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第18話 忍城ビル攻略と真相解明

企業都市で、借金を背負った剣士が日本刀と知略で成り上がっていくSFバトルものです。

テンポと引きを重視して書いています。

少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。

「――計画の方はどうだ?」


 ピリオドが部下に尋ねた。

 ここは、都市の中枢、第1地区の上空。

 忍城ビル近くを飛ぶヘリのメンテナンスベイで、ピリオドは台に腰かけ、最終調整を受けていた。


「全て順調です。ピリオド様。中枢アクセス権、再署名準備、鎮圧ユニット、緊急時放送……全て押さえてあります」

「あとはピリオド様の認証待ちです」


「全ての駒が揃った……か」


 ピリオドが続ける。


「……外周の防御はどうだ」


「問題ありません。ムサシは有効状態です。味方であっても近寄ることはできません」


 忍城ビル屋上のレールキャノン・ヤマトも、外周の完全自律砲台・ムサシも、このヘリには沈黙したままだった。


「それではまず、ムサシを無効化しよう。……無効化すれば、外周に隠している部下共を忍城ビル内に配備できる……」


 そう言うと、ピリオドはメンテナンス台から立ち上がる。

 蒸気が出て、金属が擦れる音が鳴る。


 そして、ヘリの扉がサイレンと共に開き、ピリオドが飛び降りる。

 ……いつものように浮遊し、着地の衝撃はなかった。

 少し地面から離れながら、浮き、その状態で忍城ビル入り口の固定端末に、個人端末から伸ばしたケーブルを繋ぐ。

 少し操作をすると、入り口のモニターに警告が出る。


『(!)自律砲台 ムサシ 無効化(!)』

『(!)ビル内の警備を強化してください(!)』


「……よし」


 ピリオドが頷くと、隠れていた部下がぞろぞろと入り口に集まってきた。


「ピリオド様。ここから先は我々が警護します。どうか、そのままお進みください」


 ――電子の端末の画面が光る。


「完全自律砲台、ムサシの無効化、確認しました。今からなら、ビルに接近できます!」


 瞬たちは車を飛ばしていた。

 ステンレスシルバーのヤナギ・S3500は、企業ビルの広告を反射して、様々な色に変わる。


 第1地区は渋滞がひどい。

 瞬はそれを縫うように、ある時は非常用の側帯を通って、車を飛ばす。


 だが、ある建築中のビルの前で車を停めた。


 そのビルはほぼ完成していた。

 しかし、企業同士の利権争いで所有者が決まらず、最後の工事だけが止まったまま、無人で放置されている。

 この一帯はどこも似たようなものだった。

 しかもここは、外部に繋がる唯一の橋“一本橋”の手前でもある。


「……あい、ここからは別行動だぞ。本当にやるんだな?」


「はい。私も、みんなの力になりたいから!……それに、みんなと出会えたこの都市も守りたい!」


 これを見て、座愛があいにハグをする。


「成長したね……でも、死なないでね。あの作戦、完遂できなくてもいいから」


「そうですよ!いざとなったら逃げてください!……絶対に死なないで」


 電子が反対側の後部座席から顔を出した。


「ありがとう……じゃみんな、また後で!」


 そう言うと、あいは車のトランクから何か大きいリュックを取り出した。

 そんなあいの姿を確認して、瞬がサイドブレーキを解除する。


「じゃ、無茶はするなよ!あい!」


「うん!さぁ!そろそろ行って!……ピリオドを止めて!」


 それを受けて、瞬が車を急発進させる。

 瞬は窓を開け、親指を立てた。

 座愛と電子は、窓越しに手を振る。


 瞬たちの車は、みるみる遠ざかって見えなくなった。

 空きビルの前に1人残されたあいが、小さく呟く。


「……さて、凡人流の仕事、始めよう!」


 ――V10ハイブリッドの悲しい咆哮が都市の空気を切り裂く。


「電子!間に合いそうか!?」


 瞬が必死にハンドルを切っていた。


「分かりませんが……この車ならきっと間に合います!」


 これに座愛が割って入ってきた。


