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元オッサン、猫と仲間とのんびり異世界生活 ⭐️闇を穿つ異世界珍道中⭐️  作者: 猫を愛でる会
第三章 闇蠢く五魔侯揃わず。
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第72話 魔物の巣窟

 野盗とその溜めてた物は、トムに任せ私は先行し獣道を進み、この下諏訪~佐久に向かう街道外れの、獣魔物の巣窟に来たが今の所魔物の反応は近くに無い、日も沈みかけてるので夜営ではなく、毎度お馴染みの旅ハウスを使い一泊する、まあルークスとアベルは初体験だが、まあ大丈夫だろう。


 二人を連れて、適当な広い場所で旅ハウスを出し、二人を今日は労うつもりで目玉焼き付きの、俵型のハンバーグにハヤシソースを掛けて、ついでにふわとろオムレツは…………失敗したからチキンライスに、やや硬ふわとろオムレツをインしその上にもハヤシソースをぶっかけ、トイレと手洗いに服を部屋着に成った二人を、ダイニングキッチンのテーブルのイスに座らせ、ゆっくりと食べさせた。


「初めて見た肉料理、なんですか! 此は」

「カレーぽいのに違う、なんですか! 雅史師匠ぉ~」


 ルークスもアベルも、どうやらハヤシソースを気に入ったらしいが、泣く程か君達にとっては、次はまた違うオニオンソースのあの県の、肉全開ハンバーグを買って食べさせよう、異世界の人間が地球の日本の肉屋のハンバーグを食べたら、どんなリアクションするか楽しみだ。


 因みに今回は、現地調達の肉の合挽きだけど、配合と何の魔物等の肉を使ったかは秘密だ、因みに高級な食材魔物肉も含まれてるよ。


 トムはリクエストが、またマグロだったので鉄火丼を用意してるが、何故か何処からか『勿体ないから俺達に寄越せ』とか、『猫にやるのなら、私が食べるわ』とか幻聴が聞こえた気がしたが、まあ幻聴て事にしとこう………そうに違いない。


 私は風呂の場所を二人に教えた後、トムが来たので鉄火丼を出してから、洗い物や明日の食事の仕込みや、味噌汁を何にするか考えながら適当に作った、どうせトムは川魚の塩焼きか刺身と言うに違いない、カリカリを渡すと数日持てば良い位にもたない。


 さて、私も風呂に入ってさっさと寝よう。


 翌日はジャガイモと、玉葱と豆腐が入った味噌汁に玉子焼や味のり、やらを出してゆっくりと食べてからフラットホワイトを飲む、何やらアベルとルークスが興味津々に見てるが、私は視線を外してゆっくり飲む。


「朝は、フラットホワイトだな」

「「どんな飲み物なんだ?」」


 アベルとルークスの発言を、聞き流しつつ私は日課の朝のコーヒーを済ませた、たまに他のブラック以外のコーヒーも飲むが、やはりミルクたっぷり系は外せない。


 男だって、苦いコーヒーが苦手な人間だって居る、誰でもブラックコーヒーが好きて訳ではない、紅茶や緑茶の方が好きな人々だって居る。


 朝食休みをし、体をほぐし怪我をしない様に柔軟体操をしたり、玄関先で魔物が居ないのを確認後に素振り等をし、身体を温めてから装備を洞窟仕様にし、普通の武器が使えれば通常武器、狭ければショートソードや小太刀を使い応戦に、臨機応変に対応する。


 アベルとルークスには、簡単な洞窟で光源を生み出す魔法や、暗くても見える暗視スコープ的な魔法を教えてる、まあ今回は所に光る水晶………魔力を帯びた水晶が光ってる為、魔法を使わずに進める利点と魔物に普通に遭遇する、因みに足音を成るべく立たない設計の為、大きな音を立てない限りは魔物に余計な戦闘しない仕様だが、まあ今回は不意討ちもして貰う為に魔物が居たら、不意討ちや先制攻撃をして狩るのを、ルークスとアベルにやって貰う。


 不意討ちで敵を減らし、安全確保しながら前進するが、音があまり立たないブーツ等を生かした戦い方も、今後の二人の冒険者として生かして貰えれば良いし、消耗品だから其なりにストックは渡してるので、履き潰しても大丈夫な様にしてる。


 まあ、私の旅装備は基本チートだから、磨耗や解れ等はまったく無い、頑丈な程まったく無いが他の装備も着たいが、やはり時代劇とかの旅の風情や戦闘はやはり、江戸時代辺りの旅の服装だよね。


 水戸○門は居ないが、水○黄門的な位置は何か智乃さんの様な気がするな、八兵エはやはりトムだが桜子さんも、どっちかと言えば食い気だけで言えば、そうなるがその他のキャラに合いそうなの居ないな、…………誰だ私をスケベな助さんはお前に決まってると、笑いながら言った奴成敗してくれるわ。


 さて、気を取り直して私達は光る水晶、この水晶てドワーフやエルフの日用雑貨とかを作る、業者や団体に売ると結構稼げるらしい、因みにこの惑星の世界的に需要の高い鉱石類の一つだ。


