第49話 異世界花見と、西に向かい旅に出る。
翌朝下に降りたら、三人は花見の料理をもう始めてた、何か身の危険に聞こえる「雅史さんの胃袋は、私の物です」やら「私の酢豚に感激してた」やら、「私が本気に成れば雅史さんは、私を最初に選んでくれます」等何か笑顔で言う望月さんが怖い。
「「「あのシャロて人より、私を」」」
「選ばせて見せる!」
何で二葉さんは、天に誓う様に言ってるのかな?
「選んでくれる様に頑張ります」
両手を握りがんばるぞいと、言わんばかりに言う茅原さんは少し鼻息が荒いよ。
「選んでもらいます、私を先に………」
何故か望月さんの、眼の光のハイライトが薄くなってる、怖わっ。
私は見なかった事にして、三階のキッチンスペースで玉子焼やオー………肉じゃがや、トムの為のあんこう鍋や刺し身を作り、シュー生地を焼きカスタード生クリームを、シュー生地の中にホイップし作り、ポン・デ風リングに少し上げたドーナツ生地にカスタードやチョコホイップや生クリームホイップし、後はごま塩掛けた赤飯に唐揚げを下準備のを揚げ、辛子で赤いレッドチキンと辛く見えないチキンを仕込み、後はスキルでイチゴオーレやお茶に炭酸飲料を買い、花見の料理や持ち物は準備は終わり、まだ寝てるカシム王子をトムがビンタし起こし、まだ花が多く咲いてる桜の木の下で、御座派と簡易テーブルと椅子派に分かれた、因みに私はトムと飛行魔法で避難して来た。
「空を飛びながらも言いな(現実逃避)」
「そうですね、下は荒れてますけど」
味勝負をしてるが、トムは自分の刺し身を真っ先に確保し、私の隣で優雅に食べてるが私の作った辛い赤いレッドチキンに、カシム王子は口から火を吹き倒れている、因みに今の味勝負に何故か私の唐揚げやチキンまで参戦だ、そして静かに成った下を見たら三人は同じ物を食べ、余りの辛さに撃沈した様だ。
「辛く見えない辛いチキンを食べたか、まあアレは私専用だったんだが」
私は基本辛いチキンが好きだ、特に某コンビニのチキンレッドやスパイシーチキン等、辛い麻婆豆腐やカレーに次いで美味しく食べれる辛い食べ物だ、因みに辛いにも程が在るからハバネロカレーは、人生で一度しか食べた覚えしかない、たぶん。
静かに成った下に降り、少し離れた桜の木の下でトムと花見をしながら食事をする。
「はい、リクエストのあんこう鍋な」
「やったぁ!」
トムは嬉しそうにゆっくりと、皿によそいながらあんこう鍋を堪能した、私は玄米茶を飲みながら唐揚げに辛いシリーズを、心行くまで楽しみそして三人の内、紫乃と智乃を選び持ち帰った、モフモフの狐耳堪能したかったんだよね、頭を優しく撫でトムが食べ終わり肩に乗りだらんと寝る。
次は紫乃の頭を撫で、くすぐったそうに狸寝入りする紫乃の頭を撫でる、まあ本人の前では呼び捨てにはしないぞ、勘違いされると後が怖いからだ、あと紫乃て名前が某アニメキャラを、懐かしく思い出す。
「二葉さん、ドーナツ食べ終わるぞ~」
やはり狸寝入りしてた二人、そして焦った様に走り来る桜子、そして三人に睨まれる私が居る。
「桜子て言ってて、言ったはず」
「そうですよ雅史さん」
「そうだよ雅史さん」
何か問い詰められてる様な、絵面に成ってるのだがまあ私は関係ないな。
「「「雅史さん!」」」
こうして私は三人に流されなかった、この日の夕方に妖怪達に会いに行き妖怪達の花見に、ご一緒させて貰ったが………山神様まで居るのかよ。
「我輩は狸ではない、高貴な者だ」
白ニャンコ事、白夜が回りの妖怪に文句を言う。
「うるさいよ、加齢臭狸猫」
「うるさいわ、年増妖怪」
「あんだと!」
子供の様な美少年狐少年が、私に言う。
「何時もの事です、放置して下さい人間さん」
「まあ何時もの事なんだな」
魔物魚の刺し身を普通に食べる、狐のお面をした山神様は片手に酒瓶を持ちながら刺し身を喰らう。
「なかなかの美味、また持ってきてくれ」
「山神様も、人間さんに食べ物の要求しない」
「良いではないか」
何か平和な高い標高に咲く、不思議な桜の近くで異世界の酒がわく泉の周りで、妖怪とドンチャン騒ぎは地球では経験できない、楽しい時間は夜中まで続き妖怪達が解散する朝方まで、南に居る悪い気配がする奴を倒して欲しいや、酒呑童子て言う瘴気を撒き散らし森を枯らせ、他の平和に暮らす種族や妖怪に害が広がってるから、何とかして欲しいらしい、あと魔物のエロ妖怪は滅ぼせと言われた、私は退魔師ではないぞ。