「確か、現場の端末に直接接続しないと、扉やエレベーターの制御までは乗っ取れないんだよな!?」


「はい!警備システム自体には侵入できています」

「ですが、扉の開閉やエレベーターのシステム制御、監視カメラの映像等は、現場の端末に直接接続しないと操作できません!」


 電子が少し焦っていた。

 そして瞬はアクセルを踏み込む。


「頼む……間に合ってくれ……」


 ヤナギ・S3500のV10は、タコメーターの針を11000回転近くまで押し上げていた。

 オーバーレブ寸前。

 アクセルを抜くたび、アフターファイアが弾ける。

 その破裂音で都市の広告の喧騒をねじ伏せながら、車は風みたいに走った。


 ――ガラス張りのエレベーター前でピリオドが口元を歪めている。


「……何故起動しない」


 それを受けて、部下が震えている。


「それが……外部から操作されています」


 そんな震える部下の姿を見て、ピリオドはため息をつき、他の部下に命令する。


「……おい、そこの者。……この能無しを処刑しろ」

「弱き者は、この先、邪魔になる」


 それを受けて、部下の数人が即座に銃を連射した。


 ……アサルトライフルの乾いた連射音がホールに響き渡る。


「ピリオド……様……なぜ……」


 震えていた部下が1人、血を散らして崩れ落ちた。


「もうよい。復旧しない場合、最終手段として私は“あの手”を使い、上に行く」

「それまでに復旧させられる者はいるか」


 全員が震えているが、1人手を挙げた。


 ……その1人が恐る恐る、エレベーターに個人端末を接続する……。


「――間に合いました!」


 ビル入り口の端末に接続していた電子が叫んだ。


「何があるのかは知りませんが、最上階層に向かうためのエレベーター……そこにアクセスがあった瞬間を押さえました!」

「ピリオドは今、エレベーター前で詰まってるはずです!」


 瞬たちが間に合っていた。

 電子がビル入り口の端末に物理的にケーブルで接続していた。


「でかした!電子!」


 瞬が、敵の体から刀を抜きながら電子を褒めた。


 入り口の敵兵は、すでに地面に転がっていた。


 そして、電子がビル端末に繋いだ瞬間、セキュリティはこっちに傾いた。


「新しい強装弾の出番なしかよ……瞬、もう本当に超能力の域だよ」


 倒れて呻いている大量の敵兵の中を、座愛が歩きながら言った。


「その弾は希少なんだろ?なら、倒せる相手はこの刀で先に片付ける」


「そうは言っても、一瞬でこれだけ倒すって……」


 座愛が、そんな倒された敵兵の1人の胸ぐらを掴んで持ち上げた。


「……申し訳ありません……ピリオド様」


「……あんなやつに従う価値あるかねぇ……ほら、あんたは寝てな」


 座愛が手を離した。

 そして、沈黙した完全自律砲台ムサシの1つを突きながら言う。


「……もしかして、完全自律砲台とやらも、今の瞬なら倒せたかもな」


「かもな……でも、どっちにしても、いつ来るか分からない相手を座って待ってるのも無理だったろ」

「……じゃあ、作戦を始めよう。電子!」


「はい!」


 警備ロボットに護衛されたおかっぱ頭が揺れた。


「電子が監視カメラで見てます!敵は全部で30人前後、各フロアに散っています!」


 電子が続ける。


「ビル内の構造も把握できました!このビルは4階層に分かれていて、階層ごとにエレベーターがあります!」

「ただ、1階から最上階まで一気に抜けるエレベーターは今死んでます!」


 電子の端末にその様子が表示された。


「だから、階層ごとに乗り継いで上がるしかありません!」

「各階層で行ける一番上まで上がれば、次の層へ抜けられます!」

「そして現在、3階層にてピリオドが止まっています!」


「よし!それなら、突入して各フロア制圧!そして、エレベーターで次に進む!!分かりやすい良い作戦だ!」


 そんな瞬に、座愛が面白そうに答える。


「瞬にピッタリの脳筋作戦だな!」


「脳筋とはなんだ!」


 瞬と座愛の夫婦漫才を見た電子がクスリと笑い、すぐに真剣な表情に戻る。


「では、始めましょう!」


 その時。


 パァン!パァン!


