第75話 新たな変身
盗賊掃除をしてたら、厄介にも新たな組織が浮上し更には、撫子姫誘拐を企て監禁し嫌がる姫を辱しめてから、既成事実後に薬で傀儡にした撫子姫を使い、何やら企んでたらしい古参の独身家臣、だがトムの分身によりバッキバキに挫かれた。
そして賄賂や、たまに消えた諏訪岡地域やその周辺の未婚の女性の消息は、他の地域まで波及する事に成り更に、外交関係や同盟国の方にもこの騒動は広がるとは、今の私に知る由はない。
しかも結構な国で、被害者が居たのと一部の女性は、娼婦等の店に売られ身元が不明な女性と、他国の女性が遠く離れた国で発見されたり、とある貴族が国王から処分されるのは、まだ氷山の一角に過ぎないが、それは私が後に対峙する組織にして酒呑童子と同じく、人間の身で異形の魔族の五魔候の一柱と対峙する事に成る。
そして、私が色々と覚悟をして大切な人達と、世界を旅をし色々暗躍したりアベルやルークスに手柄を渡して、私は影で色々と面倒を片付けて行く事になる、まあ面倒な目立つのは若い連中におしつ………花を持たせないとね。
因みにルークス達は、後に出会う彼女達と世界で活躍しそして、とある王子は更にルークスやアベルに負けじと、名声を高める旅をしてるのだが、今はまだその気配はまったく無い、砕けた自称弟子は折れた心を癒していた、因みに毎日鬼丸さんと稽古は続けてはいる、後にカシム王子は運命の相手とちょめちょめするが。
そして話は戻り、撫子姫誘拐未遂発覚事件から二週間、諏訪岡藩領主守矢殿の調べにより、家臣をまあ少し私も手を貸したが少し大和神国の闇が浮かび上がる、その闇は大和神国の国内で暗躍する盗賊の運び屋が浮上した、まあ自白魔法使ってペラペラ喋らせただけだが、だがその盗賊を追ってたらしいトムの分身にさえも、緻密な策略により蜥蜴の尻尾切りや陽炎の様に、その盗賊達の正体には辿り着けないらしい、徹底的に誘拐した女子供の痕跡や経路を、ランダムに変えてたりオトリを使い撹乱してるみたいだ、しかもその運び屋盗賊の名前すら掴めないし、傘下の下請けの様な盗賊連中しか捕まらないらしい。
トムの分身さえ捕まえられないとは、余程の手練れか何か尻尾を掴まれた場合の対策をしてるのだろう、これは結構な巨大な組織かも知れない。
因みに傘下の盗賊は漏れなく、トムの懐を温めて色々な地域の魚料理が出る、食堂や食事処や懐石料理店から出禁に成る程食べたらしい、まったく出禁に成る程食べるのはヤメレ、頼むからトムよ入れる店を減らすな。
そして、大和神国の国内で行方不明扱いだった、国が認めてないヤクザ系任侠外道の、外道を嫌う任侠達から嫌われた金儲けの為なら、なんでもする法外な値段の夜の店や人身売買等、裏社会でも嫌われた部類の任侠達。
その西の※大坂の活気溢れる街より外れた賭場や、見世物小屋等が点在するグレーの商売が多い場所の一角に、裏社会でも嫌われた任侠達が居たが、権力者と繋がりがある為に誰も手出ししなかった、そうトムの分身に一部の拠点や店に突撃されるまでは。
※江戸時代辺りでは、大阪ではなく大坂と呼ばれていた、明治に改名されるまでは大坂と大阪は呼ばれていた、因みにこの大和神国では大坂のままである、異世界から来た日本人は何故か改名を提案しなかった為。
行方不明の少女や女性の一部は、繋がってた権力者も一部地獄行きに成り、大坂の一部パワーバランスが変わり始めた、此により神戸や聖条京の一部闇社会に影響を及ぼし、上方一帯や江戸にも其なりに盗賊や任侠者に影響を及ぼした。
※上方は、江戸時代では京都等の関西の方の事で、大和神国では上方は帝が住む聖条京を中心の地域を指す。