「桜が年中見たいなら、あの厄介な奴をを倒したら私が雅史を案内しよう、人間すら住まない森深き妖怪や精霊が呑気に暮らす、そんな森に在る桜の名所だ」
そう白ニャンコと黒いニャンコが言う。
「白ニャンコではない、白夜だ」
「私も黒いニャンコではない、クロ………」
「それはどうでも言い、どうだ雅史よ?」
「白夜、貴様!」
白夜の提案に乗り、旅をしてる最中に討伐して来ると約束した、因みに旅の魚のお土産も頼まれた、まあ良いけど………あと隣の黒いニャンコキレてるぞ。 こうして一週間、カシム王子の組み手の相手をしながら対人技量を上げる、何か二葉さんにまで薙刀で倒されてるよカシム王子は、次に障害物付きの訓練場を作り切り株や、踏んでも折れない程度の細い木の枝の足場や、形の悪い岩の足場を適当に設置しトムと一対一の実戦的稽古を始めた、坂路ではカシム王子を倒れるまで走らせてる、競走馬の調教に使う坂路よりも大変な坂路を。
「意外に岩の大きさが、足場の優劣になりますね」
「足腰の鍛える効果付きかも?」
「作った本人なのに、では行きますよ!」
木刀は普通の木の木刀だ、先に木刀が折れたら敗けの勝負、私は最近やっと掴んだ木刀にオーラを纏わせる技術だ、技ではなく意識し肉体の生体エネルギーを纏う事により、木刀の強度を上げてトムとのレベル差に対応する。
「意外に折れない!」
「折らせるかよ!」
だが打ち合ってる最中に、同時に木刀が砕けた………まだオーラの纏いが甘いらしい、次はトムより耐久性を上げるぞ。
「まさか同時に」
「…………何であんなに激しく打ち合ってるのに、師匠達の木刀はあんなに耐久性が在るんだ?」
「うるさい、次行くよ」
桜子はつまらなそうに、カシムの相手をしていた。
「待て、休ませろ二葉」
「呼び捨て許してない、問答無用!」
怒りに任せ桜子は、カシムの腹に一撃を喰らわせた、吹き飛ぶカシムと雅史以外の男に呼び捨てされ、気分が悪い桜子だった。
「グゲギャァ~!!」
「桜子さんや」
「何」
何か目がキラキラ何だが、何を期待してるの?
「少し手加減してやってね」
「嫌だ」
「………………グフッ」
カシムは紫乃にも治療されない、何故ならカシムと余り関わりたくないから。
「誰か…………回復魔法を…………グフッ」
雅史はトムと視線を合わせ、カシムを無言で連れて行き虫の巣窟に来た、回復魔法を使い目覚めさせた。
「ぐふぇ!?」
「さて試験だカシム王子、此処には虫の魔物が沢山居る、身体を鍛えるにはうってつけだね」
雅史は笑顔でカシム王子に言う、背後に怖い仮面らしき物がカシムは一瞬見えたが、カシムは雅史に困惑気味に言う。
「あの師匠………」
「うってつけだね」
雅史はカシムの抗議を無視をし、簡単な炭素量が多めの鋼鉄剣を渡し、虫の巣窟にカシムを押し込み背後から見守る。
「前よりマシだよなトム」
「そうですよ、カシム君はまだ楽な方だよ」
「………本当だろうか?」
そして最初に現れたのは、コックローチだが八体は多い気がするがまあ、カシム王子の為と離れた。
「どうして二人揃って、急いで逃げるのですか」
「「逃げてはない」」
カシムは二刀流で、コックローチとの間合を計りつつ斬り倒す、たまに剣が硬い皮に弾かれるが柔らかい場所に斬り付け、何とかコックローチを八体倒すがおかわりに巨大なムカデが来て再び戦闘、片手で攻撃を受け流し柔らかい弱点を探し剣を突き立てる、そしてこの日からカシムの特訓は虫の巣窟に成り、倒したコックローチとかは雅史の手作り収納袋に入れ、途中木曾冒険者ギルドでカシムも冒険者登録し、コックローチの値段に眼を回した。
更に鍛え二葉に突きで吹き飛ばされ、更に虫の巣窟で鍛え雅史とトムは連携練習にゴキブリキングと戦い、トムは新武器の自在剣を手にした。 因みにまだ完成品ではないが、魔力や闘気を刀身に流し易くし更に魔法や闘気を、刀身から放てる仕様を考えてる最中だ、トム専用だが使いながら微調整をしながら、完成するまで調整や改良は続く。 武器のヒントは夢に出て来た、再び夢に現れ再び負けてお金が減った二度目の敗北した謎の見えない斬撃だ、オーラは纏うだけだが闘気は纏い技として消化する、まあ闘気もオーラなんだけど。
「行くぞトム!」
「次こそ決めます!」
コンビネーションで、縦横無尽に走りゴキブリキングに的を絞らせず、トムと雅史は一瞬の隙に間合を詰め、同時攻撃を仕掛け技無しにゴキブリキングを倒したが、再び何処はからか来たゴキブリキングとも闘い、トムと雅史のコンビネーションアタックは完成に近付いた。
