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14/21

【虹色トラスト】とご対面!機嫌が悪い瑠璃!?

彼女に二股されてた。

俺のプレゼントを換金して本命彼氏にプレゼントされてた。そして彼らは俺を嘲笑っていた。

そんな最低でくだらない恋が終わったら俺は‥…。


作者の妄想全開の作品です!

今回は勢いだけです!!



『スターミュージックジャパン』恒例の合同ライブイベント。


今年は人気急上昇中の【リフレインスピカ】とアイドル的に熱狂的な男性ファンを抱える

【虹色トラスト】が選ばれた。


恒例のYouTubeの配信。

わたしたち【リフレインスピカ】は今年の合同ライブに選ばれました!

スヨンはそう言いながら拍手をした。


コメントが高速で流れる。

「え!?やった!」

「どこと合同なの!?」

「楽しみ!」


スヨンは一拍置いて

【虹色トラスト】さんとの合同ライブです!!


コメントがさらに高速で流れる。

「マジか!?」

「【虹色トラスト】か!スゲー!」

「【リフレインスピカ】応援してきてよかった!」


YouTube配信は大いに盛り上がった。

それからのSNSは【リフレインスピカ】と

【虹色トラスト】の合同ライブの話でもちっきりだった。


佐々木がスタジオに来た。

「かなり盛り上がってるね、企画」嬉しそうに言った。


「はい。俺たちの予想以上です」俊介は若干戸惑いながら笑った。


「【虹色トラスト】はよくアイドルバンドって言われるけど技術はしっかりしてる。みんなならわかるよね?」


「はい。乱れのないリズミカルなカッティング。パワーコードの迫力は同じ女性としても憧れます」

瑠璃は自分のギターを見ながら言った。


「ドラムも正確なリズムを刻みながら時々アクセントいれてるよね。躍動感が違う」スヨンはスティックをクルクルさせなが言った。


「ルート弾きが上手ですね。ベースの基本ですが、それを1曲確実にやりきるのは集中力と日頃の鍛練の成果だと思います」リアムも冷静に分析していた。


最後に佐々木は「俊介くんは、【虹色トラスト】のボーカル琴葉のことはどう思う?」


瑠璃は冗談めかして「まさか、かわいいとか言うんじゃないでしょうねー。くだらない感想ならぶっ飛ばすから」


「おい、瑠璃。なんだよいきなり。音楽的な話だろ?えっと…これを言ったら身も蓋もないんですけど、あの声は天性のものです。授け物としか言いようがない。細かなテクニックはあるんですけど、そんなのがどうでもよくなるような歌声です」


瑠璃は顔を赤くして「ま、まぁその通りだよね」ちょっと悔しそうに言った。


1ヵ月後。【虹色トラスト】との顔合わせ。

俊介たちは『スターミュージックジャパン』本社のスタジオに呼ばれた。


「ヤバい。緊張する」瑠璃は息を整えながら言った。


重い扉を開いた。

【リフレインスピカ】です!よろしくお願いします!

【虹色トラスト】のメンバーは楽器をそれぞれ置いてみな笑顔で拍手をした。


「こっちこそよろしくね!」

ボーカルの琴葉が俊介に握手をした。


俊介は思わず赤面して「は…はい」と情けない声を出した。

瑠璃はすかさず俊介の左足にローキックを入れた。

「バカ」


スタジオの机を囲みながら打ち合わせをすることになった。

「ジュース持ってくるから待ってて!」ファッション雑誌から飛び出してきたような女の子が言った。


改めて机を囲む。


知ってると思うけど一応、自己紹介するね。

わたしたち【虹色トラスト】のメンバー。

わたし、ボーカルの琴葉。

ギターの萌々香です!元気な女の子だ。

わたしはドラムの澪。オシャレな名前でしょ?

ベースはわたし、未緒です。さっきのジュースの女の子だ。


【リフレインスピカ】もそれぞれ自己紹介を終えた。

ボーカルの琴葉が「【リフレインスピカ】の歌詞って誰が考えてるの?」


俊介は瑠璃を指差して「瑠璃です。たまに俺も書きますけど」


琴葉は瑠璃を見て「すごくいい歌詞書くね。思いとか情景が直ぐに伝わる。それで韻も踏んでるから気持ちいい」

瑠璃は「そこまで言われると書いた甲斐があったっていうか嬉しいです」笑顔で琴葉を見た。


「今日は軽く音合わせしよっか。【リフレインスピカ】の『夏色オーバードライブ』やってみよ!」琴葉が取り仕切る。


俊介と琴葉は歌い方の合わせをしているのか2人きりで話している。

時折、俊介の笑顔や琴葉の楽しそうな声が聞こえてくる。そして…琴葉はかわいい。


瑠璃は俊介をチラッと見て

「あんな顔しちゃって。デレデレじゃん」


「瑠璃?どうかした?」ギターを持った萌々香が尋ねる。

「あ…いや…こ、こっちのピックの方が今日はしっくりくる感じがして…すみません」


「ありがとうございました!」


打ち合わせが終わり俊介たちはいつものスタジオに帰ってきた。


スヨンはオレンジジュースのストローを咥えながら

「いやーたしかにみんなかわいいわ。わたしに負けず劣らず」そう言うとオレンジジュースのパックをゴミ箱に放り投げた。


「あのルックスなら男性が夢中になるのもわかりますね」いつものように冷静にリアムは言った。


「ま…まぁ…みんなかわいいよね。でしょ?俊介?」


瑠璃はジッと俊介を見た。


「そうだなー。琴葉さん優しかったし、たしかにかわいかったなぁ~。彼氏いるのかな?」ふざけて言った。


「だったら聞いてみなよ!彼氏いますかーって。」瑠璃はむくれて言った。


「なんだよ瑠璃。やけに突っかかってくるな」


そんな2人を見てスヨンとリアムは目を合わせてため息をついた。


「じゃ、今日は解散!お疲れ!」俊介はパチンと手を叩いた。


「おい、瑠璃、帰ろうぜ」

「…わかった」

「んだよ、なんか機嫌悪いな。糖分足りてねーんじゃないか?瑠璃の好きなパンケーキおごってやるよ」

「…いい。早くいこ」

瑠璃はギターを担ぐと先に歩いていった。


「いやーさすがは日本一のガールズバンドだな。なんかオーラがあったよな!」


「ま…まあ、たしかに存在感はあったよ。俊介なんてデレデレしてたし」


「は?デレデレなんてしてねーよ!ただ話しやすいって感じだから安心しただけだよ」


「…琴葉のことかわいいとか思ってたんでしょ?さっき言ったじゃんか」


「あ、あれば冗談だよ、冗談!」


「かわいいって言えば【リフレインスピカ】だって、スヨンもいるし、ほら、瑠璃もかわいいしな!」


「え…?わたしがかわいい…?」


「うん。かわいい」真顔で俊介は言った。


瑠璃は赤面した。


「バ…バッカじゃないの!?急にかわいいなんて!」


瑠璃はツカツカと俊介の前を歩き始めた。


「おい、瑠璃!パンケーキは!?」


「いらない!!」


【リフレインスピカ】【虹色トラスト】と合同バンド。嵐の予感(乙女心)。


鈍感男 約1名

焼きもちやき 約1名

呆れる人 約2名

【リフレインスピカ】今日も平常運転異常無し。

「最後までお読みいただきありがとうございました!少しでも面白い、続きが読みたいと思ったら、下部の【☆☆☆☆☆】と【ブックマーク】で応援していただけると励みになります!」

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