 軽い破裂音が何度もこだまする。

 ……ピリオドの増援が来た。

 瞬が叫ぶ。


「電子!隠れろ!」


 電子はすぐに遮蔽物へと身を隠した。

 忍城ビルは守る側が強い作りだ。

 銃撃を遮るための壁が、そこら中にあった。


 ケーブルは固定端末に繋いだまま、やや無理な体勢になっている。


「電子は大丈夫です!」


「そうは言っても……!」


 しかし、瞬と座愛はその戦闘の様子を見た。

 電子が制御を奪った護衛ロボットは確かに強い。

 胸部分の装甲が厚く、皮膚アーマー入りの人間以上に弾丸に耐える。


 しかも、装備はアサルトライフルやライトマシンガン。

 そして、敵を1人、また1人とそのライフルやマシンガンで沈めていく。

 この混乱の中、電子が叫ぶ。


「ほら、電子なら大丈夫!瞬と座愛は急いでピリオドの元へ行ってください!」


「……わかった!ヤバくなったら通信で知らせろ!!すぐ戻ってくる!」


 瞬がそう答えて、ビルの方に向き直る。


 そして、瞬と座愛が忍城ビルに突入する。


『ここからは通信で援護します!』

『まずは1階層目、入り口ホールに敵が15人!侵入してすぐ、8人が入り口に向けてアサルトライフルを構えてます!』


 通信に銃声が混ざっている。


『残り7人は階段上のエレベーターを守ってます!』

『見た目から察するに、特殊アーマー持ちです!遮音が効いてるのか、まだ外での戦闘に気付いていません!』


「よし、それじゃ、やるか」


 瞬が気合いを入れた。


「座愛はまずこの壁でカバーを。俺がまず、フラッシュで全弾落とす!」

「そして、最初の敵8人を刺突して無力化したら、座愛も突入して、階段上の敵を銃で片付けてくれ!」


 そう言うと、瞬は忍城ビルの禁断の入り口の扉を開ける。

 セキュリティは電子が握っている。

 何の抵抗もなく開いた。


 すぐに敵が反応して、アサルトライフルを連射してくる。


 が、瞬が刀の切先を斜め下にして構えると、刀から火花が散り、金属が割れる音だけがひたすらに響いた。

 全弾、斬り裂く。


「バカな……」


 弾切れになった敵に瞬が突っ込む。

 踏み込んで、刺突。

 近い距離の敵は斬りつける。

 特殊アーマー持ちも、今の瞬と童子切安綱相手では問題にならない。


 8人を瞬く間に制圧。

 刀は血まみれ。

 だが、階段上からの銃撃がまだ来る。

 瞬はフラッシュを使い、超速で反応して全て捌く。

 斬られた弾丸が2つに割れ、床を転がる。

 やがて足元には、金属片の山ができていた。

 そんな瞬の視界の角に映る文字。


『基幹システム フラッシュ 起動中(平常)』

『サブシステム スピードー 待機中(平常)』


「はぁ……はぁ……これだけフラッシュを使っても、まだ平気なのか?ドクターの調整が効いてるな」


 だが、階段上にはショットガン持ちも混ざっていた。

 瞬にとっては最悪の相手だ。


「座愛!頼んだ!!」


 瞬が叫ぶと、座愛が突入してくる。


「了解!」


 座愛がそう言うと、背中の蜘蛛脚を展開し、階段上の敵にスプラッターキャノンを連射開始する。


 新しい強装弾は……通る。


 1発目で防弾チョッキを破り、皮膚の特殊繊維強化アーマーにも深い傷。

 同じ場所に2発目で、それを破る。

 さらに同じ場所に撃てば……敵の腹に届く。


 弾丸を強化、腕前も上がった座愛の前では、特殊アーマー持ちも障害にならない。

 あっという間に7人を無力化。

 スプラッターキャノンから煙が上がり、座愛の横に空の薬莢が積まれている。


