↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
35/39

【35】 10年以上の年月

金塚「ところでお客様、」

客女「はい?」


金塚「本当は、最初から六さんと結婚したかったんじゃないですか?」


客女「本当にどちらの男性と結婚しようか、迷っていたのよ。隣の予想屋さんの方が全然イケメンだったし、話しも面白かったし、ふふふふふ。でも、やさしさとか、真面目さという点から言ったら格段の差で、六さんの方が比べ物にならないくらい上だったわね。でもそのことに気づいたのは、あの勝負をしてから半年後のことだった。バカよね。こんなことに気づくまで半年もかかるなんて」


金塚「六さんと暮らした15年の間、結婚しようとは思わなかったのですか?」

客女「一度も思わなかったわ。結婚のメリットって、なんだかよくわからなくて」


金塚「でも、一緒に暮らしていたんですよね」

客女「ええ、」


金塚「ずうっと、10年以上、同じ屋根の下で」

客女「ええ、」


後ろで、


千歳「金塚さん『15年』じゃなくて『10年以上』って言ったわよ」

美南「これって寡婦年金かふねんきんの対象じゃないのかしら?」


千歳「寡婦年金の要件って、確か『夫と内縁関係の期間が継続して10年以上』よね」

美南「そうです。間違いありません」


千歳「それを意識して『10年以上』って言ったのね」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。