表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
星を掴む少年  作者: 三重野 創


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

9/17

梨食いねぇ

「梨は皮ごとに限るね」

 丸齧りでお構いなしの光道。


 初秋の黄金月が梨に見えてくる。欠けたることも梨と思えば。


「ワイルドだけど、やめ時が難しいわね」

 果物ナイフの扱いはお手の物の沙羅。


「確かに、齧りだしたら全部食べないといけない!」

 三重も梨どころである。


「だからホントは剝いたほうがいいのよ」

 せめてカットだけでもすれば食べやすい。


「梨スイーツもあるけど、洋梨を載せてることが多いね」

 和梨と言っても良いほど、洋梨の生産地が日本に移されてきた。


「そうなのよねえ。和梨はちょっと芯があるから」

 試してみてもいいと思うが。


「梨ジュースなら和梨を使ってるよね」

 ペットボトルの梨ジュースより、出来ればフレッシュジュースを飲みたい。


「禁断の味よね」

 果糖ぶどう糖液糖以外で甘みをつけて欲しい。


「ガリガリくんの梨も人気だけど、夏になるとグミとかそんなのも出て来るよ」

 最高の桃と梨を求めて、山梨へGO!


「あたしもガリガリ君大好き」

 当たり棒は洗浄して乾かしてからでないと交換できないルールが出来た。駄菓子屋で食べた直後に交換する光景が見られなくなる。


「梨大福は行っとこうよ」

 フルーツ大福が数年前からブームだが、美味いモノと美味いモノを合わせたら、もっと美味くなって当たり前といういちご大福理論がある。


「すでにやってるわ。梨は北伊勢の梨を使ってね」

 どの程度入れるのかも重要だ。


「抜かりないね」

 光道はすでに忘れているが、以前も同じことを沙羅に言っていて、看板娘が実行したまでである。


「ミッチー、まだまだ暑いわね~」

 沙羅の母・穂希である。


「こんにちは~。わっ、それは!」

 今の世代が友人の親をおばさん呼びすると、出入り禁止になる。なにか良い呼称は無いだろうか。


「お母さん、ありがとう~」

 穂希は梨パフェと梨のショートケーキを人数分運んできた。穂希の元々の専門は、洋菓子である。


「プロミネンス禍はスイーツのお店もイートイン出来なかったわよね~」

 沙羅はまだ穂希の味を越えることが出来ていない。


(あやうく虫なんか食べさせれられるところだったし、非道い時代だったよ)

 虫食いねぇではシャレにならない。









評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