映画で流れる【リフレインスピカ】の新曲!!・・・そして地獄の始まり。
彼女に二股されてた。
俺のプレゼントを換金して本命彼氏にプレゼントされてた。そして彼らは俺を嘲笑っていた。
そんな最低でくだらない恋が終わったら俺は‥…。
作者の妄想全開の作品です!
今回は勢いだけです!!
佐々木の朗報から1週間後、【リフレインスピカ】は映画のロケ現場に来ていた。
映画監督の道明寺がどうしても会いたいということで招かれた。
「君たちが【リフレインスピカ】か。うん。おもしろいね。映画にしたいくらい魅力的だ」
俊介は小声で瑠璃に聞いた。
「俺たち歌以外で魅力なんてあるのか?」
「知らないよ・・映画監督だからなにかあるんだよ。わかんないけど」
道明寺は頷きながら「【Restless】いいよ。あの荒々しい焦燥感。俺の映画にぴったりだ」
「こんにちは。君たちが【リフレインスピカ】だね?」身長は185cmくらいのかなり顔面偏差値が高い男が歩いてきた。
スヨンが「あ!京極廉!」と指さした。
すかさず俊介はスヨンの肩を叩いた。
「バカ!さんを付けろよ。本人を目の前にして失礼だろ・・・」
京極は「いいって。気にしないで」余裕たっぷりに言った。
京極は続けて「俺、この曲のギター好きなんだよね。ギターはだれが弾いてるの?」
俊介は「瑠璃を前に押し出して、こいつ・・瑠璃。七海瑠璃です」
瑠璃は「あ・・ありがとうございます」赤面して頭をさげた。
「見た目もかわいいんだね」京極は続けた。
瑠璃は沸騰しそうな顔で「あ・・ありがとうございます」目を合わせられなかった。
続いて肌は透き通るように白く、細身で170cmはあり、出るとこは出ている圧倒的なビジュアルの女性が来た。
「京極さん。私も挨拶したいです。一ノ瀬遥です」
あの物事に動じないリアムの目が泳いでいる。
俊介は「あ・・・えっと・・【リフレインスピカ】のボーカルの藤ヶ谷俊介です。ベースはリアム、アメリカ人です」俊介は一ノ瀬遥のどこを見ていいのか分からなくなっていた。
あまりのも美しすぎて顔は直視できない。かといって視線を落とすと一ノ瀬遥の暴発しそうな胸が飛び込んでくる。
赤くなって一ノ瀬遥の足元を見ていた。
それを瑠璃は横目でジトっと見て「ったくこのスケベ」呟いた。
ロケ現場からいつものスタジオに戻ると俊介は息を吐いた。
「あ~緊張した・・・。俳優って異次元のルックスだよな・・・。圧倒されたわ」
瑠璃は口をとがらせて「俊介ってば一ノ瀬遥のでっかい胸チラチラ見てたでしょ。ほんとエロいしキモイ」と言った。
俊介は「る・・瑠璃こそ京極に、かわいい、って言われたらとんでもなく赤くなってたぞ?なに期待してんだよ」言い返した。
スヨンは呆れて「はいはい。やきもちはそこまで」
「や・・やきもちなんて俊介にするわけないでしょ?変なこと言わないでよスヨン!」
「そ・・・そうだぞ、俺が瑠璃になんかやきもちやくわけないだろ!」
リアムは無神経に「二人とも顔が真っ赤です」と言い放った。
そんなラブコメから1っか月後。映画の上映が開始された。
4人は映画館に来ている。
「すっげー人だな。立ち見まで出てるぞ・・」俊介は辺りを見回した。
「たしかにすごいね。さすが一流監督と俳優の映画だね。前評判もすごくよかったし」瑠璃もキョロキョロ周りを見た。
照明が落ちてブザーが鳴る。映画が始まった。
映画の冒頭が終わるとふいに【Restless】が流れた。一流監督が考えただけあって最高のタイミングで。
それから【Restless】はスマッシュヒットし、ラジオでは連日流れている。ダウンロードランキングにものるようになっていた。
佐々木は「ついに来たぞ。テレビ出演!よくここまで来た。僕が期待した通りだ」と【リフレインスピカ】の実力を確信したようにゆっくりと言った。
テレビ出演。
【リフレインスピカ】はついに【Run to Tomorrow】のゲストでもなく前座でもなく、肩を並べて同じ舞台に立った。
その姿を画面越しに嫉妬の炎で見つめる女がいた。
麗華だ。
俊介は楽しそうな顔をして有名人やアイドルと同じ舞台にいる。
かたや麗華の隣には酒を飲んで寝ている彰吾がいた。
番組のMCが「次は【リフレインスピカ】でーす」紹介した。俊介たちはいちばん前の席に移動した。
「ボーカルの俊介くんはよくギターの瑠璃ちゃんと喧嘩するんだって?」
俊介は「そんなことないですよ?」瑠璃は「え?よく喧嘩しますよ!」笑いを誘った。
麗華の嫉妬はますます加速した。
「あの女・・・瑠璃。わたしを突き飛ばし恥までかかせた女。俊介はわたしのものなのになんで・・あんなに仲良さそうに。許せない・・・」
麗華は機種変して使わなくなっていた昔のスマホを取り出した。
俊介など眼中になかったそのころのスマホだ。
LINEのメッセージを探る。
麗華が既読スルーした、たくさんの俊介のメッセージを見つけた。
「麗華、すっと一緒にいる」
「麗華、大好きだよ」
「こんどはいつ会える?」
無視した言葉たち。
麗華はさっそくLINEのスクショを撮った。
そこに加工を施し、あたかも自分が捨てられたかのようなメッセージを付け加えた。
「もう会ってくれないの?前はあんなに会いたいって言ってくれたのに」
「俊介変わっちゃったね・・有名になったらわたしなんてどうでもいいの?」
「ひどいよ・・・」
麗華は嫉妬に狂った震える指先でSNSに加工したLINEのスクショをアップさせた。
「最後までお読みいただきありがとうございました!少しでも面白い、続きが読みたいと思ったら、下部の【☆☆☆☆☆】と【ブックマーク】で応援していただけると励みになります!」




