第56話 先代勇者
皆様、コロナに負けずに頑張ってますね!
実は僕・・・コロナには負けませんでしたが、心臓に負けそうですww
PCR検査は陰性でしたがね、心臓病が発覚して入院中です。
部屋ではPC使うと周りの方に迷惑になるので夜中に電気が消灯したときに
ロビーで一人PCを打ち込んでいます。
二人の談笑が一時間ほど続いたころ、カオスと遊び飽きた美沙がエミーラに話を振った。
「ねぇママ?二人が知り合いだったのは分かったけど、そろそろ説明をして欲しいな?」
「え?あ、そうね。ミサーラが産まれるずっと前にある事がきっかけで異世界召喚をした事があったの。」
「ある事?」
「えぇ、勇者が現れて、魔王討伐をし始めたのよ。」
みんなが一斉にへんた…魔王に視線を向ける。
「で、その時に私が魔族と人間の橋渡しになる様にって話の通じる人を召喚したら、ナルミが来たの。」
「ほぇ〜!そんな事があったんだ!知らなかった!」
美沙がカオスを力いっぱいギューってしているとカオスがぐったりとして動かなくなった。青ざめていくカオス、慌てるショウ、すぐにマリが回復魔法をカオスにかけるのだった。
「うぅ…死ぬかと思ったし…ママ怖いし…」
「ごめんね、カオちゃん。ママもびっくりしたの。」
カオスはショウの後ろに隠れてブルブルしていた。
「あれ?エミーラ様の召喚で母さんがこの世界に来たってことは・・・僕も異世界人?!」
「違うさね。あんたは正真正銘この世界で生まれたさね。」
「ショウのお義父様はどんな方なんですか?」
「ん~簡単に言うと前回現れた勇者さね。」
「は?!僕のとうさんって勇者だったの!?初めて聞いたんだけど!」
「そうさね。あんたには何も言うつもりがなかったんだけどねこの際もういいさね。」
そうして、ナルミはショウの父について語り始めた。
ショウの父親はこの世界の住人で、とある国の王様に魔王退治を命じられたのだった。
なんでも、その国の剣術大会で優勝という優秀な成績を収め、王宮の騎士全員を1対1で完膚なきまでに叩きのめす程の凄腕剣士だったと。ただ、勇者の持つはずの剣はどこにあるのかがわからず、その国の伝説といわれた剣を所有し魔王ミッドガルを討伐することになったとか。しかし魔王側としては友好条約を結びたい人間側と今ここで争うことはこの先にある未来で悪い方向に向かってしまうので仕方なしにエミーラがナルミを召喚したという事だった。魔王側としては人間のナルミに人間側の交渉役をお願いしたいと思い召喚したこと、今この世界で起こっている事実、勇者の事、王国の事、偽りなくすべて話した。ナルミとしては結局そんなことはどうでもよく、気になったのは目の前にいるエミーラだった。
「いや~昔からエミたんってこの容姿さね?誰でもみとれてしまうさね?」
「あれは見とれるとは言わないわよ?ナルミの中では夜中に寝室に忍び寄り耳元でハァハァいうのが見とれると言う事なのかしら?」
「ちょ!エミタン!その話はしちゃいけないさね!」
ショウの父親の正体がわかったものの、結局はナルミの変態ぶりが露見するだけだった。
「母さん・・・」
「「お義母さま・・・」」
ショウも美沙もリナも全員がナルミを見る態度が変わる。
「なにさね!こっちとら異世界からいきなり召喚されてきたんだから、それくらいのご褒美があってもいいさね!」
「ごほうびって・・・」
「エミタンまでそういうこと言うさね?!あの時うちのヤドロクぶっとばして国王黙らせたのは私さね!まだお礼の一言も聞いてないさね!」
「そんなこと言ってもナルミあなたね!国王ぶっとばして戦争回避したのはいいものの手紙一つで、『全部片付いた』と置手紙していなくなったのは自分でしょ?!」
「あんときは旦那がいきなり惚れたとか言って、私が追い回されてたさね!!結局私も旦那に押しに負けたわけでショウが生まれたんさね。」
エミーラとナルミがガミガミ言い合っている横でミサとリナがあたふたしている姿をショウは微笑ましい笑顔で眺めている。その後ろで涙を流しながら現魔王が酒をかっ食らいながら泣き上戸で自分の娘の名前を叫んでいるのに全員に無視されたあげくに、世界消滅魔法を酔っ払った勢いで唱え始めたところをエミーラによって虫の息にされるという事があったがこれはまた別で話をしよう。だって面白そうだし。
「さて、雪不動にい行くのには結局この島のことを何とかしないといけないいんだよね?なんかいい案内かな?ショウ?」
「え?ちょミサ?今の話で何か僕にこたえれる要素があったかな?」
美沙は顎に拳を当てて『ン~』といいながら少し考える。
「・・・あの島の封印ならとっくに解けてるぞ。」
痣と出血と角が折れ曲がった魔王がシリアスな顔を作って話に入ってきた。
「ミッドガル様?封印が解けてるとはどういう事なんですか?」
「そのままの意味だ、お前勇者のくせにそんなことも感じ取れんのか?」
「え?!す、すみません!」
ショウはあたふたしながら何とか封印が解けたのを感じようとしているがそもそもその封印がどんなものなのかもわからない状態ではだれでも索敵できないし感じることもできない。これはちょっとした魔王の嫉妬であった。
「あなた?あまりショウさんをいじめないの。」
キッとエミーラに睨まれた魔王は一瞬びくっとなり、恐る恐る全員の前に立ち地図を広げながら封印の説明をし始めたのである。
隠してショウたちは無事に雪不動にたどり着けるのだろうか?
誤字脱字が多いいですがお読みいただきましてありがとうございます。
入院生活がまだまだ続きますが、更新できていなかった分頑張って更新していこうと思います。
もし少しでも気に入っていただけましたら。お気に入りや応援メッセージや評価などよろしくお願いいたします。次回は封印の島で・・・お他のしみに。




