表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【全属性耐性ゼロ】だったのに、全ての攻撃が効かない最強バグスキルを手に入れました※タイトル詐欺です  作者: Y.K
第1幕

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

57/300

どうでもいい異能学園《バグデミア》へようこそ!

異能学園ものって、なんかこう……スゴいじゃん?

「俺の能力は時間を止める!」「私は空間を操る!」みたいなやつ。


でも、本当にヤバいのって“湯気で感情を惑わす”とか“味噌汁しょっぱくする”とか、そういう“どうでもよさ”なんじゃないか?


というわけで始まりました、新シリーズ。


本作のテーマは──

「どうでもいい力で、どうでもよく日常を守る」!!


カグラたちは今日も、意味不明な学園に巻き込まれ、

最終的には焼きそばパンとゆるギャグの元に帰ってくるのです。

ここは、《特級異能学園バグデミア》。

世界中の“どうでもいい能力”を持つ者だけが集められる、超偏差値の低い学園だ。


今日も朝礼で爆発が起きる。


 


「おい誰だよ!また能力で校舎半壊させたの!!」

「ご、ごめん……“まばたきで建築物を揺らす”能力が……っ!」


──どうでもよすぎる。


 


そんな学園に、転校生がやってきた。


担任「では紹介しよう。我が校の救世主になるかもしれない男だ」


 


\ガラッ/


 


カグラ「……焼きそばパン、どこ?」


 


教師陣(……焼きそばパン!?)


担任「ではカグラ、お前の異能を見せてみろ。入学試験だ」


 


カグラ「……あー、いいの?本気出すよ?」

セリスティア(横で見てる):(ぜったい出さないフラグ)


 


試験場にはすでに他の生徒たちが揃っていた。

•「能力:靴下を片方だけ消す」

•「能力:笑ってる人を1%だけ不機嫌にする」

•「能力:焼き魚の背骨だけ抜く」


どれもこれも、“使い道がわからない”系。


 


試験官「では、パン対戦、始めッ!!」


 


カグラ「なんでパンでバトるんだよ!?」


 


試験官「パンの湯気こそ、感情と精神の解放だ!」


カグラ「いや意味がわからん!俺、焼きそばパン出すよ!?」


 


──そして焼きそばパンの湯気が会場に広がった瞬間。


 


生徒たち「……うわ、懐かしい」「給食思い出す」「ちょっと泣きそう」


試験官「こ、これは……精神混乱系!? 湯気の記憶干渉スキルだと……ッ!?」


 


セリスティア「(やっぱりバグってるわ、この人……)」


入学が即日で決まったカグラは、教室に案内された。


担任「ここが“B組”だ。バグ能力保持者の中でも、特に危険度が低い生徒が集まっている」


カグラ「危険度が低い……?」


セリスティア(ついてきた):(つまり“無害すぎる”ってことね……)


 


【クラスメイトたち】

•サイモン:「能力:背中を向けた瞬間に“ややお腹が減る”」

•エミリア:「能力:黒板消しを100%頭に落とすスキル(本人も避けられない)」

•シド:「能力:味噌汁の味を“ちょっとだけしょっぱく”できる」


カグラ(……地味通り越して、むしろ天才か?)


 


担任「じゃあ1時間目は、“異能合戦ごっこ”です」


カグラ「“ごっこ”なんだ!?」


 


──始まったのは、能力を使って“校内フィールド鬼ごっこ”をする授業。


サイモン「俺の能力で!カグラを腹ペコにしてやる!」


カグラ「……いや、普通にお腹すいてるから!むしろ助かる!!」


 


そのとき、突然セリスティアが叫んだ。


 


セリスティア「敵襲よ!空間が……バグってる!!」


 


天井が“食パンの耳”ごと崩れ、ポメパンが落ちてきた。


ポメパン「ポメ〜(登場)」


生徒全員「何この展開!!?」


セリスティア「校舎の屋根が……パン化してる!」


カグラ「なんでだよ!? しかも食パン限定!?」


担任「落ち着け!これは“第三校”からの侵入だッ!」


生徒「えっ、なにそれ……初耳……」


 


──突如現れた謎の転校生。


???「オレの名は《パストラミ・Z》。能力は、“ツナマヨと明太マヨを絶対に間違えさせる”だ」


カグラ「地味に腹立つなそれ!?」


 


■バトル開始!

