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元オッサン、猫と仲間とのんびり異世界生活 ⭐️闇を穿つ異世界珍道中⭐️  作者: 猫を愛でる会
第三章 闇蠢く五魔侯揃わず。
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第73話  洞窟地下へ

 魔物の巣窟には、何故か妖怪の方の魔物の餓鬼《がき》に遭遇したが、今はその餓鬼すら居ないがその代わりに洞窟の分かれ道があり、分岐点の前でアベルとルークスがどちらに行くか、私は見守る事にした…………だって私の為ではなく、二人の冒険者としての力量を見る為に来たに過ぎないからだ、あとカシム王子より素直で成長も著しい、若くて良いよね…………私は外見しか若くないぞ。


 さて無駄に脱線したが、果たしてアベルとルークスは、洞窟の奥に向かうルートかはたまた、地下に下るルートを選ぶかを私は見守る…………。


「ルークス、どっちが良さそうと思う」


 腕を組み悩みながら、アベルはルークスに聞くとルークスはおもむろに、剣の鞘《さや》を立ててどちらに鞘が倒れるか、棒倒しの様に運を剣の鞘に賭けようとしてる。


「真面目にやれ!」

「なんだよアベル、真面目に運に頼って何が悪い」


 意外にルークスは、博打打ちかも知れないが運が良いようには、私には見えないのは気のせいだろうか?


 ※基本ルークスは、運が雅史の次に良いが女性運は意外に高い方だったりするが、果たして彼の好みの女性に出逢いが起きるかは、また別の話である………決して女難の相ではないぞ………たぶん。


「もう、下に行こうぜルークス」

「まあ、俺的にはどっちに行っても、余り変わらない気がするから良いけど」


 ルークスは軽く言うと、呆れ顔のアベルはルークスを見ながら、溜め息をしながら一番身軽のアベルが先行する、ルークスはアベルの次に歩きトムは背後警戒し、私は二人がギリギリ危なくない程度に援護するが、現状洞窟に入ってから危ない事は無いが、襲い来た餓鬼を斬り倒した以外はまったく暇だ、本当に暇だよ。


 洞窟の下に下り、通路が結構広く成り普通に車が二車線両面通行出来る位には、地下に下ったら更に広い場所に出たが、更に広がる洞窟の空間と結構な水量な地底湖と、洞窟の岩壁の隙間に見える白く光る白オリハルコンや、貴重な薬草類の苔や洞窟に生える植物等があった。


「此は、冒険者ギルドに報告したら、それなりに冒険者の評価上がるよな」

「ルークス、それは少し魔物を倒して減らしてからですよ」


 アベルは近くの大きな岩に向けて、警戒しながら武器を構え気配感知に掛かったのか、アベルは岩の裏からゆっくり現れた冒険者か退魔師かは不明だが、武器は刀や薙刀の錆びた武器を持った、防具が無い女性や男性の骨格の骨だけのスケルトンが数体現れた。


「見た目墓地に現れた、スケルトンだよな」

「たまに荒れ果てた、教会とかに出るんだよな」


 そうアベルとルークスは、ため息混じりに言いながら戦闘態勢に入る、スケルトンは基本頭蓋骨さえ砕けば倒せる不死魔物の部類、でも魔法の方が倒すには楽な気がしなくもないが、スケルトンは基本物理攻撃全てダメージに成るし、頭蓋骨さえ吹き飛ばせばスケルトンも復活は出来ないだろう。


 まあ此処は、二人に頑張って貰おう………トムを見ると、結構うずうずしながら何時参戦して良いか、私をキラキラの目で見てるが私は見なかった事にした、トムが参戦したら二人の為には成らない、トムは海の魔物達と戦ってる方が生き生きしてるから、スケルトンなんて戦ってもトムには軽い運動程度にも、満たないだろうな。


「行くぞ! アベル」

「おうよ」


 スケルトンに向かい、颯爽と走る二人だがイケメン二人が走ると、剣と魔法の主人公な見映えがするな………まったく、イケメンは色々と見映えで得だよな、まったくもって普通以下の容姿の私が霞むな…………。


「新しい武器は、スケルトンも簡単に斬れるぜ、ルークス」

「俺のも、スケルトンでもサクサク倒せるぜ」


 楽しそうに倒す二人、スケルトン程度にはオーバーキル武器過ぎた様だ、鮮やかに砕け散るスケルトンの骨の破片、昔のファンタジー小説の扉絵の様なシーンにしか見えん、見映えチートな二人やな……まあ遠くから見ると、そんな大した感じがしなくなるが。


「楽勝!」

「武器の性能だけどね、ルークス」


 意外に冷静なアベル、アベルは結構回りが見えてるタイプだな、たまに迂闊だったり胸の大きな女性のお尻を見て、鼻を伸ばす以外は。


 一応二人はスケルトン討伐続行させ、私とトムは隠居した爺の様に釣竿と釣用の椅子を置き、水棲魔物用の疑似餌を付けて………トムのも付けて、近くに水分補給の飲み物を置き釣糸を垂らせば、何故か魔物の河童が下半身イキり立ちながら釣れたので、汚かったので普通に空中に釣り上げ、飛び蹴りを喰らわせてくの字に曲がりながら遠くに、イキり河童は地底湖の暗闇の先に消えて行った。


