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第51話 真勇者ロリコン

新規の小説も書き始めました。こちらも随時更新していきます。皆様どうかよろしくお願い板います。

新規の小説は『私、魔王さん。今、勇者のパーティーにいるの。」です。

次の日ショウ達は村を後にして雪不動へ向かう準備をしているとまたもやシオン達に絡まれた。


「な?考えてくれたかい?グランドソードウォッチを倒しに行こうじゃないか!」


「私たちがいるから楽勝よ!ね?シオン!」


「もちろんさ!ミポリン!」


何故こんなにもしつこく付きまとうのか、2人で楽勝なら2人で行けばいいと、結局の所荷物持ちが欲しいのでは?と疑う美沙たちだったのでマリが直接突っ込んで無ることにした。


「ねぇ?偽物勇者のシオンさん?結局のところ何が言いたいの?」


「なんだと!?この俺を偽物勇者だと!?」


「だってそうでしょ?二人で楽勝なら二人で行ってくればいいじゃない?」


「シオンが偽物ですって!?なんでそんなひどいことが言えるの?!」


「じゃあ本物だっていう証拠はあるの?」


「もちろんだ!これを見ろ!」


シオンが見せたのはステータスプレートだった。

確かにシオンのものである職業も勇者となっている・・・


「このステータスプレート・・・」


「なんだいショウ?僕が正真正銘の勇者だってわかってくれたかい?」


「あ、いえ・・・これ・・・」


ショウが見つけたのは細工の後だった、ステータスプレートは裏の世界の人間が隠蔽工作の際に細工することがある。これはこの世界で語られる都市伝説のようなものであるが、実際に身分証明偽造などの技術を使い裏世界の人間は隠蔽工作をしている。


「ちょっと!もういいでしょ!シオンも早くしまいなさいよ!」


「ど、どうしたんだミポリン!?ステータスプレートぐらいいいじゃないか!」


ミポリンの異変を察したマリがステータスプレートをさっと奪い取り隠蔽解除の呪文をかける。

するとステータスプレートに変化が始まる。


「ミポリンさん?これ・・・あなたの仕業よね?」


「な!?言いがかりはやめてほしいわ!」


「こ、これはどういう・・・ミポリン!?」


「私が説明してあげるわ。あなたのステータスプレートに身分証明偽造の魔法をミポリンさんが掛けていたのよ。超最上級の高度な身分証明詐欺のね。」


「な、なんで私が!?」


「これ、ある程度の技術と経験がないと見抜けないわね、ショウあんたよく気が付いたわね。」


「え、あ、いや。以前シオンさんに見せていただいた時より遥かに内容が違いすぎていたので・・・」


「あ~、なる。もしかしたらこれ私もみさっちもゼストも誰も見抜けんかったかもね。」


「ショ、ショウ!あんたいい加減なこと言うのやめなさいよ!シオン!信じて!」


その時近くにいた冒険者の話がきこえてきた。


「おい!きいたか!?!この間魔物の軍団がグレアに攻め入ったらしいが、勇者パーティーが現れて無事かいけつしたらしいぞ!」


「マジか!確かギルドにも緊急クエスト出てたけどいつの間にかなくなってたな。てっきり俺はグレア自体陥落したものだと思っていたが…すげーな勇者!」


「すげーよな!しかもその勇者パーティー自分たちが勇者だとかも言ってなくってよ!報酬とかも全部拒否して町の再建に充ててくださいとか言ってきたらしいぜ!かっこよすぎじゃね!?」


「く~!しびれるね!で?どんな奴なんだよ勇者って!すげー気になる!」


「なんでも、ドラゴンを従えてるくせに傍らに小さな女の子を連れてるらしいぜ!モンスターマニアのロリコンって話だ!」


「く~!えげつねぇ!モンスターマニアのロリコンかぁ~!もうあれだな!モンコンだな!」


それを聞いていた省が反応する!


「ちょ!誰がモンコンですか!僕は別にモンスターマニアでもロリコンでもないですから!」


「え?!ま、まさかお前が!いや!きみが!?」


「勇者?!マジで?!」


美沙もマリもゼストも手を額に当てて『あちゃ~』という格好をした。しかも魔の悪いことにカオスがショウの背中からひょっこりと顔を出した。


「うぉ!幼女だ!まじか!ロリコンか!お前が勇者か!」


「マジだ!勇者だ!ロリコン勇者だ!」


そんなやり取りを見ていたシオンは口を開けたまま呆けている。そんなシオンをミポリンがガクガク揺さぶり現実に戻していた。


「ショ?ショウ?何を言ってるんだ?ゆ、勇者はぼくで・・・あれ?」


「しっかりしてシオン!勇者はあなたよ!」


「いや、でも僕はグレアにいなかったし…」


「ショウ!あなたのステータスプレート見せなさいよ!シオンが混乱してるでしょ!」


この時点でショウたちは町の人間の野次馬に囲まれていた、ショウはみんなの方を見ると美沙もマリも全員がもう見せたほうが早いんじゃね?という表情でうなずいていた。


「こ、これですけど・・・」


ステータスプレートを見たシオンもミポリンも愕然としていた、そりゃそうだショウはとっくに人知を超えてさらに職業は真勇者である。細工も何もしていない状態でこんなもの見せられて・・・


「ショウ!何だこれ!?!君は一体!・・・僕は本当に勇者じゃなかったのか!」


「な、なによこれ!真勇者って!何かの間違いでしょ?!」


シオンとミポリンが叫ぶと野次馬がざわつき始める、その中にはさっきの冒険者もいた。

もう、お祭り騒ぎだ野次馬が一斉に勇者コールとロリコンコールを合唱し始める。

真っ赤になってうずくまるショウ、それを見て苦笑いする美沙たち、その場が文字通りのカオス状態になったのだった。

いつもご覧いただきましてありがとうございます、

更新が遅くなっていますが頑張っていきますので今後ともよろしくお願いします!

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