「瞬!この弾……!特殊アーマー持ちも紙切れみたいに……」


「ああ!江田のコネと技術だ!」


「うん!……あのエレベーターだ!これで次の階層に向かおう!」


 座愛が階段の先にあるエレベーターを見つけた。

 瞬は刀を仕舞い、座愛は蜘蛛脚を格納する。


 そうやってエレベーターに向かう途中に、“VIP火葬炉”や“情報管理室”の表示が見えた。

 情報管理室の奥には端末が並んでいる。

 そこで座愛が思い出す。


「……なぁ、電子がここの端末に侵入したがってたよな?」


「ああ、ネットワークで繋がってるはずだから、そこにある端末で間に合うだろ」


 瞬がそう答えると、座愛が個人端末からケーブルを出し、ビルの端末に繋ぐ。


「電子、聞こえる?ビルの端末にバイパスできそうだよ」


『それはよかった!データを転送してください!……分析します!』


「はいよ」


 座愛は端末をバイパスし、電子にデータを送信した。


『これは……夢みたい……電子が中枢アクセスの一部を覗ける……』

『はっ!……ピリオドの計画に関するログを検索するのに少し時間がかかります!』


 そんな、興奮気味の電子に瞬が返す。


「……それじゃ電子、ついでに“俺のあの計画”用の実行ファイルも頼むぞ」


『確かに、簡単に言ってくれますね……』


 電子がブドウ糖タブレットを取り出し、かじった。

 これで少し賢くなる。

 ……企業の広告が言うには。


 電子は遮蔽物に隠れている。

 外に来る増援は、電子が制御を奪った忍城ビルの警備ロボットが処理している。


 瞬と座愛が最初のエレベーターで行ける最上階のボタンを押し、第2階層に行く。

 電子がマルチタスクで監視カメラの映像を見ながら叫ぶ。


『第2階層、エレベーター正面にジャガーノート10人です!扇状にエレベーターを囲い、臨戦体制!』


「座愛!俺の真後ろにいろ!ジャガーノートの弾を全弾斬り落とす!」

「そしたら、座愛は向かって左から、俺は向かって右から敵を片付ける!」


 瞬が刀を抜く。

 刀の切先を下に向け、斜めに構える。

 エレベーターが開く。

 すると、すぐにジャガーノートのライトマシンガンの雨。


 ただ、今の瞬には大した問題ではなかった。

 ……はずだった。


 グレネードが先に数個投げ込まれた。


「座愛!マズい!頼んだ!」


「了解!」


 瞬は弾丸を斬る。

 座愛はグレネードを撃って転がす。


「座愛、間に合いそうか!?」


「今やってる!」


 その瞬間、炸裂。


 ――なんとか間に合った。


 グレネードは床を転がり、敵の足元に達した。


 光と破片が敵の足元で飛び散る。


 しかし、ジャガーノート部隊はグレネードを気にも留めない。

 連射を続ける。


 そして、瞬は、敵が撃った弾にフラッシュで反応する。

 それが刀に当たり、火花が出て全弾割れる。


 フラッシュはオーバーヒート寸前になった。

 見えていた弾道が、霞み始める。


 だが、瞬の弾丸斬りはさらに上達している。

 ちょうど綺麗に、エレベーターの左右に無数の穴が空く。

 そのうちの数発、座愛の顔のすぐ横を掠めた。


「ひぇっ……」


「驚いてる暇はない!行くぞ座愛!」


 ……ジャガーノートは全弾撃ち尽くしたとはいえ、防御力は高い。

 倒すには本気の刺突や斬りつけが必要だ。


 瞬は力の限り踏み込み、刺突。

 近い距離の敵は何度も斬りつける。

 座愛は銃で同じ場所を穿うがつ。


 ……数十秒後、通路に残ったのは倒れたジャガーノート部隊だけだった。


「……はぁ……」


