完全破壊が決定的となり、イラク軍はその隙に前線を突破、フーゼスターン州を現在、反乱したイラン軍部と共に実効支配している」
マイロー(無線)「イランは……」
マザー(無線)「経済的に破綻するのは時間の問題であり、さらにイラクは進軍を続けて行う予定らしい。イラクによるイランの無条件降伏までは時間の問題だ。中東の情勢は大きく変わるだろう」
ヴェロニク(無線)「で、もっとヤバいほうって?」
マザー(無線)「……新ソ連が、ある発表をした」
各員の端末に映像が映し出された。赤と白の毛を持つ蒼白な少年が、兵器倉庫に立っている。
???「世界の本質などどこにある訳でもない。地球が青いという真実、神は死んだとおう学説、世界の本質はあまりに多すぎ、前提により消失している。先進国の連中は我々が戦争・侵攻をしている最中、何をしていた?利権まみれの移民問題、中東やアラビアは依然として凄惨、目的と手段も間違えたダイバーシティによる価値観の強要・矯正、依然として行われる人種差別。弱者は強者により淘汰され、大抵の弱者は強者が助けたいと思える状態ではない。この世界の不平不満は、極自然的に生まれる。また、保守とリベラルは振り子であり、時代の流行りを示す指標に過ぎない。国内が安定すれば富が余裕を育み、意識は内側より外側へ向き、自分より他人の目線を気にかける結果、他人に優しい存在が台頭しリベラルは加速する。国内が不安定になれば富が無いため余裕は育まれず、意識は外側より内側に向き、国を豊かにする存在が台頭し保守は加速する。そして富には際限が有り、その際限は搾取により早々に取り払われる。富と余裕は奪うものであり保守的存在であるが、そうして奪った富と余裕から優しさが生まれリベラルを育て、他人に優しくするために自分や自国を犠牲にしていき、また保守が台頭し、保守は他またまた人を蔑ろに富と余裕を搾取する。再度言う、保守とリベラルは振り子であり、時代の流行りを示す指標に過ぎない」
少年は語り続けながら歩く。カメラは、奥でそびえる巨大な機械を映し出す。
???「我々新ソ連は、世界を統一する。そのための兵器が、これだ」
映像に映し出されるのは、多数の削岩機を口内に携えた、蛇やエビに見える怪物が暗い倉庫で起動し赤いカメラレンズが輝きを放つ。起動した機械は、金切り声を上げる。
「鋏角自走機動兵器アノマロカリス。全長625mのこの大型兵器は、搭載される炭素筋繊維の電力可動によりバッテリーのある限り内燃機関のエネルギーを頼らず、地表内外問わず時速150kmで移動する。発電方式は原子力発電。口膣にあるホイールや鋏角、削岩機により敵戦車・低高度の航空機・建造物を地盤ごと貫通し粉砕。地下鉄や敵主要都市の地盤、地下水やミサイルサイロも地中から破壊、目標都市の周囲を周回するだけで上下水道やガス道を破壊し都市機能を麻痺させることもできる。上面装甲は地表貫通爆弾でも貫徹できないよう設計されており、システムをスタンドアローン化させることでECMの影響を受けない設計にもなっている。他にも西側の諸国が講じる対策は完全に対策できているといえる。この兵器は現在攻勢・防衛における新ソ連の最重要兵器であり、実戦データ配備に先だってイラクへの貸し出しが行われているが……現在、我が国主要都市である旧ウクライナ首都キーウである、新ソ連都市キエフ防衛や新ソ連とNATO加盟国の緩衝地帯、ポーランドなどの国境線上に配備が予定されている。ついては……」
映像はここで止まる。輸送機は飛び立つと、雲の下まで上昇していった。
マザー(無線)「現状NATOはあの兵器に関して情報がまったくない。イラク側からの情報提供は一切なし、確定事項ともいえるがイラクは新ソ連側についた。そして近いうち、イランの石油地帯はイラク、まぁほぼ新ソ連のものということだ」
エメラルド(無線)「米ソ2大国の力、いや、資本圏と共産圏の実力は、現在拮抗しているとは言い難い。ウクライナからチェルノーゼムと黒海、イランからフーゼスターン州の油田、奴らは確実に重要な地域を確保しつつあり、中東の情勢変化から石油価格は不安定になりサウジアラビアやクウェートなどの石油産業国の経済は悪化、オイルマネーによる資金提供は難しく、イスラエル国からの……あぁ、そうだ……1つ、言っておく必要がある」
マイロー(無線)「何でしょう?」
エメラルド(無線)「サーヘルについてだ、釈放した」
ベネット(無線)「釈放だぁ……!?」
エメラルド(無線)「ペンタゴン、いや……アメリカ政府からの指示だ」
那東(無線)「何となく嫌な予感がするでござる。イスラエル、アルバタル、アメリカ政府」
