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作詞  作者: 詩に書かれる人
257/261

看板通りの不貞腐れた子猫

クラクションで飛び起きて

どこかに行った

殺風景だった束の間の風景を

口笛を吹きながら気ままに歩いた


風が戦いだ 君の着信だ

誰よりも好きな音だ

金の実った

上手い話はそこらにほっぽって

君の声でお気楽になる


辻褄合わせでつまらない政治が

街頭で高らかに何かを言っている

側を流れたベビーカーの子どもが

少しだけ耳塞いで泣き出していた


通り過ぎた 世界の事情は

あんまり覚えてないけど

君と過ごした

瞬間も楽しいこともあるけど

それとなく覚えていない


公園の縁とスナックななせ

忙しなく走り出した配達マン

住宅街を鼻歌が滑っていく

あれもこれもすべていく


思い出して また忘れた

風の戦ぐ道にも

君を過ぎた

思い出噺しをほっぽって

僕の声でお気楽になる


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