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元オッサン、猫と仲間とのんびり異世界生活 ⭐️闇を穿つ異世界珍道中⭐️  作者: 猫を愛でる会
第三章 闇蠢く五魔侯揃わず。
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第56話 竜球藩~明石編

 筑紫山地を遠回りし、唐津から備前に入り出島によりそして列車に乗り、竜球藩と隔てる山の峠を長いトンネルを通過し、真夏の様な陽射しではなく緩やかな陽射しが車窓から射す、そして海の魔物が少ない竜球藩は漁業が一番盛んだが、魔物以外で一番厄介なのは海月クラゲだ、しかもハブ以上に猛毒のコブラクラゲが海人の悩み種子だったりする、因みに大和神国で唯一の南国リゾートの藩である、しかも観光が盛んだった全盛期より閑散としてるらしい。


 コブラクラゲは氷や雷の魔法に弱く、一度攻撃を受けると水の様に溶けて消えるらしい、因みに接触しない限り向こうからは攻撃はして来ない、ただ漂ってるだけで向こうからは寄って来た訳ではない、まあ厄介な生物には違いないが。 近くの冒険者ギルドで、討伐依頼を桜子&智乃コンビが受けて私やトムや紫乃さんは、浜辺でのんびり浜釣りや貝殻集めや、リクライニングベンチを出してトムはサングラスをして寝てるし、浜釣りはクラゲしか釣り針に掛からなかった、畜生メェ~!!


 そして竜球藩には高級食材が、藩を挙げて冒険者に依頼を出してる魔物が居る、その食材はヤシガニやノコカナリガザミ討伐が依頼されてるが、それは熱帯植物が多いがそれは南の最果て城下町那覇より更に先の、西表・石垣地方に住む魔物討伐だ、竜球藩初日はゆっくり休み翌日から行動を始めた。


 一応高級食材は那覇近くにも居るが、沖縄と同じ大きさのヤシガニやノコカナリガザミしか居ないらしい、まあマングローブ系の林が少ないからだろう、私は成った蟹は興味が無いので紫乃さんと二人で、食べ歩きの竜球のトロピカルフルーツ旅を、何か言いたげだが蟹に抗えない三人が南下し、ヤシガニとノコカナリガザミ狩りに向かった。


「さて、フルーツ散策に行こうか紫乃さん」

「雅史さん私を紫乃と、二人きりの時は呼んで欲しいです」


 たまに紫乃さんは怖い、たまにゴリ押しして来て呼び捨てにさせようとする、そんな恋人リア充爆発しろは私には無理だよ、まあ夜這いされるよりはマシだろうか? 一応言ったが、何か口に出して言うのは恥ずかしいのだが。


『私の名前呼ばれたら、お腹辺りがキュンとしてしまいました、此が妻に成りたい衝動でしょうか?』


 ※違います。


「紫乃………コホン、さあ行こうか」

「ハイ、雅史さん…………ぽっ…………」


 何だ今変な語尾が聞こえた様な、私はニッコリした笑顔とエスコートしての威圧に圧され、仕方なくそう仕方なく手を取ったが何故か手を恋人繋ぎに成った、何故に恋人繋ぎ何だかは解らないが、変な汗を手に出さないか心配だったが、やはり少し緊張でて汗が出たが紫乃さんは全く気にしない、何でだ?


「何か恋人みたいだな」

「恋人ですよ、雅史さん」

「…………そんな事実は、無いのだが」


 私は笑えない冗談に、顔が引きつりながら言ったら拗ねられた、まったく女の子はズルいよね………拗ねた顔も可愛いから、私は紫乃さんが離してくれないので恋人繋ぎしたまま歩き、竜をモチーフにした竜球硝子細工や美しい色合いの、紺碧色をしたグラスや涼しげな皿を買い、更に色々話を聞いてアロエの葉の様な形をした、果肉葉から抽出した甘酸っぱい飲み物、パィナーポーは異世界人が名付けたがその人は後で、その名付けに後悔したらしい………だろうね。


「確かにパイナップルぽい味だが………」

「…………パイナップルではないですね」


 私と紫乃さんは項垂れた、たぶんオチ的に日本人のギャクがこのネーミングだろうなと、確かにパイナップルぽいがパイナップルではない、次はパイナップルの実の形をした桃らしきジュースを飲んだら、味的には桃の味だがほんのりリンゴの味がする。


「此は南国桃だぜ」


 二人は店主に聞いた途端に、二人は無言で心の中で叫ぶ様に思った。


「………………」

『解せんネーミングだ!』

「………………」

『解せません!』


 二人はネーミングセンスに怒りを覚えた、だがオッサンのセンスに文句は意味を持たないのだった、そう意味が無いのだ。


 私達はこの解せないパイナップルの中身が桃の、スイーツ巡りを始めたが仕方ないが氷菓子しかない、マンネリ化で悩む店主のおばさんに、紫乃さんは手を差し伸べそして私はパフェグラスを出して、南国桃とスーパー○ップにコーンフレークを入れ、二人が話してる背後で食べてると紫乃さんとおばさんに、「それだ!」とパフェグラスを指差した…………狙ってやってないよ、本当だよ。