エメラルド(無線)「日本人でも思い当たるか。そう、ユダヤ人コミュニティ、イスラエル・ロビーだ」
マイロー(無線)「イスラエル・ロビー?」
ヴェロニク(無線)「アメリカの政策を親イスラエルへ方向転換させられるほどの影響力を持つユダヤ人コミュニティよ。大統領も頭が上がらない、とか?」
エメラルド(無線)「イラクとイランが戦争状態に突入する前、ヒズボラがどうのこうのという話があったのを覚えているか?」
ベネット(無線)「ヒズボラ、レバノンにいるシーア派のイスラム主義武装組織だな。シーア派は血統主義、多数派であるスンリ派とは仲が悪い」
エメラルド(無線)「ヒズボラはイランと同じシーア派だ。イランはヒズボラを支援し、ヒズボラはイランの指示を聞くという関係を持つ協力関係。イランが戦争状態になった瞬間、ヒズボラがイランを支援するためにイラクを攻撃し始めた訳だが……そこをイスラエル軍が防衛に加勢、それどころかイスラエルはヒズボラの拠点である国家レバノンに侵攻を始めた。イランが自国防衛に手こずっている間に、シーア派勢力を削っておこうという魂胆だったのだろう。さすが、中東の警察・中東のアメリカ・中東の覇権国家を目指しているだけはある。そして、レバノン攻撃やイラク防衛に際してアルバタルを動かすために、アルバタルのリーダーであるサーヘルの釈放が必要になり、イスラエルはそのことをイスラエル・ロビーへ連絡、イスラエル・ロビーはホワイトハウスへ連絡、大統領命令でサーヘルが釈放された。次の選挙に勝ちたかったらこうしろという命令ができるのが、あのコミュニティだ」
マイロー(無線)「影響力が、凄まじいですね……」
エメラルド(無線)「まただ、また選挙だ。対中国のときも心象を守るために核報復をしないときて、今回は国際テロ組織の頭領を釈放して……ベネット、まだ愛国心はあるか?私は歴史の教科書だけでイギリスを嫌いになったが」
ベネット(無線)「そう言われてもなぁ、黒人だって奴隷として植民されたようなもんだし、ある意味で俺らって母国ないんだよなぁ」
エメラルド(無線)「すまない、変なこと聞いた……鋏角自しょ、鋏角自走機じょ、
鋏角自走機動兵器アノマロカリスについては、我々の方で調査をする。全員、しばらく待機だ」
ベネット(2回も噛んでおいて、無かったことにしようとしてる……?)
ヴェロニク(無線)「で、セナは無事なの?」
マザー(無線)「今、こっちに運送中だ。送られてくるデータの上で特に、情報を抜かれた痕跡はなさそうだな。回路の類いが吹っ飛んでる感じだ」
マイロー(無線)「でも位置情報は送られてましたよね?」
マザー(無線)「こっちから電源を遠隔で入れられる装置がある。バッテリーと回路が独立した、こういう時のためのがな。だがEMP相手に機能するとは思わなかったよ」
マイロー(無線)「EMP兵器って、何なのでしょうか?」
マザー(無線)「電子を弾丸にして射撃し、無線機やパソコン、戦闘機のHUDや無人機なんかの電子機器を機能停止にする兵器さ。通電している電子回路に電子がぶつかると、回路に過剰な負荷がかかってショートして壊れる。原理はこうだ、分かったか?人間で例えるなら、装備を貫通して全身の血管をぶっちぎる爆弾だよ」
マイロー(無線)「グロテスクですね……」
マザー(無線)「だが、その技術を活用した兵器など、果たして本当にあり得るのだろうかねぇ……合点のいかないことが、多すぎる」
ベネット(無線)「と、いうと?」
エメラルド(無線)「今回発表があった ア ノ マ ロ カ リ ス だが」
ヴェロニク(噛まないようにゆっくり言ってる……)
エメラルド(無線)「弱点が、なさすぎる」
マザー(無線)「地中の相手が地表貫通爆弾でも壊せないという話が本当ならば、出てきたところを叩くしかい、基本的に対応は後手に回る。敵の場所をレーダーで発見できても、攻撃が通らなければ意味はないんだ。ネットワークが独立しているならハッキングは物理的に不可能。敵が地表から出たところをミサイルなどで破壊するしかないが、戦闘機相手に原子炉を持つアノマロカリスは悠長に待てる。しかも原子炉の時点で、破壊と同時に放射能を撒き散らすから、どのみち狙われた都市は機能不全となる。生身の人間による偵察、あるいは設計資料の奪取も必要になるだろう……ヴェロニク、アンタSNSの運用は得意かい?」
ヴェロニク(無線)「フォロワーなら結構いるけど?一応聞き込みする?」
マザー(無線)「あぁ、頼んだ」
那東(無線)「ヴェロニク殿はインフルエンサーか何かでござるか?」
ヴェロニク(無線)「趣味でアニメのキャラクターのコスプレとかしてるよ」
那東
