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【幸せを産む天使】真の悪は、人間か悪魔か、それとも天使かー…。熾天使と悪魔の娘レティアの復讐が始まる  作者: 墨華


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ソニアとサンダーの死

皆さん地震は大丈夫でしたか??

緊急地震速報が鳴ってとても怖かったですね。

引き続き地震に気をつけましょう。


読んでくださりありがとうございます!!

レティアが天界に戻ると、

ロニスが門の前で待っていた。



ロニス『レティア!!大丈夫でしたか!?』



レティアは跪く。



レティア『はい!

母が倒れたと聞きましたが‥!!』



ロニス『‥シランは今眠っています。

何者かに、強力な呪詛を込められ

魔力を封印された状態で、

口元を押さえつけられたようです。


刺客は何とか倒しました。

今、天界は はちゃめちゃになっていますが

死者は0です。』



レティア『よかった‥‥』



ロニス『それはそうと、ソニアとサンダーは何処です?』



レティア『人間界で隠れております。』



ロニス『早く迎えに行きなさい。

人間界も物騒ですから。』



レティア『はい!』



レティアは人間界へと急いで降りた。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


レティア『ソニア!!サンダー!!』



レティアは声を張り上げて2人を探す。


普段は子供達の方から、レティアの氣を辿って来てくれるのだが

今回なかなかやってこない。



レティア『まだ隠れているのね‥

あの子達、隠れるのが本当に上手いんだから‥』



ポツ、ポツ、と

レティアの顔にしずくが落ちて来た。


急に、ザーっと

雨が降って来たのだった。



レティア『あら‥。

雨が降って来たわ。』



レティアは走って2人の名を呼び続けた。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


『うっ‥‥‥‥』



翳丸は目を覚ました。



先ほど、一瞬のうちに体を切り裂かれたのを思い出す。

辺りを見回すと、【あの扉】の前ではなく、

全然違う場所にいたのだった。



しかし、満身創痍ながらも、

傷口が塞がっていることに気づく。



翳丸『‥ミン‥‥

あいつは‥どうなったんだ‥!!!


俺がくたばっていたんだ。

【あの扉】は開くはずがねえ‥。


まさかあいつ‥やられちまったのか‥?』



翳丸はズキリと痛む体を抑えながら

ヨロヨロと歩き出した。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



レティア『ソニア!!サンダー!!

どこにいるの!?!?』



レティアはどんどんと強くなる雨に打たれながら

半泣きで2人を探し続けた。



2人がよくかくれんぼをした時に隠れていた

森の中の一本の大木の前に辿り着く。



雨で地面はぬかるみ、レティアの履き物もびちゃびちゃに濡れ、ドロドロの土がついていた。



レティア『!?』



レティアはふと地面の色に気づく。

土かと思っていたものが

一部だけ、赤黒く染まっているのだ。



嫌な予感がよぎる。



【レティア。

サンダーとソニアを連れて人間界へ逃げなさい!!

片時も離れてはいけないわ!!!】



シランの言葉が脳裏をかすめる。



レティアはバクバクと鼓動する胸を抑えながら走った。



レティア『はっ‥!!!!』



レティアは大きく息を吸い込み

目を見開いた。



そこには血まみれになって横たわる

サンダーとソニアの姿があったのだった。



レティア『サンダー‥!?ソニア!?』



レティアは2人を激しく揺さぶる。



サンダーは心臓を抉られており、

すでに息絶えていた。

目を見開いたまま 動かなかった。



レティア『サンダー!!!サンダーーー!!!


ソニア!!!ソニア!!!』



ソニアはかすかに動いたのだ!


しかし、ソニアも全身を切り裂かれており、

生きていることが不思議なほど

無惨な状態だった。



レティア『ソニア!!!!!ソニア!!!!!!!

しっかりして!!!!!!ソニア!!!』



レティアは狂乱し泣き叫んでいた。



ソニア『‥マ‥マ‥くる‥し‥い‥』



レティアは全魔力を込めてソニアに回復魔力をかけた。



レティア『ソニア!!!ソニア!!!

寝ちゃダメ!!!寝ちゃダメよ!!!


誰にやられたの!?!?ソニア!!!』



レティアは泣き叫んでいる。



ソニア『マ‥マ‥‥』



レティア『ピンク髪で緑目の女!?!?』



ソニアは首を横に振った。



ソニア『ちょうちょ‥‥

ちょうちょの‥もよう‥‥』



レティア『蝶々の模様‥!?!?!!!


ソニア!!!すぐに助けるわ!!絶対に目を閉じちゃダメ!!!』



ソニア『ママ‥だい‥すき‥‥』



ソニアは、そう言うと

目を閉じ、息絶えた。



レティア『ソニアーーーーーーっ!!!!』



レティアは森中に聞こえる声で叫んだ。

叫んで 叫んで 叫び泣いた。



レティア『サンダー!!!!ソニア!!!!

目を開けて!!!!!!

起きて!!!!!!!起きてよーーっ!!!


サンダー‥!!ソニア‥!!

お願いよー‥!!!』



レティアの叫び声を聞きつけた翳丸が

傷口を庇いながらレティアの元へと急いだ。



翳丸『!』



翳丸は 恐ろしい光景を目にした。


心臓を抉り取られ息絶えたサンダーと

全身を切り裂かれレティアの腕の中で息絶えているソニア‥



降り続ける雨に

2人の血が地面に滲み広がっていく。


レティアは狂乱しながら叫び泣く。


翳丸も子供達に近づいた。



翳丸『おい!!!!!!ガキ!!!!!!!

しっかりしろ!!!!!!!!!!!』



翳丸も2人を揺さぶるが

ぴくりとも動かなかった。



翳丸『チッ‥‥!』



あまりに残虐に殺された我が子を見て

翳丸は殺気を放つ。



レティアは泣き叫ぶのをやめた。


俯き、恐ろしいほどの殺気と怒りを纏うと、

レティアを真っ黒なオーラが包み込む。



翳丸『!

おい!!女!!!』



漆黒のオーラがレティアから消えていくと

翳丸は声を上げる。



翳丸『その姿は‥!』



レティアの目は、赤と黒のオッドアイになり

翼は漆黒。

完全に悪魔の姿になっていたのだった。

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