第57話 聖条京へ
私達は明石から列車で聖条京に向かった、まあまた雨が降るとツーリングは流石に嫌だからだ、三人娘はババ抜きをしながら代わり映えの無い景色に飽き、今や何かの権利を掛け勝負してるが、さっき程から背中に風邪とは明らかに違う寒気を感じるのは、何故なんだろうな…………何か嫌な予感がする、しかも三人娘とこの先の聖条京の方角と、何やら三ケ所から寒気がする気配を感じる、まあその一ヵ所は反対側の席の三人娘からだ、折角の惰眠が寒気で邪魔されるとはトホホ…………。
「───譲りませんよ、雅史さんとの添い寝権利」
「それは私の台詞ですよ、紫乃」
「二人は私には勝てない、何故なら私が先に上がるか…………なに!?」
何か三人娘がシビアな世紀末の様に、ババ抜きをしてるが今何か私の預かり知らぬ景品が、なんか聞こえた気がするのだが…………気のせいだよね?
「負けフラグだね、桜子」
「クッ! 智乃にドヤ顔されるなんて…………屈辱」
「次は私…………そんなバカな!? 嵌めましたね、桜子さん」
「何の事やら…………紫乃」
誰がババを持ってるか明らかだな、あと何でババ抜きでシリアス顔を保てる? 君達の背後にスタンドは居ないぞ、あと何処の勝負師なんだ? こうして勝負に勝ったのは、智乃さんだった…………何か私に向け期待の眼差しだが、私は見ないふりをしトムは新しく買ったにゃーるを食べてた、流石いな~ばだな猫夢中だよ。
まもなく到着らしいので、降りる用意し…………スキルネットワークショップの全てを確認するのは、後にしとこ…………トムのにゃーる買った以外調べるのうっかり忘れた。 まあ聖條京で暇な時に確認しとこう、色々楽しみだしまあ本気でそろそろ本か漫画が読みたい、もう読書の癒しが欲しい…………魔術書より面白い本を。
聖条京は車窓から見ると、京都の様な街並みが広がりそして大和富士の裾野が広がり、そして関白より上位の神の神託を聞き国を導く存在の帝のお膝元、因みに神でも流石に酒呑童子を倒す者を呼び寄せれないらしい。 最近は神の神託より、神々の消滅や大和神の信頼度の低迷が問題視されてるらしい、因みにこの前宴会に居た山神様は元々大和神とは違う信仰の神の眷属、まあ霊峰御嶽山の神々の頂点の男神が、薬草や汚れを払う力等を司る神が居るらしい、しかも大和神が台頭する前の神らしい、因みに山神様曰く真面目過ぎて大和神にも説教を普通にする、爽やかな見た目とは反した冷めた雰囲気と、正論を論破する様な神様らしいが大和神と違い、巫女や神託を託す帝は居ないし、異世界に遊びに行く大和神を説教する存在とか言ってたな、何処の異世界に遊びに行ってるかは知らないが、神様が異世界にホイホイ遊びに行って良いのかね? たまにの息抜き程度なら、良いと思うが。
その結果が、酒呑童子を始めとした現在のアクアアースの現状です、因みに酒呑童子を倒してもまだ驚異は去ってません。
「雅史さん」
「何かな?」
何故か嫌な予感しかしないが、まあ頭ナデナデなら吝かではない、トムの次に撫で心地最高の智乃さんの頭は癒しでしかない、そう猫の次に狐の子を撫でながら縁側で爺をしながら、日向ぼっこしたい程度にはね。 恋愛的な感情は余り無い、何故なら早々一ヶ月位で惚れる程私は単純ではない、シャロさん? あの子は確かにド・ストライクゾーンだが、メルヘラポイのが流石にな…………まあアッチの相性は良かったが、まあ何故か数日振りに合ったら逃げられたよ、青い顔をされて………普通に傷付くのだが。