 因みにランタンの灯りや、シャンデリアや照明工芸や美術品等の用途には、大きさや魔力の蓄積率や硬度や加工し易さ等、色々基準があるらしい。


 近くには魔物の接近は無いので、試しに神鉄で作ったツルハシ等を使い採取し、余り音を立てない様に青や透明や電球の様なホワイト、何か某ホテルとかに使いそうなピンクとか在る、あの大御所ならピンクライトと音楽を使い、こう言うだろう『ちょっとだけよ』とお決まりの台詞を、波平ヘアーで言うだろう。


「ピンク色は、初めて見るよな」


 アベルがそう言うと、ルークスが何やら父親から聞いた話をするが………。


「俺は親父が昔、自慢げに母と入った部屋がピンクの光を放つ、凄く燃えた部屋と聞いてるぞ」


 それって………まあ、その内ルークスも経験するかもな、好きな女性とそう言った場所に行ったらだけど、だがこの水晶とか鑑定しても余計な物は無いな、後で加工する時に魔術ルーンでも細工するのかな?


 上手く行けば、水晶を使いプラネタリウム的な照明や、雰囲気が良くパートナーを安心させる照明とか造れるのか、まあ最後のはパートナーと言えどもの時に何故か、思考に過った人物は片手には収まらないが、そうかあの三人も私は意識し始めてるらしいが、シャロさんやアリシアさんは何故か霞んで来てるな、あとなんでロゼちゃんと一回しか会ってないセーラ姫が、何故に入ってたんだろうな……………。


 余り多い数のパートナーは、自分の生活に色々影響出るし養えるとか以前に、果たして私は彼女達と向き合えるのかだな、そもそもまだ異世界一年目だし、濃い数ヶ月だがまだ地球的な半年ではない、この星の半年は地球の一年だしな。


 あと数年は、結婚はせずにのんびりと異世界を堪能しつつ、他の惑星に行く方法をその内に探したり、怪しい物を探検したりや、日本の漫画とかスキルを使い買い揃えたいな、その内自給自足するかも考えつつ、私やトムや知り合いに危害が及ぶのは、排除して行こう…………主に悪党を。


 あとアベルとルークスが、私とトム以外で普通に攻略出来れば、現地人でも努力してチートな装備さえ持ってれば、攻略出来ると少しは武器や装備の重要性や、魔物を倒して努力し強く成れば、魔物の脅威も一段階下がるだろう………まあ、魔物を倒して強く成るかは個人次第だけど。


 因みにルークスとアベルにも、私の一部魔法を教え使える様に努力して貰ってるが、現地人が忘れた魔法や効果すら忘れられ、見せ物魔法程度に落ち目の魔法の本当の力を、彼等から世界に対して証明して欲しいな。


 魔法は標的属性により、威力が増す事を。


 ある程度を警戒しながら、水晶を採掘しながら進み途中赤黒い肌の妖怪魔物の、餓鬼《ガキ》が現れたが私とトムを警戒し、何故かルークスとアベルの存在を忘れてたらしく、背後から斬り倒して黒い塵に成って消えて行った。


 倒したルークスとアベルは、餓鬼を倒した後に何故か『身体に漲《みなぎ》る様に力を感じる』とか、『何か今までより、魔物を倒した後の感覚が違』とか、二人はやや不思議そうな顔でこの感覚の正体に、次の魔物を討伐して確認するらしい。


 因みに私は、二人のステータスを覗き見たり出来ない、何故なら一応制約が有った様な気がするが、トムはまったくアベルとルークスのレベルを、見てる様な素振りはない。


 更に洞窟奥に行き、私とトムに何故か捨て身で襲って来る餓鬼、蹴り飛ばしルークスとアベルにパスすれば、サクサク斬られ何故か何か確信してるのか、積極的に餓鬼を狩るルークスとアベルは何故か、戦いのテンポと身の素早い動きが増してる気がする。


「……なあトム」

「なんですか?」


 私はトムと、襲い来る餓鬼を蹴飛ばしながら聞く。


「この餓鬼て妖怪魔物、そんなに経験値美味しいのかな?」

「僕は、ゴーストシップやマグロの方が美味しいですよ」


 何かトムと話が、噛み合って無い気がしなくもない。


「アベル」

「なんだ?」


 ルークスが、爽やかな笑顔でアベルに聞く。


「絶対にこれは、俺達普通より早く強く成ってるよな」

「ああ、身体の反応がさっきより段違いに良いからな」


 二人は同時に頷き、ニヤニヤ顔で美味しい強く成る最短狩りと、ニヤニヤと顔が緩むがその数分後には何故か餓鬼を倒しても、まったく成長してる感触が無くなったのだった、ちなみに餓鬼の経験値は退魔師が餓鬼に敗北し倒された、妖怪魔物が人間から得た経験値である。


 因みに過去数十年の、一般や旅人の人間や退魔師の死した人間の数も含まれる。


 そして最奥には、二又の通路に別れてたので、今回はルークスとアベルにどちらに行くか任せるが、片側は地下へ行きもう片側は更に山の奥に向かう、洞窟の先に向かうルート。


 どっちに行っても、鉱石等の反応がスキルを通して私に教えてるが、果たして二人が向かうのはどっちだろうか?


 次回に続く。


 

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