第63話 再びオリオン出航
朝起きて、トムを変化姿のまま肩に乗せ、まだ体温が高いトムを肩に乗せたままリビングに行き、食パンバターに甘いコーヒーと猫缶を出して、朝食を食べて支度をし再び私達はオリオンに乗り無人島から出航し、沖のドラゴン海溝近くで停泊しながら地図を見て、近くに大きな無人島が点在するので何か出来ないか、後で模索でもする。 一応何処の国にも属して無いし、こんな沖まで船で魔物の巣窟海域に来るのは私達位だろう。
一応東京都位は軽く、一つ入る面積の大きさと離れた場に、豊田市がすっぽり入る面積の島が在るが、大抵は岩や火山跡や地面が少ない大地が広がってるらしい、クレアの分析だがまあ見に行けば大抵判明するらしい、まあ東京都は砂の無い砂漠だからな………数年前に行った時は、本当に地元より北に在る場所かと思った程だ。
長野県と東京では、温度差が結構有りますが山梨県の甲府でも、東京とは違う温度で暑いですよ、春だろうと雅史の故郷の寒い山間部よりも。
「さて、釣りをしたら無人島でも見よう、アッチの港を変えるかも知れんし、色々地上で実験する無人島でも開発するか」
「魚釣り放題ですね」
だが雅史には野暮が在るが、どちらかの無人島に桜子達を住まわせれば、食材を自分で捕まえて自給自足してくれるだろうと、まあ聖條京のダミーの家を桜子達に引き渡して、転移して無人島で釣りをしながら住んだりすればだ、因みに解体は冒険者ギルドに任せれば、三人も楽だろうと言う建前に色々と雅史は目論んでいた、そう色々と。
「先ずは釣りを楽しむか」
「そうですね」
私達は大型魔物用の釣竿を握り、成るべく船より遠くに釣針を沈ませたら数秒で食い付く、因みに餌は無いが疑似餌は存在する、疑似餌が水棲魔物には餌に見えるかは知らないが、釣れた魚は倒すのみ。 私とトムは同時に魔物が掛かり、釣り上げれば巨大なイッカクの角を生やした、巨大な主の様な鮪が釣れた…………デカイな、鯨に近い巨体だなと思いつつトムには良い食糧だなと思った、私はクレアに武器の発射を頼む。
「クレア、オリオンの大型銛型のミサイルを頼む!」
〈了解ですわ、ターゲットをロックオン、発射しますわ〉
右舷〈うげん〉側の三股の銛型ミサイルを発射し、エーテル魔石を液体にした燃料が可燃し噴煙を吹かし、銛の先が突き刺さる目標は頭部をロックオンし、軌道を描きながら噴煙を上げ目標に突き刺さると、セットされた雷エーテル魔石のエネルギーを解放するリミッターが外れ、一気に銛を伝い電撃が一角の鮪の脳を破壊する。
「良し、この武器は成功だ」
「僕は普通に、斬撃飛ばして倒しましたよ…………海に沈んで行ったけど」
ダメじゃんトム、仕方なく万能カバンが回収してるか見たら回収してた、因みに放電中は釣竿から手を離してたぞ、感電したくないから一応回収後に甲板で口から釣り針を抜き、トムは頭部だけ釣り上げてから釣り針を外した、一応この一角鮪を鑑定したら海王魔物の『一角皇帝鮪』らしい、デカイ訳だな。
角は一つはトムの爪研ぎにし、更に同族の血の匂いに来た一角皇帝鮪に向け、ハープーンマイクミサイルを発射し、水中に槍を大量に配達したハープーンマイクミサイルは、中に有ったマイクミサイルと言う名の魚雷銛が、自動で追跡し自動追跡して一角皇帝鮪の基本頭を狙うが、それ以外にも身体に刺さったりし放電しながら感電死させる、しかも兵器の魚雷より速い酸素魚雷系だ。
倒した一角皇帝鮪は、自動で万能カバンに収納されて行く、次に名前の並びが違う一角マグロ皇帝が現れたが、此方は黒っぽく無く深いディープブルーの魚体で美しい、まあ魚臭いのは変わらないが………まあ魚だし、魔物だが魚だし。
「マグロから魚雷外すの、トム手伝ってくれ」
「了解、おさかなぁ~♪おさかなぁ~♪」
トムの、ご機嫌なオリジナリティーな歌は放置し、魚雷銛を抜いた時に出る血が甲板に流れるが、一応海水を組み上げて甲板の治を海に洗い流すと、新たな魔物が現れた………魚影はデカイので全速離脱し、そしてマグロ達の血を流してた場所に、巨大なクジラの様な巨大な海王魔物が現れた。
