表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
VIVA! 地味ハーレム ~派手な芸能一家の末っ子だった俺が、異世界転生したのでひたすら地味に生きて行こう~  作者: 風祭 憲悟@元放送作家
第二章 地味ハーレムは冒険者学校でも地味にいきたい!

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

248/265

第243話  次のクエストは、老人ホームの慰問。

救急車で運ばれて2週間入院&退院後、1週間の自宅安静をしていました、

今日から連載再開です、お待たせして申し訳ありませんでした、がんばります!

(ええっと、ここって完全に、老人ホームだよな)


 農園の仕事が終わり、

 昼食だというので連れてこられた大きな建物、

 中は隠居のお爺ちゃんお婆ちゃんばかり、大きな食堂で待ち構えていた。


(懐かしいなあ、前世でもこういう慰問はよく行った)


 最後に行ったのは声優さん達との朗読劇かな、

 こういうのはお手の物だがここは異世界だからなあ、

 モノマネ『逃走中でターゲットを見つけるもエスカレーターの途中なので逆走できないハンター』とかやっても意味が通じない。


「では最後に、若き12歳の冒険者パーティー『SET隊』だ」


 ティーナさんに紹介され、

 ひとりひとり喋らされる、

 まずはリーダーの僕からだ。


「剣士でリーダーのグランです、一応は貴族の出ですが、

 独立して冒険者をやって行こうと修行中です、頑張ってます、

 皆さんの武勇伝などあったらお食事中にお聞かせ下さい、ではウチのメンバーです」


 うん、これで食事中に、

 お年寄りにほぼ一方的に喋らせれば、

 適当に相槌を打つだけで終わる簡単なお仕事ですよ。


「魔法使いでサブリーダーのイレタです、

 私は基本的な魔法しか使えないのですが、

 それでも鍛錬を積めば適材適所で活躍できると信じて……」


 彼女の場合は上手い具合に調整しているものの、

 本気を出せば普通のファイアが地獄の業火くらいの威力になる、

 普通のヒールさえもパーフェクトヒールくらいには、というのは秘密です。


「戦士のカロリです、槍使いです、ただ、せっかくあるスキルがまだ上手く使いこなせていません、

 でも一生懸命稽古をして頑張ります、今日は皆さんにお会いできて光栄です、その、お食事、ご馳走になりますっ!」


 沢山のご老人の前でちょっと緊張気味だな、

 まあ確かに『この中に実は、昔すごく偉かった人が居て』とかおかしくない、

 だからといって特別扱いとかする気はないけどね、必要なら先に言われてるでしょ。


「僧侶ルシアですわ、皆様との出会いに祝福を、

 回復魔法はそれなりに持っておりますので必要な方は、

 ご遠慮なくお声掛けをいただきたいですわ、よろしくですの」


 ……とはいえ、まあこれは僕もなんだけど、

 病人とか片っ端から完治させて周ったら面倒なことになる、

 ここがもしホスピスとかだったら、我慢できるかなあ……グンタ呼んだらあからさまに繋がりがバレる。


「アトリです、ポーターをやっていますが普段はメイドです、

 今日はここに居る皆さんが御主人様だと思ってお世話になります、

 食事の間だけですが、皆様どうかよろしくお願い致します、私からは以上です」


 いいのかいいのか、

 食事補助して周ることになるぞ?

 まあその時は僕も手伝っちゃいそうだけれども。


「斧戦士のウォルです、最近は手斧も使っていて、

 投げてぶつけて、その斧が戻ってくる訓練をしています、

 今日のお食事で楽しい時間を過ごせる事に感謝致します!」


 大人だなあ、背が高いだけあって、って関係ないか、

 ウチの地味ハーレムで見た目が一番栄えるというか、

 ルシアちゃんも色眼鏡を外したらオッドアイが目立つには目立つだろうけど。

 

「剣士のマネアです、テイマーも目指そうか思案中です、

 あと踊り子というクラスが昔あったというのでそれにも興味を、

 ちなみに剣士と言っても投げ短剣の部類なので、素早さを頑張ってます!」


 ……実はもう踊り子クラス持ってるんだよなあ、

 これっていつバレるんだろう、定期健康診断のとき?

 卒業前の最終チェックで強制鑑定されるはずだが、その時だって隠匿は可能だが。


(とまあ全員の自己紹介が終わりました!)


 さあ、お食事お食事っと。


「それでは皆よ、適当に空いている席へ」


 と言われたものの、

 手招きされてお婆ちゃんテーブルへ座らされました!


「若いのう、ほっぺた晒せてくれんかのう」


 って初手でいきなりべたべた触らないでー!!


「いやほんに、孫を思い出すわ」

「もう彼女はできたのかい? ん?」

「あは、あはは、ご想像にお任せします」


 さっき紹介されたメンバー、

 あれ全部、僕のハーレムです!

 などと正直に言ってはいけない気がする。


「ちょっと背中を揉んでくれんかのう」「はいはい」

「あそこのお茶が、手が届かんのじゃよ」「どうぞどうぞ」

「ふょっふぉ、ふふぇふぁふぁあ」「はいはい、落ち着いて落ち着いて」


(まあ、これも仕事、立派な依頼のクエストだ)


 いやほんとに前世の、

 芸能人時代を思い出しちゃうよ……。

 昼食ですらこの状況、午後はどんな風にコキ使われるのやら。

間が空いたので改めて自己紹介回になってしまいました。

あと新作『ゆるふわ☆ぱ~てぃ~! どう見ても冒険者に見えないお嬢様が無双する!!』連載中です、

もしよろしければ、そちらの方も是非、読んであげて下さい、今のところ毎日更新中ですよー!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