瑠璃が写真集!?イケメン写真家が依頼!!
彼女に二股されてた。
俺のプレゼントを換金して本命彼氏にプレゼントされてた。そして彼らは俺を嘲笑っていた。
そんな最低でくだらない恋が終わったら俺は‥…。
作者の妄想全開の作品です!
今回は勢いだけです!!
瑠璃はマネージャーの佐々木に個室に呼び出された。
「瑠璃、まぁ座って」佐々木は椅子を用意した。
「佐々木さん、改まってなんですか?わたしなんかやらかしました・・?」
佐々木は試案したような顔をして「あのさ、瑠璃の写真集作りたいって話がきててね」
「ええ!!わたしの写真集!?どこにそんな需要が・・【虹色トラスト】の琴葉さんならわかるけど・・」
「いやね、写真家の九条博也がギターを弾いている瑠璃に魅了されたってね」
「く・・く、九条博也!?どうして!?有名な女優さんやアイドルの写真集手掛けてる人ですよ!?」
「ボクにも急に依頼の話がきて正直、戸惑ってるんだよ。【リフレインスピカ】をアイドル化したくないんだけど、これを機に【リフレインスピカ】の音楽を聴いてみようって人が出てくるのはたしかなんだよね。瑠璃どうする?」
「・・・わたし・・やってみます!これもなにかのチャンスかと思うんです。【リフレインスピカ】を知ってもらえるなら、わたしがやれることは全部やるつもりです」
「わかった。じゃあボクから九条さんには連絡しておくよ」そう言うと佐々木は出て行った。
瑠璃がスタジオに戻ってくると俊介は
「どうした?なんか秘密の話か?」茶化して笑った。
瑠璃は真剣な顔をして「みんな集まってくれる?」と言った。
四人はいつものテーブルに集まった。
瑠璃はちょっと言い淀んでから決意したように
「わたし写真集出すことにした」
「え?どうゆうこと?写真集なんて依頼がなくちゃ出せないぜ?」俊介は不思議そうに言った。
「その・・依頼が来たんだ。九条博也から」
「え!?」
「九条博也!!??」三人は大声を出した。
スヨンは「九条博也って言ったら超大御所じゃん。九条が撮影した写真集は必ずヒットするし」
リアムは「なんで瑠璃さんなんですか?」
「なんかわたしがギター弾いている姿に魅了されたとかで・・・」
リアムは顎に手をあてながら「うーん、芸術家の考えはわかりませんね。ボクからしたら瑠璃さんは素朴な女の子にしかみえません」
いつもならリアムのその発言に、瑠璃のキックがリアムの尻に炸裂しているとこだ。
しかし今日は違う。
本当に瑠璃は戸惑っていた。
「ねぇ・・?俊介はどう思う?わたしが写真集出すこと?」
「うん。いいんじゃないか。瑠璃がきっかけでも、ファンが増えて俺たちの音楽に興味持ってくれてら嬉しいからな」
「わかった。じゃあ、わたしやるよ」笑顔で頷いた。
数日後、いつものスタジオ。
「うん。今日も調子いいな」俊介は満足げに頷いた。
瑠璃もギターを拭きながら「わたしもそう思う。みんながひとつになってきてる気がする」
そのときドアが開いた。
長身の日焼けをしてロングの髪を後ろで束ねているモデルのような男が入って来た。
「お邪魔します。急にすみません。九条博也です」
スヨンは「ホントに九条じゃん。スゲー」とスティックをクルクルさせて言った。
俊介は焦って「ばか!スヨンはいつも失礼なんだよ。まずは「さん」をつけることを覚えろ」とスヨンを睨んだ。
九条は瑠璃に歩み寄って「どうしてもギターを持っている瑠璃さんに会いたくてね。約束もなくて失礼しました」と紳士的に言った。
瑠璃は赤い顔をして九条を見上げてる。
俊介はそんな瑠璃を見て「なんだよ瑠璃。イケメンだからって、すっかり女の顔になってるぞ。俺にはあんな顔しないのに・・・ってなんで俺、こんなくだらないこと考えてんだよ。瑠璃にはがんばって、いい写真集出してもらわなくちゃいけないんだからな」ひとりブツブツ呟いた。
リアムは俊介の肩を叩き「俊介さん?今、九条さんを睨んでましたよ?感じがわるいからやめましょう」
「え・・あ、悪い、悪い、ちょっと緊張してんだ。なにしろ、あの九条博也だからな」
「みなさん。練習中に申し訳ないんですけど、1時間ほど瑠璃さんと打ち合わせしてもよろしいでしょうか?」
俊介は「も・・もちろん!ちょうど休憩にしようと思ってたとこです!」落ち着かない顔で言った。
「ありがとうございます。さぁ瑠璃さん行きましょう」
そう言うと瑠璃と九条はスタジオを出て行った。
その後ろ姿を見て、俊介はなぜか『俺じゃ敵わないな』と思っていた。
九条と瑠璃の身長差は20センチ以上。さりげなく九条は扉を開けエスコートしている。大人の色気があり、余裕に満ちている。
方や俊介は瑠璃と身長もたいして変わらない。性格だって未だに思春期の子供みたいだ。
「おい、俊介!おい!」スヨンが大声で呼んでいる。
「あ・・ああ。ど・・どうした?」
「なにボーっとしてんだよ。1時間くらい空くならちょっと用事済ませてきたいんだけどいいか?」
「お・・おう。もちろん。行ってこいよ」
スヨンは俊介を見て「変だぞおまえ?」と言ってスタジオを出て行った。
リアムはお得意の遠慮のない発言で「俊介さん、瑠璃さんがイケメンといるのが落ち着かないんですね?」と真顔で言った。
俊介は赤くなって「そ・・そんなことねーよ。瑠璃がなにしようが俺には関係ないし・・」自分に言い聞かせるように言った。
1時間が過ぎるころ瑠璃と九条が戻ってきた。
「瑠璃さん、それじゃ今日はここまでだね。ありがとう。僕の思ったとおりだ。瑠璃さんは綺麗だ」
俊介の心の中の声
【なんだよ、顔、真っ赤にしたがって。九条は瑠璃の写真が撮りたいだけで、瑠璃に好意なんてぜんぜんないんだぞ!・・・たぶん・・・。おいおい、俺なに考えてんだ?万が一、瑠璃と九条が付き合ったとしてもだからなんだ?俺にはまったく関係ない。ノーダメージだ。ダメージ??なにを前提にダメージなんて考えてんだ。変な考えやめよう!そうやめよう!あはは・・・】
瑠璃は嬉しそうな俊介に駆け寄り
「近々、撮影なんだ!なんかね、浜辺でも撮影するんだって!九条さん、わたしの自然な姿を引き出したいから撮影はふたりきりなんだって。あんなイケメンとふたりきりなんて緊張しちゃうな」
「あ!っそ!」俊介はスタジオを出て行った。
「あれ・・わたし俊介の気に障るようなこと言ったかな?変な俊介・・・」
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【リフレインスピカ】今日も平常運転。
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