カツレツ、炸裂!
「カツは食文化の極みだね。そう感じない?」
「確かに、フライは特別感があるわ。春だけじゃなく、秋もあげものね」
揚げたら美味さが3倍になる。
「丼の王様はカツ丼かな」
牛丼も強敵だが、揚げていないし、玉子でとじてもいない。
「それは反発が多そうね」
ビーフカツ丼も名乗りをあげる。
「前から思ってたんだけど、親子丼の鶏肉は唐揚げにするともっと人気が出ると思うんだ」
唐揚げこそコンビニのホットスナックの王者だ。
「そう美味くいくかしら?」
唐揚げ丼ならすでにあるのだが。
「あとさ、下の御飯は白飯以外にも試してほしい思いがあるかな」
ただ、おかずには白米が最適だとの声も根強い。味御飯にカツを載せて御飯がススムような気は起こらない。
「まあ、中華ではたまに見るわよね。チャーハン天津飯とか」
天津飯餃子なら鶴仙流だ。
「チャーハンはユーティリティーフードだよ」
そんな言葉は無い。
「ガーリックライスも大好きなのよ」
沙羅のような語尾はオネエぐらいしか使わないが、日本の言語空間やコミュニケーションを豊かにするように思う。ボクっ子になることと比べたら、そんなにハードルは高くない。
「紫蘇を入れるか入れないかで好みが分かれるね」
光道は入れて欲しくない派だ。
「作る前に聞いてくれればいいけど」
大人数だと作り分けが大変だ。
「くどい料理だから目的は分かるんだけどさ」
中華料理にもアクセントで使われる。
「巻き寿司にも多いわよね」
ナマモノを包んでいるのでこれも先人の知恵だ。
「僕も味覚が子供なんだよ」
蕎麦の山葵は別に無くても困らない派だ。
「カツ丼の三つ葉ならいいんだったわよね」
牛丼なら紅ショウガが付く。
「ザーサイも好きだね!」
光道は味というよりも臭いに敏感なのだろう。
「揚げ物に柑橘を使うのは、理に適ってるわ」
某雑誌でレモンを持つのは、フレッシュさのあらわれらしい。