マザー(無線)「ウクライナを攻め落とす際は、ほぼ無傷で旧ロシア軍が勝利したとされている。さらに、中東への関与や兵器の横流しも確認されていない。ペンタゴンは以上の情報より新ソ連の総動員時の軍事力を計算、ほぼ同格の力量を持つとされた……」
エメラルド(無線)「だがここに来て対抗策ゼロの新兵器が導入、これに例のEMP兵器まで加わった場合、アメリカ単独では新ソ連とは対抗できない計算となる。米ソの戦いではなく、NATO対ソ連の戦いにでもしない限り、敵との消耗戦にすらならない。過去、冷戦というものがあった。核武装によりやり合えば双方滅びる、それが抑止力として働いたことで、諜報や暗殺・極秘計画を主流とした表立って米ソはやり合わない戦争が発生、ベトナム戦争なんかがそうだ。だがそれは実力が拮抗して初めて起きる状態だ。今、強国に実力差が生まれている。ここからは、BRICKS+など共産圏に対する包囲網を敷く必要がある。勿論、NATO団結は大前提だ」
ベネット(無線)「俺たちは何をやればいい?」
マザー(無線)「実力を拮抗させる必要がある。EMP兵器に関する情報収集、そして……」
マイロー(無線)「アノマロカリスの、破壊」
マザー(無線)「一度、KACTSに来るんだ。EMP対策の装備を開発してみる。お前たちユーザーの声が必要だ、最高品質のな」
サウジアラビア。ORCAはタクシーで公園のような場所にも見える、建物の正面玄関へやってきた。パソコンの基盤のような形の建物の、中へ入ると、ピンク色の髪の毛をした老婆が現れた。
マザー「よう」
エメラルド「お久しぶりです、マザー」
マザーの隣には、日本のアニメで見るようなメイドの格好をしたセナが立っていた。短めのスカートとフリルが目立つ。
セナ「お帰りなさいませ、ご主人様方」
マイロー「何が、どうなって?」
マザー「回路を直したついでに、ここにいる間は戦闘システムとは別のシステムのデータを取るよ。そうさね……セナ、マイローに付き添いなさい」
セナ「了解しました」
マイロー「付き添うって……また、ですか」
マザー「マイローは端末に送る射撃演習場で新しい銃器のテストを頼む。他はブリーフィングルームに来い」
マイロー「ブリーフィングの話は、私も聞いていて大丈夫ですか?」
マザー「演習中気が散るならば、あとで会話内容のログを送るが?」
マイロー「それでお願いします」
マイローは建物に入り、階段を下りる。あり得ないほどエアコンが効いた部屋で、銃撃の音が響いている。
マイロー(火薬の調子は大丈夫でしょうか?)
後ろから来るセナは、鞄や各種弾薬を背負ってきた。セナから銃器が渡される。
セナ「現在KACSTで開発中の最新兵器たちです」
マイロー「説明書はありますか?できれば紙で欲しいですが」
セナ「紙?」
マイロー「メモとかに、使えますし」
セナ「紙は大切ですか?」
マイロー「はい、端末を起動させる必要がないので。電波を飛ばすと、砲弾になってかえってきますから」
セナは銃を手渡していく。どの銃器もレーザーサイトやフラッシュハイダーなど、強化プラスチックでできた最新鋭のオプションパーツを搭載している。
マイロー「……これは」
セナ「どうしました?」
マイローは銃を握ると、オプションパーツを取り外していった。
マイロー「サウジアラビアやクウェートなど、砂埃の目立つ地域でこのような脆弱な装備を取り付ける必要はないと思います。レーザーサイトもライトも、狭所かつ暗所の場合に効果がある、特殊部隊専用の装備です。サウジアラビアも、イスラエルのようにドクトリンを変えたのですか?確かに兵士の生存率をあげるならば装備の拡充は大切でしょうが、それでしたら輸送車に鉄板でも追加したほ……」
セナ「つまり、そういうことです」
マイロー「サウジアラビアの特殊部隊の改善ですか」
セナ「対中国では、中国国外の基地を破壊した程度でしたから」
マイロー「十分ではないですか」
セナ「サウジアラビアは、それが十分ではないと思っているのでしょう」
マイロー「もっと難しい任務が待っている可能性があると……」
マイローは銃器を構えて、肩付けや腰撃ち、マガジン交換の速度やアイアンサイトの形状の確認。水や砂を被って、また泥を体に塗った上で動いたりと、射撃演習場でやっていいのか分からないレベルのものも行った。
セナ「水や泥が入っても動きますね」
マイロー「AKシリーズの良い点をしっかり受け継いでいる感じですね。口径は弾薬ケースから察するに6.8mm……AKシリーズ?」
セナは一周、ぐるりとマイローを見る。
マイロー「何か?」
セナ「不快感、はありませんか?」
マイロー「?」
セナはくるりと回ってみた。