「汚い物を釣り上げてしまった、ばっちい」


 そしてトムは何故か普通に、岩魚を釣り上げて居た………なんでやねん。


「さて、気を取り直してと………」


 再び私は釣糸を垂らせば、再びHITし釣り上げれば八目鰻成らぬ九目鰻が釣れたが、この鰻は人間や亜人の女性に産卵し産み付ける、ゴブリンとはまた違う厄介な魔物だ、しかも生気を吸い弱らせてから卵から孵化して、数時間で稚魚として人間や亜人の女性から出て来るらしい、何かエロとホラーが混じった生き物だな、まあ水の中に引き込まれない限りは、最弱の魔物なんだが。


 因みに男なら、美男子が襲われるらしい…………良かった普通の容姿で………。


 雅史はそう思いながら、何か誰かに「普通の容姿ではないだろう」と、ツッコミを入れられてる気がしたが事実故、そのツッコミを感じたが無視をし雅史は、九目鰻の頭を刀を一瞬で取り出して頭のみを切り落としてから、何故か雅史はトムの方を見て、「まあ、トムが襲われて無いし大丈夫だな」と、雅史はツッコミらしき気配を更に無視した。


 因みにトムに襲い掛かった場合、九目鰻は一瞬で全滅コースに瞬殺されるが、そもそもトムは進んで水に入ろうとはしない、食い物が絡まない限りね。


 結局私は、九目鰻しか釣れなかった………毎回思うが、鰻とか釣れるのおかしくないかな? まあ、八目と同じく甘露煮や白焼き等に調理出来るらしい、因みに目の疲労回復の栄養や血液をサラサラにする効果、疲労や夏バテや精力増強等色々効果が有るし、たまに食べ過ぎてハッスルを沢山しないと、収まらないまでの元気に成るらしいので、あの領主にでも出前に行くか。


 一応跡継ぎ候補が妊娠したし、エルリーナちゃんはアレだが基本あの領主はマトモだから、まあ体力回復に甘露煮は持って行こう、地球の日本のあの蒸し暑い夏よりはマシだが、異世界の住人には夏の暑さには変わり無いからね、今の地球に逆に行ったら地獄かもね。


 そして、スケルトンの掃除や形見らしき物を回収した、アベルとルークスは更に洞窟の奥に行ったがスケルトンも、魔物が居なかったらしいが何かの小さな建物が在ったらしい、たぶん祠とか神様を奉った物だろうな。


 私達は暫く地底湖周辺を見て回り、ミスリール銀やエーテル魔石の回収をして、三日一応ある程度の餓鬼や何故か蛞蝓やコックローチ、オオムカデの魔物二又の通路奥に向かう通路で、連戦を繰り広げ最後にはトムがムカついて、この魔物の巣窟のボスを倒したみたいだ、まあ何かリザードマンに黒い鎧や戦斧を装備した、そんな出で立ちのリザードマンだったらしい。


 因みに一撃で倒したらしいが、向こうは「卑怯な!」と断末魔を残して、黒い灰の塵に成って消えたらしい、それって異形の魔族ではなかろうか?


 そして私達は冒険者ギルドではなく、下諏訪の奉行所に行き素材の一部と新たな鉱山の報告をした、因みに何故に冒険者ギルドに行かなかったかは、今の下諏訪冒険者ギルドはトップ不在で信用度が低く成り、ガラの悪い冒険者が増えてるらしい噂を聞いて、奉行所の方は殿様の顔に泥を塗る馬鹿は居ないからだ。


「でかした、此で諏訪岡の繁栄が更に増す、そして私の仕事が増えてしまうだろうがぁ~!!」


 奉行は発狂した、何故か発狂した…………私の知った事ではないが。


 そして、ルークスとアベルは伊岡で功績を讃えられ、冒険者ランクがBに上がり他国の冒険者でも上位ランカーに入った、因みにこの日は鰻屋で二人のランクアップ祝いに、鬼丸さん同席で奢ったがトムだけ五食の制限をした、制限しないと店に迷惑を掛けそうな勢いだった為だ。


 この日、ルークスやアベルは酒が呑めるらしいので、五人で飲んだが…………先に潰れたのはアベルで、その一時間後にルークスが潰れた……そんなに酒の度数高いかな?


 こうしてルークスとアベルを担ぎ、伊岡拠点の道場に寝かせてから私と鬼丸さんは、夜のお楽しみに向かった。


 次回に続く。


 作者《オッサン》∶暑さに負け、ダウン中のオッサンです。

 高貴なL様∶地球てこんなに暑かったけ?

 作者《オッサン》∶数十年前より暑いし、雪の降る量も違うな。

 高貴なL様∶数十年て怖いわね。

 作者《オッサン》∶数十年後が一番怖い気がする。

 高貴なL様∶数十年で気候変わるからね。

 作者《オッサン》∶そもそも生きてる保証無いが。

 高貴なL様∶作者《オッサン》は爺だし。

 作者《オッサン》∶まだ年齢的には、ミドルの方だよ爺言うな。

 高貴なL様∶変わらないわよ、爺もミドルも四十路も。

 作者《オッサン》∶違うから、印象が全然変わるからね。

 高貴なL様∶久々の会話が此で良いのかしら?

 作者《オッサン》∶知らん。

 高貴なL様∶適当ね。

 作者《オッサン》∶次回の雅史は、酔った勢いでやらかします。

 高貴なL様∶女性関係ではないわよ。

 作者《オッサン》∶そもそもだ、エッチなお姉ちゃんが居る店にそんな度胸や、鬼丸もだが無いよ、鬼丸の場合は血の雨が降るからな。

 高貴なL様∶既婚者だもんね。

 作者《オッサン》∶異世界も浮気にはシビアです、それではまた次回。

 高貴なL様∶また読んでね、バイバイ。

 

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