此によりやや、盗賊や闇組織やカーラ率いる組織にも、多少の影響を及ぼし更に各国の盗賊やギャング狩りが活発化した、一部腐敗した国やまだ公式に滅びたとは通達されてない、とある大和神国の東の地の森が生い茂る連邦国だった地や、諸悪の元の国等だがそんな影響ある事を、雅史が知る訳がない。
こうして、最初の異世界の夏は真夏に差し掛かり、ルークスとアベルは私とトムが攻略した、諏訪岡大迷宮の本格的な入り口前までの攻略を、何ヵ所か周回マラソンの様にアタックさせて、私は新しい変身侍は何故か評判が広がらなかった、何故かロビンの様な人気は出なかった。
おかしい…………普通、剣士とか活躍すれば噂が広まり名声も高まり、そしてロビンの噂が払拭し黒歴史は薄れると、私は思惑を持ったが違うらしい。
仕方ない、今の若返ったやや痩せた体型の私ではなく、地球での中年肉体を基礎にして時代劇の鼠小僧と、某ゲームの偽怪盗(中年太り怪盗)を混ぜ込みイメージした武器を、白鯨で作りながらトムと発動した魔法を、特殊な魔法陣でミスト化しゴム弾やグレネード弾に封入し、更にパラライズやスリープや電撃の付与された投擲武器を作る。
まあ時代劇なら、やはりクナイや棒手裏剣だよね他に十手にも色々細工して、手元が狂って盗賊や他の人間に投擲武器が刺さっても、死なない様に一応回復魔法は仕込むが、基本悪党には死なない程度に痛め付ける仕掛けは施す、どうやって痛め付けるかな………悪党に容赦は必要無い、悪党は弱く無いから手加減も容赦も必要無い、大抵苛めをしてたワルガキが成長したヤツか、負の連鎖にハマってモンスターと変わらないバカに成ったに過ぎない、まあ地球にはモンスターは居ないが、モンスターみたいな悪党は沢山居るな、まあ日本にも増殖する悪党やとある伏魔殿の建物に、何をもさぼるとは言わないがモンスターが沢山居るな。
さて、ネタ武器を新しく新調し、トムは何故か必殺な大工親方的な格好を希望し、まあトムは大工親方より街で着物を着崩し、フラフラした遊び人が似合う様な気がするな。
まあ八兵衛の延長しか、トムのイメージは起きないが………だって食いしん坊だし、猫時代は外に雌の尻を追い遊びに行ってたし、暇さえアレば畳んだ布団の上に寝て半目開いて、兎の様なボブテイルを振ってたがアレが丸見えだった、そうあの玉が丸見えだったんだ、尻尾が変形したボブテイルだから短いし、丸まってたから更に隠れる面積が限られてる為だ。
猫時代のトムの尻尾の、イジリネタは此くらいにして、服装はロビンと変わらない仕様にし、顔はゴーグルと頭巾の仮面風………赤い人ではないぞ、決して赤いのや金色が好きな某大佐ではないぞ。
それに赤い大佐の格好したら、色々恥ずかしいしネタだから日本人とバレるし、更に太った姿の大佐のコスプレ野郎として、盛大にゴミを投げられる未来しか見えんな、変身しててもね。
さあ試しにイメージした姿に、一回変身してみよう………腹に力を入れ手を斜め下に構え、お約束を今回はしてみよう。
「変・身…………とぉ!」
何か保育園か小学校低学年の時の、特撮にハマってた頃を思い出すな………よく、皆で高い場所で某変身の真似をしたもんだ。
「…………マサさん、何してるんですか?」
呆れた声と、ジト目でトムは私に言う…………少し、視線が冷たくないか? トムよ。
「やれやれ、変身より僕の分身の方が優秀ですよ、マサさんも分身を出しましょうよ」
「………いや、良い………」
トムに私も分身を使えとは言われたが、そもそも私の分身スキルはトムと同じスキルか怪しいし、自分の食費に頭を抱えそうな未来しか見えんな、もしもトムと同じ能力のスキルだったらね。
