危機一髪の登場
ライム、すだち、カボスは
カガシを取り囲んだ。
3人で 一斉に剣で切り掛かる。
カガシは武器を振り上げると、
前方にいた すだちに向かって、
カナヅチを振り下ろす!
すだちは間一髪のところで避けたが、
あたりに ガン!という音が響く。
カガシの攻撃は
武器が地面にめり込むほどの力だったのだ。
カガシ『さすがすばしっこい奴らだな!!
もし当たっていたら、ひとたまりもなかったぞ!!』
すだち『おっかねえ攻撃力だな‥!』
カガシは攻撃力はあるものの、
動きが鈍かった。
カボス『奴は遅い。
こちらの素早さで動きを鈍らせ
疲れさせよう。
致命的な攻撃は避けなければ。』
ライム『ああ!!』
すると首領タイパンが、コブラに命令した。
タイパン『コブラ。奴らは思ったより切れ者だ。
お前も応戦しろ。』
コブラ『了解。』
コブラが躍り出た。
ラガー『ライム!すだち!カボス!
お前らは引き続きカガシと戦え!!
俺と柚子はコブラと戦う!!』
ライム『了解!』
カボス、すだち、ライムは
機敏に動きながら、カガシの体力を削り
致命的な攻撃を避けつつ
確実に反逆できる隙を狙っていた。
コブラ『言っとくが、俺はカガシのような力はないが‥
お前らに追えるかな?』
そう言うと、コブラは目にも留まらぬ速さで
剣を振り上げる!
カキン!という剣の音が響く。
受け止めていたのは柚子だった。
ラガー『速い!!!』
ラガーはコブラの後ろに回り込み、
剣を振り上げる。
しかし、コブラの左手に握られる剣で
ラガーの攻撃は阻止された。
それどころか、コブラはラガーの右肩を切り付けた!
柚子『ラガー!!!』
ラガーの肩から血が出てくる。
ラガー『こいつ‥速い上に、
両手で剣を使えるってのか!!
どちらも利き腕のように!!』
コブラ『ああそうさ。
俺は1人でお前ら2人を相手できる。
さぁ‥どっちから死ぬか?』
コブラは高笑いした。
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カガシ『ぜぇ、はぁ‥ぜぇ‥はぁ‥
チョロチョロと虫のように‥
うっとおしい奴らだな‥!』
カボス『よし、行くぞ!!』
カボスの合図で、3人は一気にカガシを囲み、飛びかかった。
剣の柄で、それぞれカガシの首、頭、腹を狙い
見事3人は命中させた!
カガシ『ぐふぅぅっ!!!!』
カガシは情けない声をあげて、仰向けにぶっ倒れた。
地面が沈むのではないかというほどの衝撃だった。
タイパン『お見事‥!』
タイパンは手も出さずに
皆の戦いを観戦して
不敵に笑っている。
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いちご、桃は、
倒れている布道とゴーキーの前で
剣を持ち 2人を庇うように立っている。
もしも蟒蛇団達が飛びかかってきたら
いつでも応戦できるようにだ。
コブラはターゲットを柚子1人に切り替える。
カキン!という剣の音が響き渡る。
柚子『‥力が強いわ‥!』
柚子はコブラの一撃を、自分の頭上で受け止めているが、
グググ、と力で押される。
だんだんと剣の刃先が、柚子の顔へと近づいてくる!
ラガー『柚子!!』
ラガーが背後から膝関節を蹴ると
コブラが一瞬体勢を崩す。
そのあいだに、柚子もコブラの後ろに回り込み、
剣の柄でコブラの頭を思いっきり殴った!
鈍い音が響く。
コブラ『ちっ‥クソアマが!!!』
ラガー『両手で剣を 装備しているのが厄介なら
片方、使えなくしちまえばいい。
片手、もらうな!』
ラガーはそう言うと、柚子を狙っているコブラの左腕を3回切りつけた。
ザシュッ‥という鋭く切れる音が響き、
コブラの腕は血飛沫をあげた。
カタン、と、高い音が鳴る。
コブラが左腕に握る剣を落としたのだ。
コブラ『クソ野郎‥!!!』
コブラはこめかみに血管を浮き出させる!
ついに、首領タイパンが躍り出た。
タイパン『まさかここまでとはな。
コブラと俺で勝負だ。虫ケラどもめ!!』
タイパンは、大剣で一気に
カボス、すだち、ライム、柚子、桃、いちごを切り上げた。
ラガー『何!?!?』
ほんの一瞬の出来事だった。
ボタ、ボタ、と地面に血が流れ落ちる。
ラガーはかろうじて飛び上がり無事だった。
ラガー『おい!!みんな!!大丈夫か!!!!』
驚くことに、タイパンは一瞬のうちに
それぞれの両腕を複数回切り上げており、
ラガー以外の皆は、剣を持つことができないほどだった。
タイパン『これでお前らは戦えまい。
ラガー。
俺とコブラ 2人を相手できるかな?』
タイパンとコブラが
ラガー目掛けて一斉に剣を振り上げ、向かってきた!!
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キィッ と
再びイーグルが叫びながら舞い上がる。
レティア『みんな無事かしら‥!』
ミラ『もう少し‥もう少しだ‥!』
レティアとミラは全力疾走で使っていた。
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ラガー『おりゃぁっ!!』
長い闘いの末、
ラガーの一撃で
コブラはついに倒れた。
タイパン『すごい実力だ‥!
俺の右腕にならないか?
金は保証するぞ。』
ラガー『嫌だね。死んでもならねーよ。』
タイパン『ミラから いくらもらってるんだ』
ラガー『金なんかもらってるわけねーだろ!』
タイパン『何!?宝の山分けで終わりか!』
ラガー『俺らはミラを慕ってる。
ミラの人柄にみんな 惹かれてるんだぞ!!』
タイパン『ふははははっ!!
欲がないとでも言いたいのか。面白い。
だが残念だったな‥貴様も終わりだ!!!
気が変わった。
ミラが来る前に、殺してやる。
彼奴がやってきた時に
お前らの死体を見せつけてくれる!!』
タイパンはラガー目掛けて大剣を振り上げる。
ラガーはかろうじて、一発は避けたが、
二発めは避けられず、肩から腹にかけて切り裂かれた。
ラガー『ぐはっ‥!!!』
ラガーはその場に倒れた。
柚子『ラガー‥‥っ‥!』
タイパン『今すぐ楽にしてやる!』
タイパンはラガーに向かって剣を振り上げた!!
ラガーは逃げられず、目を閉じた。
その時、黒い影が一瞬通り過ぎたかと思うと、
タイパンの背中から、 血が噴き出す。
タイパン『うぐっ!!何!?!?』
タイパンが気づいた時には、すでに背後から
喉元に短剣が 当てがわれていた。
ミラ『待たせたな‥!』
ラガー『ミラ‥!』
ラガーは安堵したように、意識を手放した。
タイパン『お前が‥ミラか‥!!!』
タイパンは声を震わせた。