「ゴキブリキングは、後で売るか」
「そうですね、マサさん」
こうして雅史一行は、木曾宿から北上し雅史とじゃんけんに勝った紫乃が、浮遊バイクのツーリングをしトムが引率する列車の車内はお通夜モード、因みにトムは三人の陰謀により爪は禁止にされ、チョキを出さないと勝てないじゃんけんにより敗北した。
富山藩で合流し、海鮮を楽しんだり雅史は一人海で富山湾の魔物釣りをし、地元の漁師に感謝され名物の白海老を貰ったが、桜子が食べる前にトムが完食し桜子は敗北した、じゃんけんの怨みは食べ物で晴らしたトムだった。 次は雅史と智乃がツーリング旅をし西に向かい、越前で合流し蟹の時期ではなかった為、近くで出た土蜘蛛鍋を最初は桜子も紫乃も無理だったが、智乃とトムの美味しそうな食べっぷりに負けて食べ、二人は納得いかない美味さに涙を流した、そう納得いかないが蟹より美味い土蜘蛛鍋に、二人は文句が言えなかった。
次に勝ったのは、割り込みじゃんけんに勝ったカシムは、桜子にぼこぼこにされやり直しじゃんけんの結果、トムが先に乗ってた為に仕方なくカシムを置いて列車で追いかけた、因みに後で雅史達に拾われたカシム。
出雲で合流し、御守りを買い次は長門に行くがまた紫乃が勝ち、雅史とトムと紫乃のツーリングに成った、因みにカシムは此処から女性陣の荷物持ち要員に成った、長門では最新鋭大和神国の戦艦が出航し、何やらきな臭い北に向けて出航らしい。
乗組員の家族の見届けに紛れ、第二次世界大戦よりも強そうな黒鉄の城を見届け、雅史達は長門で桜子と紫乃のリクエストで、フグ料理を三日間雅史以外は楽しんだ、因みにカシムは箸が苦手で楽しめなかった。 やっと桜子が雅史とツーリング旅ができ、ホバリング全開で魔物が浮いてくる前に、海峡を渡るが列車は伝説の勇者が建てた大きな橋を通過中で、雅史と桜子は先に向かって走っていた。
「デートみたいで楽しい」
「そうかい?」
桜子は満面の笑みで、サイドカーから雅史に言うが雅史は運転に集中してる、一応何人かの変な世紀末なヒャッハーを、躊躇なく跳ねたが死んではない、どのみち山賊に付き合ってる程暇ではないし、その内役人に捕まってくれれば良いやと放置した雅史。
そして不気味な気配が、呪われた地の森の奥から漂う、まだ青々する緑が多少残ってる、呪われた地の前に雅史は来た、一応試しに森の中心に向け魔法を使い、何かしらの反応が在るか検証したら、デカイ声で呻き声や苦しむ声が聞こえた。
「………今の魔法何?」
「光魔法の、浄化とかする魔法だね」
桜子はうっとりしながら、雅史に言う。
「綺麗な魔法だった、私にも教えて」
「うん、良いよ………この魔法はね………」
「───光の雨を、イメージて事だね」
「うん、飲み込み早くって助かるよ」
「やってみる」
桜子は雅史の魔法を思い出しながら、両手を前に翳し魔力を解き放ち魔法を発動する。
「光の雨よ、汚れを浄化して…………」
桜子が放った光の雨は、呪われた地に光の雨を天から降らせ再び呻き声が響く、相当痛いらしく森の中心から揺れを感じる。
「何て嫌がらせだ!」
雅史と桜子は、二人で悪い顔をし次は雅史は流星雨を発動し、昼に流れる美しい光の尾を引いた魔力の流星雨が、次々に呪われた地の森の中心に着弾するが反応はない、どうやら雅史の放った範囲には酒呑童子は居なかったらしい。
「次は私だね、今の魔法をイメージして…………」
桜子の流星雨が、雅史が放った場所より奥に向けて放ったが反応が無い。
「まだ遠くに居るか、何かに防御されたかだね」
「また明日も、魔法の練習する」
「そうだね」
二人揃って鬼畜だった、そして二人は近くの宿がある町に向かった。
そして酒呑童子はダメージを回復させる為に、火傷の様な痛みだがアストラル世界に逃げて回復をしてた。
「この五魔侯にして、あの方の幹部である俺様にダメージを与えるとは、この借りは見付けたら死よりも恐ろしい恐怖を教えてやる、この魔鬼軍団候の酒呑童子様がな」
六本の大木の様な腕に、巨人よりも大きな巨体をし般若の面より更に険しい顔の酒呑童子が、殺意を燃やし不意討ちされた怨みを増して行くのだった。
次回に続く。
作者∶さて次回唐突に酒呑童子戦です。
高貴なL様∶毎度の事だと思うけど。
作者∶次回はトムと合流し、闘いが始まる。
高貴なL様∶一応御期待下さい。
作者∶では次回は四月かな?
高貴なL様∶エイプリルフールはやめなさいよ。
作者∶……………。
高貴なL様∶来週も読んでね、バイバイ。