 こうして紫乃さんとおばさん………金城さんは、パフェ作りを始めるが私は思った事を口にした。


「牛乳やコーンとか、どう入手する気?」

「…………そうですね、隣の藩から牛乳を………コーンは小鬼さん達から調達すれば、宜しいのでは?」


 そう来たか、確かに欲しい物資は隣の藩や小鬼の集落や村から、協力して貰えば出来なくは無いがソフトクリームとかは、卵黄とか卵が必要だ。


「卵や色々必要だよ」

「卵なら、軍羽鶏が居るよ………まあ近くに同じ軍羽鶏が居ると、雄は縄張り争いする程気性が荒いけど雌鳥は、基本優秀な雄を選ぶ様に気に入った雄以外、喧嘩腰で大変さぁ~」


 何で金城さんの言葉は、緊張感がなくのんびりな話し方なんだろうか? まあ、鶏が居るらしいし後は此処にもバニラビーンズが生えてたり、牛乳が新鮮な内に加工出来るか等だが、まあ魔法が在る世界だし大丈夫だろう。


 一応アイスクリームを作るレシピや、コーンフレークを作るレシピを金城さんに渡して、私と紫乃さんは店を後にした………後は金城さんの腕次第だ、後に金城さんの店は繁盛し大和神国でアイスが広まる発信地に成った、因みに金城さんは後に娘さんに後を継がせ、コーンフレークや一部紫乃さんのアドバイスは、金城家の秘伝のレシピとして秘匿された。



 ◇◇◇◇



 その頃トム達は、熱帯雨林のマングローブに似た森で、軽トラサイズのノコカナリガザミと戦ってた。


「僕に食われろ蟹!」


 トムよそれを言うなら、倒されろでは? そして、トムが吠えれば桜子が近くに居たヤシガニを攻撃し、雅史より食い気を選んだ自分に苛立っていた桜子。


「ヤシガニ覚悟!」


 智乃は吠えながら、雅史作の薙刀でゴツイ蟹腕を意図も容易く切り落とす、此方も食欲に負けた自分に後悔中。


「私の哀しみを、喰らいなさい!」


 更に石突きでノコカナリガザミに一撃を放つ、ノコカナリガザミは堪らずに背後に倒れ泡を吹き倒れるが、足場が悪い故に木の根っ子を足場に移動しないと、砂場やぬかるんだ地面に足元をすくわれかねない。


「三体目、此でおしまいだよ! そっち」

「分かってますよ! トムさん」


 桜子は渾身の一撃で、横一線にノコカナリガザミの三体目を斬り倒した、薙刀の体液を振り払いながら次の獲物に向かい、雅史の足場が悪い場合の鍛練を一緒にこなした日々は結果を出し、桜子はジャンプし四体目にヤシガニを脳天砕きし倒した。


「トムさんに負けられない!」

「僕はもう八体目倒したけど」

「「クッ!!」」


 何故か競う三人、だが智乃はまだ三体目のヤシガニを倒したばかりだった、そもそもトムと競うのが間違いで在るが、そんな事気にしてない桜子だった。


「まだよ、まだ逆転の可能性はあるわ」

「九体目!!」

「クッ!!」

「私はマイペースにしよ、何かこのままだと森を破壊しそうだし」


 智乃は冷静に周りを見渡し、砕けたマングローブらしき大木は倒れ、深い衝撃でクレーター化した泥溜まり場はエグい形に成り、未だ競う二人を横目に智乃は自分が倒したヤシガニを回収する、智乃は雅史から指輪を見ながら微笑み、ルンルン気分で次の獲物を倒しに向かった。


 そして夕方には、三人は薄汚れながら戦利品を冒険者ギルドに渡して、三人は近くのノコカナリガザミを提供する店で、打ち上げする前に汚れを落としてから思う存分食べたが、流石の桜子もトムの久々の大食いに負けたのだった。



 ◇◇◇◇



 竜球藩三日目、竜球藩の首里城に一報が入ると共に、長年トンネル工事が出来なかったが何故か突如、夜が明けたら知らない技術らしき大きなトンネルが出来てた、しかも佐賀藩からも同じく同じくトンネルが出来てたと、騒ぎが起きだがそれをやらかした人間は誰かは誰も知らないのだった、眠そうに歩きながらまた紫乃に恋人繋ぎされながら、もう恋人繋ぎに何も反応しなくなった雅史、実際は半分眠いがエナジー的な泉の効果で、起きてるに過ぎない。