まあ質量分身だから、質量のある分身した私の魔力か何からしいが、まだ使うタイミングとかまったく無い気がするな、まあデコイや敵の撹乱とかに使えそうな気がするな。
「さて、この新たな変身姿を試すかな」
「…………何でワクワクしてるんですか? マサさん」
トムがジト目で言うが、一応だが色々体型の見た目詐欺をしてるスキルや魔法、更に雅史の姿では使わない魔法や創造魔法が含まれてる仕様、更にワルサー43半自動小銃を基礎にしたライフルに、口径は本来は7.9㎜だが此方は0.1㎜大きい、8㎜口径の銃剣付き十発箱形弾倉のライフルだ。
因みに十発箱形弾倉は、見た目で侮る様に見える様にしてるし、黒の箱形弾倉は魔弾に込めた、魔力のミスト化した弾丸による攻撃だが、魔法をミスト化し爆発系や催涙魔法系や氷結系等の魔法を、弾丸に込め敵全体や単体を倒したり無力化出来るが、その他にも敵の足跡が浮かぶこの新たな変身キャラのオリジナル魔法や、スキルの影分身は自分そっくりな黒い影が複数現れ、私の意思に従い動く仕様だが此は、トムの分身達とは違い攻撃を喰らうと影が魔素に戻り霧散する。
早く言えば、ティシューペーパーよりペラペラ装甲の分身は打たれ弱い、しかも迂闊に石に躓き転んでも消える、だが回避力はロビンより高い性能だ、私のたまのドジが発動しない限りはだ。
だがロビンより魔法が使え、見た目機動力がなく太って遅そうと言う概念こそ、私が仕掛けた見た目の罠でありそれは、見た目詐欺の飲んだくれエルフの水瀬ギルマスをヒントにし、大抵の女性は太った野郎に恋はしないし、桜子さんや紫乃さんやアリシアさんやシャロさんみたいな、イレギュラーは普通に私の四十年の人生には存在しない、そう普通はイケメンで金持ちの男がモテるのだ。
さてと、少し試しに行くかな…………変身し、新たな使い魔を召喚しトムには悪いが、再び下諏訪周辺の悪党やアベルとルークスの様子を見て貰う、まああの二人は大抵の魔物に遅れは取らないだろう、最近ミノタウロスを倒して次は他のダンジョンを、攻略に向かうがそっちは一応私からアドバイスはしたから、下諏訪の方の竜神の試練の方は、一階の魔物限定にしてるので大丈夫だろう。
さてと、少しルーシア姫の様子でも見て来ますかね、あの姫のリアクションが見たいし。
そして私はワールドマップと、ルーシア姫をかん………見守ってる使い魔の居る場所へと向かった。
次回に続く。
作者∶お久し振りです、炎天下と去年より多い残業にへたばるオッサンです。
高貴なL様∶今年は一日一話無い、お盆連休だったわね。
作者∶疲労で、書き溜めが出来ないから仕方ない。
高貴なL様∶今年は去年より、更に暑いからアイスが美味しいわ。
作者∶…………何処で買ってきた?
高貴なL様∶作者の財布からお金貰って…………。
作者∶勝手に使うなよ、安月給のオッサンの財布から持って行くなよ!
高貴なL様∶暑いから仕方ないの、必要経費よ!
作者∶自分の世界に居れば、涼しいだろうが!
高貴なL様∶嫌よ、部下はアイスとか買って来ないし、お金がそもそも無いからね。
作者∶どや顔で言うなや!
高貴なL様∶ドヤ
作者∶…………まあもう良いや。
高貴なL様∶本当に疲れた顔に成ってるわね。
作者∶疲れてるからね、では次回は新たな体型の恰幅姿は、雅史の地球時代体型の中年太りプラスされた、新たな和洋折衷のロビン姿で何か叩かれそうな予感です。
高貴なL様∶あの姫なら、絶対に『ロビン様の偽者、許しません』とか良いそうね。
作者∶中身同じですがね。
高貴なL様∶恋する擬態雅史に惚れたのが、運の尽きよね。
作者∶ではまあ何時か。
高貴なL様∶また次回も読んでね、バイバイ。




