第50話 勇者再び
スランプが続いております、本当に申し訳ないです。
今回も頑張って書いています!誤字脱字が多いいですが
よろしくお願いいたします。
魔王城から雪不動に向かった一行は道中で現れる魔物などを討伐しながら進んたでいた。
「ねー、雪不動までどれくらいかかるのー?」
「まだちょっとかかるよ、特に急ぐ必要もないんだからいいじゃないか。」
「そうだけどさー」
「キュイキュイ」スリスリ
ブー垂れる美沙の頭を撫で撫でとクーが羽根で撫でる。
そんな可愛行動をするクーを美沙が撫で回すのは言うまでもない。
「そういや、この辺に村があったろ?三日月?」
「よく知ってるねゼスト、もうすぐしたら見えてくるから今日はそこで休もう。」
「そりゃゼストはこの国の王だから知ってないとね?」
「なんだ?バカにするなよマリ、俺だってその辺はちゃんとしてるぞ?」
「確かにゼスト様はその辺の事は確り学んでおりました、その辺だけは。」
「あぁん?アカネ何が言いたい!」
睨みを効かせてアカネを見るゼスト、その目を真顔で見返すアカネ。
「いえ、散々嫌がって逃げ回ってやっと覚えたと思ったら全部間違って覚えて…ほんと頭の中まで一度かち割って見たいですよね。」
「あ!アカネ!今言うことじゃ無いだろ!」
「ではまた後でゆっくりと」ニコ
「アカネ、後で教えてちょうだいね。」ニコ
ガタガタ震えるゼストをみなで笑って場を和ませる。そんな事をしながら歩いていくと、村の入口がみえてきた。すると美沙が一言叫んだ。
「もーそんなことどうでもいいよ!早あくお風呂入りたーい!」
「そんなこと?!」
ゼストの反応を無視して美沙が駆け出す。
もう村の入り口は目の前となっているのみ美沙が立ち止まる。
「ミサ?どうしたのかな?」
「ねぇ…ショウ、あれ…。」
美沙が指をさした先には何とも懐かしい二人組が仁王立ちしていた。
「あの二人は…」
「ショウ?それにみさっち?誰かいたの?」
無言で指をさしたミサ、マリがその先を見て『ゲッ!』と声を上げる。
ほかのみんなは三人の様子を見て何があったのかとミサの指さす先を見ている。
どれくらい時間が過ぎたのか、数秒かそれとも数十分か計っていないのでわからないが止まった時間を動かしたのはゼストだった。
「なんだあの二人は?」
「あはははは・・・いや、その・・・」
「久しぶりだなショウ!」
「ハァーイ!元気にしてた?ショウ。」
そう、目の前にいた2人とは以前のショウのパーティ。シオンとミポリンだった。
「あんたたち何しに来たのよ!」
「はっはっは!そんな怖い顔しないでくれよ彼女。」
「そうよ?せっかくシオンがいい話持ってきてあげたんだから。」
「あんた達の話なんてろくでもなさそうだし遠慮したいんですけどーね?ショウ?」
「あー、うん。まぁ、話だけで良いなら。」
「ほらみなさい!ショウだってこう言って…はぁ?!ショウ何言ってるの!?」
「いや、だってさミサ。2人が村の入口にいるし、このまま通すつもりなんて無いんじゃない?だったら素直に話だけで聞いて終わりにすればいいんじゃないかなぁ?って。」
ショウは美沙に首をガクガク振られながら問に答える。確かにあの二人が素通りさせることは無いだろう。しかし美沙は腑に落ちない、今まで姿が見えなかったし追ってきている影も無かったのになぜ今のタイミングで現れたのか。結局は話を聞いてみないと分からない事だらけなのである。
「流石ショウだな!俺とミポリンが見込んだだけのことはある。早速だがあそこの飯屋で話をしよう。」
ショウと美沙は「はぁ…」と、もうどうでもいいやっと言った感じでゼストとマリとリナとクーが同行する事となった。それ以外のメンバーは後で宿で合流する事にして村を見て回る経過で賑わっていた。
村の飯屋でハングリーグリズリーという少し怖い名前の飯屋だが、名前と違って内観は凄く綺麗。広くてウェイトレスが数人働いている職場だ。ショウ達が店に入ったのに気が付きウェイトレスがテーブルに案内する。今時?珍しいローラースケートを履いて器用に動き回っている。全員ミニスカートなのに見えない当たりが男性心をくすぐるようだ。