「何か騒がしいですね、雅史さん」

「そうだね、紫乃…………ふぁ~…………眠い」


 欠伸をしながら眠気を押し殺し、涼しい顔で雅史は南国桃を買い漁って居た、スキルを使いつつ良い南国桃を大人買いする雅史に、迷い無く良い品を買う雅史に戦慄する直売の店員、紫乃は雅史が何で大量に買ってるのか理解出来なかった、後に紫乃はそのスイーツに更に雅史陥落する、それは異世界でしか味わえないスイーツである。


「まあ、此を何に使うかは後で分かるよ」

「楽しみにしてますね」


 こうして雅史は、やや甘くない地球より劣る島バナナや、ドラゴンフルーツはドラゴンの卵ぽい形をした、ラグビーボールの様な淡い赤色の実だがその甘さは、マンゴーより深い甘味と香り豊かなマンゴーぽい深い味わいで、雅史は何個か買い種子を白鯨で栽培出来るか実験を、後でする事にした。


 午後に全員合流し、竜球藩を後にし列車に揺られ雅史とトムは車内で爆睡し、そして列車は本州に戻り明石に向けて旅をし、カシム王子を完全に存在を忘れ雅史は明石の駅で下車した、そして巨大な渦潮と猫人が暮らす島を眺めながら、瀬戸海で崖と浜に別れ釣りを始めた。


「明石鯛ゲットだぜ!」

「クッ! マサさんには負けれませんね」


 トムと雅史は崖で釣り勝負、桜子と智乃はのんびり砂浜で釣れた明石鯛を倒しながら、紫乃は雅史が釣り解体した一部を使い料理を始めた、しかしカルパッチョを作ったが紫乃が自分で食べる前に、いつの間にか居た桜子に無言で食べられヘコむ紫乃、そしてまたいつの間にか居た智乃は釣れるまで、紫乃に自分の分はと聞いたが反応がない、仕方なく智乃は自分で捌きどんな味か一口食べると、トロフワと口の中で溶ける様に無くなる刺身、智乃は次に山葵を付けて食べようとするが山葵がない、仕方なく紫乃に山葵を聞く。


「山葵が欲しいですね、紫乃さん山葵は何処ですか?」

「…………私のカルパッチョが…………」


 まだ膝を抱えヘコむ紫乃だった、雅史が溜め息しながらチューブの山葵を出して皿に少し入れる、そして仕方なく紫乃に華の様に盛った刺身を渡すと、紫乃は一瞬で機嫌を良くしそして雅史は鯛釣りが飽きたので、河豚に目標を変えて普通なら免許が居るが雅史のスキルに不可能は無い、MAXに成ったさすらいの料理人スキルは、四人を唸らせる程のスキルに成長を遂げた。


「普通なら、職人しか無理な作業のはずだけどな」


 雅史はスキルにより、巨大河豚すら捌いたのだった、この日は明石で旅ハウスを使い梅雨入りした本州で、星空が瞬く砂浜で雅史はのんびり星空観察をしながら、雨が降る前の夜空を堪能した、因みに四人は満腹で動けずに居る。


 翌日から四日間長雨が続き、五日目に晴れ渡る日に再び釣りをしその一部を明石冒険者ギルドに引き渡した、呆れた顔をしながら明石冒険者ギルドの職員は、巨大な明石鯛を見ながら途方に暮れた、五尾も渡されて困惑し漁師に鯛を解体して貰い、暫くの間は明石冒険者ギルドは巨大明石鯛を持って来た、非常識冒険者の噂が長く語られた。


 そして雅史一行は、聖条京に着き観光と商業ギルド大和神国本部に、雅史は向かうのだった。


 次回に続く。


 高貴なL様∶意外に早く本州に戻ったわね。

 作者オッサン∶まあそんなには長くやる気は無かったかな、他の国に行かないと成らないし。

 高貴なL様∶あの国ね、前の作品では湖底に神殿在った国ね。

 作者オッサン∶それネタバラシ過ぎ。

 高貴なL様∶ゴメン、テヘェ⭐️

 作者オッサン∶あざといな、まあ良いが。

 高貴なL様∶次回は聖條京の話かしらね。

 作者オッサン∶まあ、聖条京で一応の旅は一旦大和神国は終わりかな、尾張名古屋には行かないし、雅史は聖条京の商業ギルドのギルマスに挨拶に行くだけだからね。

 高貴なL様∶まあ、それで終わらないのが本編ね。

 作者オッサン∶まあ、聖条京の近くの地獄に繋がるダンジョンには行かないけどね、一応閻魔大王は居る設定のままだけど。

 高貴なL様∶その設定を未だに使わない作者オッサン

 作者オッサン∶そうです、私がそのオッサンです。

 高貴なL様∶やれやれ。

 作者オッサン∶それではまた明日。

 高貴なL様∶また明日も読んでね、バイバイ。



 

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