まあ三人娘も好きか嫌いかと聞かれたら、まあ普通に好きだが………たまに怖いがね、何が怖いかて言えば何故に私への好感度が高いのか疑問だから、確かに命は救ったし普通に異世界でも、ある程度なら生きれる資産や力は与えたし、智乃さんに限って言ったら何故にが多い、まあ智乃さんの母である楓さんに私や桜子さんや紫乃さんが、異世界人だと一目でバレたが何故か、娘の智乃さんには言ってないらしい、何故かは知らないが…………まあ私はそんなに簡単に、合意がある異世界人以外には手を出さないぞ………智乃さんは別枠です。
何故なら男だから、火遊びだってしたい…………青春時代は保々灰色だったしな、色々有ったが灰色だったからな………虚しくなってきたな、もう学生時代を振り返るのやめよ、今のモテてるかもて変な期待をしたくはないし………勘違い程、虚しいものはない………それに、本当にモテてる気がしない………告白された訳でもないし、紫乃さんの恋人のアレは意味が分からないが。
「今日、宿屋で私に添い寝して下さい」
「ことわぁ~る」
「そんなぁ~」
何で私が智乃さんに、添い寝しなければ成らないんだ、因みにトム以外は断わるよ普通に、まあ男女の夜なら断わらないが三人娘にはする気は無い、三人がどうしたいか本当に考えて貰いたいからだ、まあ私がヘタレと言われたらその通りと言うしかない。
「因みにトム以外は、今は誰とも添い寝しない」
「「「クッ!」」」
何が「クッ!」なのかね? 私は、今はと言ったよ………まあ私が誰かと一緒に成ったらどうなるか知らんが、まあ来る者は拒まずではあるし去る者は追わずだ、一応引き留める姿勢は一応するし保護してる間は、手は出さないよ………シャロさんは望んだからだし、本来は桜子さんや紫乃さんみたいに手を出さないよ、あの時は何故かシャロさんのお願いを聞いてしまったが、まあ二桁は奥さんは要らないな……そんなに奥さん娶る予定も、悲しいが予定は全く在りはしないな、夢と現実と理想はまったくもって残酷だからな。
こうして京都駅より広い、聖条京の駅舎を出て京都の街並みに條坊制だ、まあ碁盤の目の様な京都と同じ整備規格だ、私達は先に旅籠を探す為に駅舎の案内で情報を聞き、普通の旅人と冒険者では滞在日数に差が在る為、区画により冒険者向けの旅籠や旅館が在るらしい、長く滞在は借屋やお金が在れば拠点として家が買えるらしい、まあ長く住んで街に税や利益が欲しいからだろう。
聖條京の冒険者ギルドや、商業ギルドは聖条京東側の茶畑やダンジョンに出入りする、方向に在るが一応徒歩や無料の巡回バスが在るらしい、因みにバスは異世界の勇者が提案した聖條京にしかないらしい、あと聖條京が拡張した街の方にはバスは巡回してないらしい、何やら自動で動く機能が原因らしい。
※聖条京でバス? が運行してるのは、この時間軸ともう二つのみにしか存在しません、とある世界の時間分岐点が原因だが、それはもう一人の雅史だった者が活動してない時間軸に成ります。 そしてバスの正体を見た時、雅史達は色々な意味で困惑します。
私達は駅舎を出て案内板は、日本と変わらない配置は先人達が広めた物だろうか? まあ、見易くて助かるがバスターミナルに行く標識の先に、何やら色々な形をした何か桜子さんや紫乃さんが呆れてるが、まあ猫の形をした乗り物はアレをモチーフにしてるだろう、他にもレトロなバスの形状をしたのや、ノーステップ型の今風だが形は何か、木製型のレトロな路面電車風等が停車し乗客を乗せてる。
「…………アレのどれかに乗らないとな」
「ネ○バスだよアレ」
「ネコ○スですね、有名な」
そこの二人、余り現地の方々に身バレする事は言わないで。
「ほぇ?」
智乃さん君の「ほぇ?」は、何の意味で言ったんだ?
