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確立

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全天アトラス    : 稼働中

擬似天球ミュール  : 稼働中

 ミリシアフォルダ : ロード中


SCENE LOAD

TITLE : 確立

------------------------------------------




 

「ミリシアねーちゃん!」

「ん? おはようライター」

 いつもの元気な子だ、今日も笑顔が眩しい!


「ねーちゃんどこ行くの? ギルド反対だよ? 間違えた?」

 間違えませーん。

「違うよ、今日は武器屋のケルトさんのとこ行くの」

「なんで?ねーちゃん武器使ってねーじゃん、いらなくね?」

 失礼な!使ってます〜。

「ふふ〜ん、これでも?冒険者ですから!」

 大事な武器はお手入れするのだ!


「へー、ふーん、そうんなだー?」

「あ、信じて無いな〜、そんな子には、こうだ!」

 必殺くすぐり攻撃!

「ひゃはは、ひゃはぁははぁはは! ちょ、やめ!」

 あ、逃げた。

「ちくしょーーー!おぼえてろよーーー!!」

すごい勢いで逃げちゃった、勝った!




「ワハハ、おはようミリシアちゃん、今日も元気だね〜」

 ん? おお、屋台のおじさんだ!

「おはようございます!はい!今日も元気です串焼き下さい!」

「おう!まいど!元気なミリシアちゃんには、特別に一本追加だ!」

 やった!

「ありがとう、おじさん!」


 串焼き美味しい。


 


「あら?おはようミリシアちゃん」

 あ、この前お手伝いしたお店の奥様だ

「はい、おはようございます」

 臨時看板娘は楽しかったなぁ

 

「あれから、この前の子はいないのか〜?とか言われてるのよ? またお願いしたいわぁ」

「あはは、それならまたやろうかなぁ?」

「ぜひ、お願いしたいわねぇ……」

おお、高評価!

「ありがとうございます!また行きます!」

「無理しないで良いのよ?空いてる時で良いからお願いね?」

「は〜い」

 手を振って別れる。



「おはよう、ミリシアちゃん」

 今度は、果物屋のおじさんだ。

「おはようございます、今日も美味しいそうな果物いっぱいだ」

「そうだろう、そうだろう! うちは鮮度が違うからな!」

ほうほう、そうなんだ。

「どうだ? なんか買ってくか?」

 そうだなぁ……。

「じゃあこの、真っ赤な林檎下さい」

 美味しそう!

「まいど! んじゃおまけでコレだ!」

 おお! 林檎が増えた! やった!




 


 武器屋へ到着!

「たのもーーー!」

 さあ勢いよくとびらを……。

 

「バカやろーーー!!!!」

 !!

 なんだ? なんだ?

 中からケルトさんの大きな声が響いてる。


 そ〜と、扉を開けて中を覗いてみる。

「お前はいつもいつもいつも! 武器を雑に扱うんじゃねーーー!!!!」

 あ、ケルトさんにすごい怒られてる。

 あの人、確か……、誰だっけ? 見たことあるけど……。


「あん? なんだ!見せもんじゃねーぞ!」

 あ、バレたやばい飛び火する!

「こんにちは〜、武器のお手入れお願いに来ました〜」

 ここは、度胸だ!

「あん? ミリシアじゃねーか、どうした? なんか用か?」


 はいはい、用はありますよ〜。

「剣のメンテナンスお願いします!」

「おう、見せてみろ」


 ケルトさんが、剣をじっと見てる。

 この瞬間が、いつも怖いんだよねぇ……。

 つい、そわそわしちゃう。


「よく手入れされてるな……、歪みもない、大丈夫だ、このまま使えるぞ? どうする?」

 おお、さすがラッツさんがくれた剣、頑丈だ。

 

「そんな! 俺の剣にはあんなに怒ってたのに!」

 ん?そういえば、怒られてる人居たんだった。


「てめーは、扱いが雑だって言ったじゃねーか!!!!」


 ああ、なんて事を!怒り再発だ!

 コレは長引くかなぁ?

 どうしようかなぁ、見てもらったし……コソッと帰るか?

 そうしよう撤退撤退

「おじゃましました〜、お兄さんもほどほどにね〜」


「おう、またいつでも来い!」

「そんな、待ってミリシアちゃん!置いてかないで!」

「いやです〜、それじゃお兄さんまたギルドでね〜」

 

「ああああ……、そんなぁ……」

「てめーは、そこに居ろ! 良いか!そもそもだな!」


 ああなるとケルトさん、長いんだよなぁ。

 がんばれお兄さん。





 

 あとはギルドだけど……。

 商店街通ったのは失敗だったかな?

 

「あ、ミリシアちゃん、コレ持っていって」

「ミリシア元気か? そうだ、良いもんやるよ」

「この前は、ありがとうねぇ、こんな物しかないけど良かったら……」

「ミリシアお前、相変わらずだな、この袋使え」

「ん?まだ入りそうだな?ほいっ」

「じゃあ、私も!」


 増える増える。

 なんで!?