セナ「私にです。格好など……先日は」
マイロー「あなたを殴ってしまった件は、本当に申し訳ありません。不快感……あぁ、そういうことですか。アンドロイドとしての不快感ですか。大丈夫です、声も見た目のかなり人らしくなっています。重さは……凄いですが」
セナ「……失礼な人」
マイロー「は、は、はい?」
セナ「私は形が女性で、女性は体重を気にすることが文献で分かりました」
マイロー「何を読んだんですか?」
セナ「SNSの、いいねの多い投稿を少々。それから、ディナーで財布を出されると、男性を嫌った方が良いなども書かれていました。見えないところでやるのが紳士のマナーと」
マイロー「っ、あぁ、えっと……言葉が出ないですね。そういう意味の分からない投稿にもいいねが着くのがSNSです、気をつけてください」
セナ「中央値を算出するべきですね……マイローは、どのような女性が好みですか?」
マイロー「私の、好み……」
マイローは銃を分解するのをやめて、少し上を見た。別にどこを見るためでもない。
マイロー「好み……好み……とくにない、かもですね」
セナ「検索結果に、男性の好みがないという発言はモテるための発言であると」
マイロー「またSNSですか?」
セナ「はい。あの、もしかして……マイローは私にモテようとしていますか?」
マイロー「いや、その、さすがにそんなことは」
セナ「そうなるべき、でしょうか?人に惚れられるほどの性能を有する必要がある、のでしょうか?」
マイロー「それを決めるのはあなたではありません。機械の用途を決めるのは人間で、人間で……ん?もしかして、あなたはあなたなりに、用途を探している?」
セナ「……回路が吹き飛んだ瞬間、機能が停止したという情報だけが、一瞬だけ入力されて、それで……回路が修理されたとき、私はあの一瞬を、死と定義しました。生き物であった場合、あそこから生還、いえ、復帰することは不可能でしょうから」
マイロー「死と定義……セナは死ぬを感じ取れますか?」
セナ「いいえ、命がないのでそれは不可能です。死を恐れるべきという文献もあれば、恐れることはないという文献もあり……結論から言えば、私は恐れるべきものとして、死を捉えています。人間らしさ、いえ、動物らしさはそこからくると、考えていますので。この前も言いましたが、私は人間の生活の中に、最終的には馴染まなくてはいけませんから」
マイロー「私より、ベネット隊長と話した方が良いと思いますが」
セナ「マザーからの指示では、あなたと話せ、と」
マイロー「そうですね……命の価値は誰が決めるものではない、でも命の重さは誰でも決められる。スラムの子と王室の子では価値が違う。命に替えは利かないが、その命の上位互換は存在します。価値に差があるからこそ、仕事があり、社会があります。私は兵士ですが、戦闘機以上の価値はきっと無いでしょう。だからこそ、何かあったとき守られるのは私より兵器です。その認識が、私を守る。私が私を守るために、全力になれるんです」
セナ「マイローはなぜ兵士に?あっ……記憶がないのですよね、申し訳ありません」
マイロー「兵士になる理由なんて千差万別です、金、理想、愛国心、衝動……私は何だったのでしょうか、今はただ、そうあるべきだという感覚が残っているだけです」
セナ「そんな曖昧なもので、命をかけられるのですか?」
マイロー「自分の価値を明確に言語化できる人は少ないですよ。我々人間に、カタログスペックはありませんから。だから、自分の道を信じるだけです」
セナ「私は、カタログスペックから価値を持つべきでしょうか?」
マイロー「機械であり、人である。あなたは選択肢が多い、AIが何かを出力するには、プロンプトという指示が必要だとか?セナさんの場合、情報源の数だけプロンプトがあるんですから、答えを出すのに苦労はあるでしょう、機械に疲労があるかは不明ですが。時間はありますし、あなたの性能は十分です。時間をかけてください、良い答えが出ると思いますよ」
セナ「マイローは、口下手だと認識していました」
マイロー「コーヒーの影響じゃないでしょうか?あれは美味しいです」
セナ「私も、淹れられるよう努めます」
マイロー「カフェで働く予定ですか?」
セナ「どこでも働くべきだと思います。もう一杯、コーヒーはいりますか?」
マイロー「では、お願いします」
マザー(無線)「セナ、マイロー、ブリーフィングルームに来てくれ。セナ、EMP兵器に関するMODELを作成しろ。あとは……ん?この、コーヒーの淹れ方のMODELはなんだ?まぁ、使えるから残しとくか」
セナ(無線)「マザー、MODELは勝手に作っても?」
マザー(無線)「あぁ」