「なんだよアレは!」
「食べれますか? アレ」
見た一言目がそれかよトム、それにしても昔見た古代の危険生物ランキングの、海の生物の一体のリヴァイアサン・メビレイに似てる、一応クレアに聞いてみた。
〈色々な大きい惑星に居ます、海王生物の頂点の一体リヴァイアサン・メビレイ・ブルーですね、マスターの知識と同じく鯨に属する魔物ですよ〉
リヴァイアサン・メビレイ・ブルーは、硬い外皮で今の武器では倒せないと言われた、一応オリハルコンまでの大型銛ミサイルと、ハープーンマイクミサイルを発射したが、全て外皮に弾かれた…………豆鉄砲の豆の様に軽く弾かれた、まあ軽く表現すれば拳銃の弾がドイツのヤクトタイガー重戦車装甲に、傷が少し着いたか程度に弾かれるのと変わらない、まあ此方は傷すら無く弾かれてるが、例えるとそれ程だね。
しかも外皮は厚いらしいので、もし神鉄で巨大な銛を作っても貫いて、肉に届かなければ電撃は届かない、まあ畜生なチート外皮のドラゴンより強敵の魔物だ、外皮だけならね。
「神鉄は勿体ないし、そんな銛を作ってる暇もない、撤退だ!」
「そんなぁ~」
トムが情けない声で言うが、倒せない相手にこれ以上の攻撃は無意味、私はクレアに指示して今居る場所から離脱、私達は安全な場所に避難しオリオンの最大船速で、危険海域から離脱したが追ては来てなくって安心したが、オリオンのスピードが思った以上に最大船速はキツかった、重力軽減や色々意味が無い程に………しかもポンプ推進システムの、一部ベアリングやピストンがダメージを受け、再び再設計し一部交換やメンテナンスも必要に成った。
「なんだかんだ、マグロは十八体倒したし、食糧はマグロのみ有るな……」
「やったぁー!」
だが忘れては成らない、まだ銛魚雷を外さないと解体BOXには入れられない、仕方なく一旦港に戻りオリオンを仕舞ってから、海岸近くでさっさとマイク銛魚雷を外し、何体かを解体BOXに入れて角を一本トムに渡して、この日はそれで全てを費やした。 次の日は解体BOXの、解体した一部を放出する昨日トムがやらかした頭は、聖條京の商業ギルドに売り骨は試しに隣の冒険者ギルドに売った、まあ意味は余り無いがたまには冒険者ギルドにも貢献しないと。
次にハルモニアのローゼン家に行くと、一応生魚が食えるか聞いたら食べた経験有るらしいので、醤油は大和神国の諏訪岡産のとマクロの切り身を出した、因みに何故に食べれるかと言うと、昔のキャスビル皇太子時代の冒険者として、諸国を回り他の国がどう発展してるか、あと基本ランホード家の男子は其なりに戦える様にしてるらしい、まあ元々の家系が武勇王として乱世を駆け抜けた血筋らしい、因みに初代から数世代後にランホード家がクーデターを起こし、今は王族の血筋同士では戦乱に成って無いらしい、基本ランホード家は売られた喧嘩は倍返しらしいから。
因みに此方にも日本ぽい国は在る、それはありふれて在る『和の国』だが徳川家が納める島国、勿論だが大和神国の関白の松平家の分家で本家は元は、徳川に成る前の家康だったりする、因みに松平家は家元の子孫の一人らしい、まあ異世界だから同じ名前でも違う運命を辿ってるし、秀吉が人ではないのも異世界だからだろうし、信長を討ったのは明智ではなく秀吉とこの異世界は成ってる、しかも信長の次に関白に成るのは自分ではないと言われて、腹いせに他人を使い暗殺した様だ。
長い歴史の大陸での、神が一柱に成ってまだ若い歴史の乱世で、大和神国のやや荒れた時代だった時とクレアが教えてくれる、その和の国で刺身や生魚の料理を食べたらしい。
「美味いな此は」
「だなハウゼン」
何故かパウエルギルマスが居るが、まあ問題はないだろうし何故かトムも同席してるが、刺身を切るのは私なんだが………少しトムは遠慮を覚えろ、まったくよそ様の家で同席するなよトム………後で説教だな。
ギクッ!