テーブルも決まり全員が席に着くと水が運ばれてくる。適当に注文してウェイトレスが姿を消すと美沙が話し始めた。
「で?あんた達の話ってなんなの?聞くだけだからさっさと話して。」
「そんなに焦らないでくれ彼女、順を追って説明していくよ。」
シオンがやたらと長ったらしい前髪をかき揚げ無駄にキラキラ光る笑顔で美沙に答える。
「まず、俺たちは前回君たちにやられて、このままではいけないと思いあるダンジョンに潜っていたんだ。そこで俺とミポリンはとんでもないものを発見した。な?ミポリン。」
「えぇ、まさかこの世に存在していたなんて信じられなかったわ。」
「それがこれさ・・・」
シオンがテーブルの上に角のようなものを取りだした。
「なにこれ?角?ショウわかる?」
「あ・・・これ・・・」
「カオちゃんの角なの!」
「カオス?!みんなと一緒に行ったんじゃないの?」
「カオちゃんはショウの剣だからやっぱり近くにいるの!」
「ありがとカオス、というわけでミサこれあの時のじゃないかな?」
「あの時の残ってたんだね~」
ショウとカオスと美沙が三人で納得しているとシオンがまた話し始める。
「ちょっと待ってくれ、これが何か知っているのかい?」
「え?つのでしょ?」
「そう!見たこともない伝説の魔獣の角だと俺は思っているんだ!な?ミポリン?」
「えぇ!間違いないわ!この角は伝説の魔獣『グランドソードウォッチ』のものよ!」
ショウも美沙もカオスも頭の中で『?』が乱立する。そんな時ゼストが一言。
「なぁ?ちょっといいか?」
「なにかな?僕の偉大な発見について聞きたいのかな?」
「いや、伝説の魔獣っていうくらいなんだろ?」
「そうさ!」
「見たこともない魔獣の角だとなぜ判断できるんだ?」
ゼストももちろんこの角がそんなものではないと美里とショウの反応から察している。隣を見るとマリが両手を小さく広げ『さぁ』みたいな態度をとっている。
「ちょっと!何なのよあんたたち!シオンが嘘でもついてるといいたそうね!これは間違いなくグランドソードウォッチの角よ!」
「ミポリンさん落ち着いてください。」
「ショウ!あなたは信じてくれるわよね!?」
「いや、その~・・・」
ショウに話を振られるも、目の前の角はショウがへし折ったカオスの角であり、伝説の魔獣なんちゃらなんて聞いたこともないものである、さすがにショウもこればかりは何とも言えず困惑している。
「だから、そのつのはカオちゃんの・・・モゴ?!」
「しー、カオス。今は黙ってて。」
「モゴモゴモゴォ!」
「まぁとにかくだ、こんな魔獣の角を見つけてい待った以上、俺たちは奴を野放しにするなんてできない!そこでショウたちに俺の、勇者である俺のパーティーに参加させてあげようと思うんだ。」
「光栄に思いなさいよ?シオンが折角だからってあんた達を探してあげたんだから。」
「どうだい?悪い話ではないし、討伐できればこの国の王様からだって声がかかるはずだ!そうしたら間違いなく俺たちはこの国上げての勇者として認められるんだぜ!?まぁ、ショウはあれから強くなったのか知らないが今回も荷物持ちで俺が守ってやるからな。」
ふふ~ん!といった感じでシオンが吠えると、ゼスト、マリ、美沙が立ち上がりショウの首根っこをつかんで引きずるようにして飯屋を後にしようとした。
「お、おいおい、どうしたんだ急に?」
「阿保らしいから帰るわ。」
「話の無駄。」
「まー・・・がんばれや。」
「あはははは・・・」
結局シオンの提案は聞き入れられずその日は解散となり、三人と引きずられる一人の後を女の子が歩いていくが、殺気により村に『悪魔の生贄伝説』が生まれるのであった。
最後までお読みくださいまして誠にありがとうございます。
早くスランプを脱出して皆様に読んでいただけるように頑張っていきます。
今後ともよろしくお願いいたします!!