 袋に一杯の荷物を持ってギルドに帰る。

 よいしょ〜。

「ただいまー、ミリシア戻りましたー」

「おかえりなさいミリシアちゃん」

 笑顔のリンダさんが、こっちを見てる。


「いやぁ、重かった! そうだ、リンダさんコレ半分どうぞ」

 貰い物だけど、こんなに一杯は困る!

 リンダさん貰って!お願い!

「そんな、この前も頂いたのに……」

「良いの良いの、みんなで分けて下さい」


 


「ミリシアちゃ〜ん!」

 ララさんが大声で呼んでる。

「ここ、ここ、ここおいで〜」

 すごい呼んでる。

「ご飯あるよ〜」

 ……いつもその手には乗らない!



「ミリシアちゃん、お疲れ。ケルトさんどうだった?怒ってた?」

 あれ?なんで席に!

「あ、はい、すごい怒ってました。あの軽い口調のお兄さんに、剣の扱いが悪い!って」

「あははは、相変わらずだな〜。あいつ、いっつも力任せだから、すぐ剣痛めるんだよ」

そういえば、訓練所でも、ブンブン振ってはいたけど……。

 何が、違うんだろう?


「まあまあ、あんな奴のことなんかどうでも良いから」

 ずいっと目の前にお皿が!

「こ、コレは……!」

「そう!酒場の新メニュー!」

「デザートもあるよぉ〜」






「あれ?もうない?……なんで?あれ……?」

 目の前には、空っぽのお皿が……。

「良い食べっぷりだったよ〜、おねーさんもびっくり」

 私もびっくり。

「そんな美味しかった?コレは定番メニュー化かな?。マスターー!このメニュー成功ーーー!行けるよーーーー!」


「そうか、試食感謝する」

 私がメニューの評価基準になってる!!!






「ミリシアちゃーん、ひどいよーケルトさんのとこに置いてくなんて!」

 あ、怒られてたお兄さん。

「え〜、でも、私関係ないし〜」

「とほほ……」

 剣は大事に使いましょう!



「何よ、あんたまた剣ダメにしたんだって?」

「ちげーよララ。ダメになってねー、ダメになりそうになっただけだ!」

「大して変わらないじゃない……」

「いーや、でかい違いだね!」

「はいはい、そうですか〜」

「なんだと!この!」


「あ、お代わりくださーい」


「………………。」

「………………。」


 

「…………この子、大物ね」

「あ、ああ……」


 ん?なんだろう?……なんか静か?

 


「ミリシアにかかっちゃ、ララも形無しだな」

 あ、ドルフさん。今日も怖い顔だなぁ。


「邪魔するぞ。マスター、エールとなんか食い物くれ!」

 どかっと座るだけで、存在感?すごいなぁ。



「どうだ、ミリシア、もう慣れたか?」

「はい!街のみんなも優しいし、ギルドもいい人ばっかり! ここはいい街です、なんか好き!」

「そうか、そうか。そりゃ良かった」







「ミリシアさん、少し良いですか?」

 お?リンダさんが呼んでる。

「リンダさん呼んでるから行くね。ララさんドルフさんまたね。お兄さんもほどほどにねー」

 

「はい、いってらっしゃい」

「おう、またな」

「俺だけ、扱い軽くねーかー?」

「あはは、ごめんなさーい」


 



 

「なんですか?リンダさん」

「すみませんミリシアさん、実はこの前、書庫に置く本が届いたのですが……」

 ……本!

「少し量が多くて……、他の方に頼むのも……」

 ああ、確かに……。

「それで、申し訳無いんですが、お手伝い頂けないかと」

「良いですよ。私、やります」

「ほんとですか!ありがとうございます!」

 リンダさんには、いつもお世話になってるからね〜

 



 



「ミリシアさん、そろそろ夕方ですよ?」

「あ……。私、またやっちゃった?」

「はい、大変集中なさっていました……」

「うおぉぉぉ!不覚!」

 本が!本が悪いんだ!

 

「でも、あんなにあったのに、全部整理して頂けたんですね、ありがとうございます」

「整理が終わったから、ついつい読みふけっちゃいました……」

 面白いのがいけない!この!この!


「ちなみに、なにを?」

 お、それ聞いちゃう?

「これです! <世界の秘宝教えちゃいます。コレであなたも秘宝博士>です!」


「コレはまた……。内容は……?」

「ちゃんとしてましたよ?各国で確認された秘宝や古代遺物なんかが詳細に載ってました」

「そうですか……」

「リンダさんも読んでみて下さい!」

 楽しい本でした!



 


 

 ギルドの酒場で晩御飯を頂く。

 またマスターが新作メニューを出してくれた!

 今回も美味しかったけど、マスターはまだ納得してないみたい……。

 なんでだろう?美味しかったんだけどな?


 さあ、明日もがんばろ〜!


 


 

 

 

 


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