 瞬がため息を漏らしながら、フラッシュを排熱、冷却する。


 その時だった。

 電子から通信が入る。

 かなり焦っている様子。


『瞬、座愛!侵入した端末から、全ての事実が分かりました!』


「……電子!続けてくれ!」


『はい、まず、結論です。ピリオドの狙いは――都市の奴隷化です』

『市民には、ピリオドのための労働を強いる。企業が生んだ利益も、最終的にはピリオドが吸い上げる』

『……それに従わない者は、鎮圧ユニットで物理的に排除するつもりです』


「なっ……奴隷化……!」


 座愛が息を呑んだ。


 その一瞬、さっきまで倒してきた敵の顔が脳をよぎる。


 言葉もなく、ただ命令に従っていた目。


「じゃあ……あいつらは……」


 瞬の声が、かすれる。


『はい、全て目的のための犠牲……つまり、そう“駒”です』


 その言葉で、止まる。

 言葉が、無音の中に落ちていく。


 瞬の手の中で、刀がわずかに軋んだ。


 さっき斬った敵の顔が、焼き付いたように浮かぶ。


「……じゃあ」


「俺が斬ってきたのは……一体なんだったんだ」


 刀が急に重く感じた。


 ――通信が一瞬静かになる。


 それから電子が、いつもより遅れて口を開く。


『……瞬が斬ってきたのは……人造人間です』


 その声は、震えていた。


「何!?」


 座愛が驚く。


『そう。ここからが本題です。どうやって中枢アクセス権を掴んだか……そこも見えました』

『ピリオドは、自作自演と他の傭兵の戦果の上書きで、功績を積み上げていました』


「自作自演?」


 瞬が顔を上げた。


『はい』


 通信の向こうで、電子が息を呑む。


『ピリオドは自分で人造人間の外敵を用意し、騒ぎを起こさせ、自分で鎮圧しています!』

『だから、今までの外敵騒ぎは、全部内部の犯行……ピリオドの仕業です!』


 電子の声がわずかに低く、強くなる。


『そして、上層部に“都市のハンドルを渡すなら、ピリオドしかいない”と思わせるために、功績を積み上げてきた……』

『全部、仕組まれていたんです!』


「ふざけんなよ……」


 瞬の声が低く落ちる。


 今までの戦いが、頭の中に繰り返される。


「じゃあ、俺たちは……最初からあいつの手の中で戦ってたってことかよ」


 瞬が拳を握りしめる。

 周りに音が聞こえるほどに。


 座愛も言葉を失ったまま、立ち尽くしている。


 電子は一度だけ、息を整えた。


『まだあります』


 その声は、はっきりと震えていた。


『そして、これらの全ての権限は……このビル内にある“コベナントコア”という、契約権限を束ねる特殊コンピュータに集められています』

『これが、権限のハンドルです。都市を進めるのも止めるのも、全部ここを通る……』


「ピリオドめ……!最初から、都市を破壊しない程度で揺らしていたのか……それも、自分の理想郷を作るために……!」


 瞬の刀が音を立てた。


 これで分かった。

 外敵が易々と入ってきたんじゃない。

 最初から、中にいたんだ。


『そして、これを全部止めるには、コベナントコアの停止が必要です!』

『だから、止めるならコベナントコアを物理的に落とすしかありません!』

『――その前に、立ち塞がるピリオドも越えるしかない……コベナントコアは、このビルの最上階です!』

読んでいただきありがとうございます。

少しでも続きが気になったら、次話も読んでいただけると嬉しいです。

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