•サイモン:「くっ……少しでも腹を減らして足止めを……(グゥゥゥ)」

•シド:「味噌汁……! 味噌汁を浴びせろ!!しょっぱくしろぉぉ!!」

•ポメパン:「ポメポメポメェーーー!(※威嚇中)」


 


しかし敵の“どうでもよさが限界突破”。

•黒板消し娘:自爆(黒板のない場所でも落ちてくる)

•カグラ:「お前、なんでそんな能力で強い顔してんだよ……!!」


 


セリスティアが結界を張って、なんとか応戦。


だがそのとき、突然敵が叫んだ。


 


パストラミ「バグった……俺のツナマヨが明太子にならない……ッ!!」


カグラ「……ハッ! それ、焼きそばパンに混ざってたやつじゃん!」


 


焼きそばパンの湯気で“能力誤作動”。


最終的に敵は錯乱し、「からしマヨの人になりたい」と言い残してフェードアウト。


セリスティア「……今回も、焼きそばパンが世界を救ったわね……」


 


カグラ「おい俺、なんでまたヒーロー枠みたいになってんの?」


戦いが終わり、学園には静けさが戻った。


生徒A「……俺、まだ味噌汁しょっぱいんだけど」

生徒B「黒板消し、ずっと頭に残ってる気がする」

生徒C「パン屋の屋根、まだ食パンのままだぞ?」


 


担任「よし、今日の授業はここまで!放課後自由時間だ!」


カグラ「いや無理だろこの状態で!屋根パンだぞ!?」


 


■昼下がりの屋上


カグラとセリスティアは、学園名物“屋上パン販売所”でくつろいでいた。

(屋根が食パンなので、自然に売店化している)


ポメパン「ポメェ(あんパン、ちょうだい)」


 


セリスティア「ふぅ……やっぱり平和が一番ね」

カグラ「お前さっきまでバリア貼ってたのに、よく言うよ」


 


そこへ教師が現れる。


担任「カグラくん、今日の入学試験、合格です」


カグラ「いやもう入学してるし。試験って今さらなんだよ」


担任「ちなみに評価は【湯気ランクS】です」


カグラ「なにその炊き立てっぽい評価基準!?」


 


セリスティア(心の中):「でも、なんだかんだで楽しいかも……この学園」


 


──そんなこんなで、カグラの“どうでもいい異能学園生活”が始まった。


どうでもよくて、バグってて、たまにちょっとだけあったかい。

でも、

それがたぶん、この世界の“正しい日常”なんだ。



──バグだらけの異能学園。

でも、授業が終われば日常が待っている。


 


カグラ「……あ〜、やっと終わった……なんなんだよこの学校」

セリスティア「なによ、けっこう楽しんでたじゃない」

カグラ「いや、ツナマヨと明太子で精神攻撃してくる奴とか、もう意味不明だろ!」


 


ふたりはいつもの場所──セリスティアのパン屋台(兼拠点)へ戻っていた。


パン工房せれす亭、復活。


 


ポメパン「ポメ〜(やっぱここが落ち着く)」

セリスティア「カグラ、今日はどうする? 新作パン、焼いてみる?」


カグラ「うーん……とりあえず、焼きそばパン一本でいいや」

セリスティア「ほんとブレないわね」

カグラ「異能学園よりよっぽど強いからな、コレ」


 


カグラは焼きそばパンをほおばる。

その湯気が、なんだか今日も──やさしかった。


 


セリスティア「ねえ、明日はどうするの?」

カグラ「さあな……パン焼いて、寝て、起きたらまたバグる。たぶんそれだけだよ」


セリスティア「ふふ、それで十分ね」


 


──こうして、“どうでもいい異能”と“パンの湯気”が交錯した日も、

最終的にはいつもの焼きそばパンに帰ってくる。


ここが、カグラたちの日常。

そして、世界のバグの中心地。


 


……明日も、きっと湯気があがってる。


読んでくれてありがとポメ〜!!(←急にポメパン)

ということで第1話は、異能学園編の幕開けでした。


今回の敵は「ツナマヨと明太マヨを間違えさせる男」。

ギャグの限界に挑戦する、どうでもよさ全開でお届けしました。


でも、最後はやっぱり「いつもの屋台で焼きそばパン」が正解。


カグラとセリスティアの日常にちゃんと帰ってくるこの着地が、

このシリーズの“芯”みたいなもんです。


それじゃまた次回、

“ポメパンの鳴き声”とともにお会いしましょう。


──ポメ〜!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