「何で茶トラなのかな?」
何か言いたげなトム、キジトラやサバトラは在るかも知れんぞ、まあ私は黒猫が良いかな………毛が艶々してるし余り見ないからな、あと猫の形をしたバスはゴーレムタイプらしく、入る時に乗車券を受け取り車内は椅子以外木製だ、因みに外観はプラスチック製の様にテカテカだ。
しかも運転席は無いし、どう動かしてるのか解らないが外から見た限り、長年使われてる割には新品にしか見えない、まあ十中八九魔法で定年劣化等を防止したのだろう、まあ道路はアスファルトではなく石畳だがツルツルではない、バスのしたにU字溝の穴の無い蓋が下を走ってる、どうやらあの蓋の下に自動で運行出来る技術の、一端が在るのだろう…………電気信号に近い何かが在るのだろう。
私は東廻りの、冒険者ギルド・東門出入口方面のバス停に行くと、五分間隔で運行してるらしい、今はバスが無いので列に並び大体二十人前後の定員のバスを待つ、一応他のを見ると広そうだが二十人以上乗ってる様に見えなかった、バスに乗るには武器の携帯は禁止で、車内は魔術が使えない様に成ってるらしい、まあ犯罪起こされても困るからね。
そしてどう見ても、昔のレトロなワンマンバスにしか見えないのが来た、しかもやはり大型ではなく中型のマイクロバス系だ、先頭から乗車しそして私の二人前で満員に成り、次の便を待つ事に成った。 その五分は暇だったがまた同じのが来て、乗車し私達は近代の様な明治の様な江戸時代が交錯した様な、京都に似た聖条京の街並みを車窓から見ながら終点の、聖条京商業ギルド前に到着した。
着いたは良いが、何か二条城を近代化市役所にした様な場所だ、しかも実際に一部市役所の機能が含まれてるらしい、まあ税務課や冒険者対応の住民課的な物だ。
その内諏訪岡にも拠点を買うつもりだが、先に聖条京にも拠点を買おう、聖条京には色々なダンジョンが在り初心者ダンジョンが在ると、前に聞いたしまあ他にもダンジョンは在るし、貴重な素材や色々聖獣が大和富士には住んでる、そして西側には聖樹が在りその近くには猫人やエルフの里が在るらしい。
水瀬ギルマスや水樹ギルマスの、故郷かは不明だが排他的なエルフやまあまあ友好的なエルフ等が、バラバラの里に居るらしいのだが、猫人や猫亜人やケット・シーや犬人も里を作りのんびり暮らしてるらしい。 クレア曰く、「勇者や英雄と好んで旅をしませんよ、たまたま旅をし後に勇者と英雄のパーティーの中に、犬人やケット・シーや猫人が居ただけに過ぎません」と、何かトムがクレアに鼻で笑われてた様な気がしなくもない、まあトムはある意味転生者だから当てはまらないな。
蝦夷にもエルフやドワーフ居るし、秋川…………まあ日本で言えば秋田県だな、そこには小町姫や峰麗しいハイエルフの美女が、何やら短歌勝負をしてるらしい。 大和神国三大美女姫の一人の小町姫、後は関白の娘の雪姫と諏訪岡の撫子姫らしいよ、因みに大和神国は美人率が高い中で頭が抜けた姫だ、まあ撫子姫は会ってる気がしなくもない。
前にみたらし団子を、梯子して茶屋巡りしてた時に結構美人でよく食べる、不思議なお嬢さんが居たからね、まあ貴族ぽい所作だったが食べる量はお嬢さんて感じでは無かったな。 多分あの娘がそうだろうなとは思う、実際には聞いてはないが結構団子や饅頭を食べてたな、人の事は言えないが。
そして私達は、聖条京の大和神国商業ギルド本部に足を向けた、家や土地の物件や冒険者の長い滞在する、仮屋等を斡旋してるからだ。 大抵鰻の寝床みたいな場所が多いらしい、何か京都に寄せてないかな?
こうして私達は、大和神国本部の聖条京商業ギルドの入口から入った、色々手続きをする為に。
次回に続く。
作者∶今回は短めです。
高貴なL様∶確かに短めね、他ではまだ長い方かもだけど。
作者∶短い所は一話二百文字だし。
高貴なL様∶作者には無理ね。
作者∶二百文字に収まらないからね、集中して書いてたり時間がある時に書いてるから。
高貴なL様∶仕事の休憩で書いてはないわね。
作者∶前は余裕有ったけどね。
高貴なL様∶年ね。
作者∶…………それを言わないで、ではまた明日。
高貴なL様∶明日も宜しくね、バイバイ。
この作品は、高貴なL様の提供ではお送りしてません。
高貴なL様∶スポンサーに成った覚え、ないわよ!