トムはいきなりの寒気に、回りを見渡したが雅史の方から、何やらプレッシャーを感じトムは空気を読まず、来た皿を食べて更に増すプレッシャーにやっと箸を置いたのだった。
トムの奴、八皿も食べ過ぎだまったく普通は桜子さんでない限り、八皿も食べないぞ…………まあ桜子さんか紫乃さんに、その時は切って貰うけどな……次はもう刺身は切らないぞ、まだ色々やりたいからな………昨日の無人島とか。
「此方は王様に渡して下さい」
「任せろ、キャスビルも喜ぶさ、至急城に届けさせよう」
ローゼン家の王都屋敷の、冷蔵庫に刺身を入れ後はワンブロック入れといた、次に
セフィール家に行きネフィルさんの様態経過を確認し、ネフィルさんは食べなかったが、ゲルダーさんが懐かしそうに食べそして、ルイーズちゃんも連れて食べてたが、ヨダレを光らせたトムはアイアンクローをしお仕置きした、さっき食べただろうが食いしん坊が。
「マサさん、痛い………顔が痛いヨォ~!」
「ウソをつけ、痛い筈がなかろう…………」
ミシミシ………
「イタタタッ!」
「ほんとかなぁ~」
何故かこの光景を、怖いと見るルイーズちゃんだがトムが私程度の、アイアンクローで痛がる筈はない、何故なら決定的なレベル差が在るからだ。
「一応ネフィルさんに異変はないですから、今はおめでた以外は問題ないですよ、身体を労ってくださいね」
「ありがとう、また病気に成ったら泣くに泣けないわね」
「そうか、良かったぜネフィルが元気なら…………フィーネから手紙来ないが、ちゃんと食事してるか心配だ」
ネフィルさんは、結構心配そうな顔で言う。
「あの娘が、他人に迷惑掛けてないかが一番よ私は………」
何故か三人揃って、何かやらかすとしたら「料理で」と呟いていた、まああの鍋底が溶ける謎物質を造る、錬金術師だからな…………本人は至って料理と言ってるが、カーボンダークマターを超える最強の使い手だな、料理以外は贔屓目に見ても出来た子らしい。
「まあ、あの冒険者四人なら、フィーネちゃんに料理は作らせないですよ」
「そうか、君が言うなら大丈夫だろう…………油断しなければ」
そうだね油断しなければ、まあ私も保証はまあしないが、絶体にフィーネちゃんは何処かでやらかす気がする、何故かは分からないが予感はするのは、まあネフィルさん達の話を聞くと何となくね、料理は基本が大切だし創作は基本料理が出来てからだよね、食べた時に地獄を見ない為にも。
こうして私達は、セフィール家での用事を済ませ次はファンタジアに向かう、何故に行くかは一応冒険者ギルド本部が在り、一角鮪の評価が本部だとどうか知る為だ、まあ大和神国もそれなりの値段だったが市場調査は必要だ。 私とトムは一路ドラグーン王国の、日本から来た勇者や英雄の一部や転生者が作り上げた、ベネチアをモチーフにした近代日本技術を含めた街に向かった。
次回に続く。
作者∶今回は鮪魔物を増やしてみた。
高貴なL様∶名前を少し組み換えて、色を変えただけでしょう。
作者∶…………さて次回は。
高貴なL様∶誤魔化しに走るなぁー!
作者∶あの美少女がピンチから登場します、久々の悪い奴に襲われてる美少女が現れます。
高貴なL様∶…………ファンタジアだから、あの娘に決まってるわね。
作者∶………………ではまた次回。
高貴なL様∶図星か………ではまた次回、バイバイ。




