第48話 エミーラ様
スランプで…更新遅くなりすみませんでした!_○/|_ 土下座
アカネのいきなりの登場でウヤムヤになった会議は一旦お開きになった。ミッチェルはブツブツ文句をいいながらまたアクアモーラルに戻っていった。一方幼児退行しているカオスはエミーラに抱き抱えられながら女子会と言う名のお風呂パーティーをはじめていた。残されたショウ、ゼスト、ミッドガルド、三日月は男だけで酒盛りが始まるのであった。
「時にゼストどのよ、あの会談のあとはどうなったんだ?」
「魔王にどのと呼ばれるのはさすがに恐れ多いな、呼び捨てにして貰えないだろうか?」
「うむ、では遠慮なく。」
「まぁ、こっちは色々動いたよ。前前王に話を通したし前王は、前前王がしばくだろうし。国中に魔王殿の意思もハッキリさせたしな。」
「そうか、ではどうだ?我が国と国交を結ぶというのは?」
「なんと!俺は一向に構わない、むしろこれからショウやミサーラ様のことも考えたらこっちからお願いしたいくらいだ!」
「ならば…」
「しかし、こればかりは俺だけの意見で決めることは難しい、有難い申し出だが1度持ち帰らしてもらいたい、勿論前向きにそうなる様にするので。」
「うむ。たしかになでは改めてその機会を待つとしよう。しかしあれだな、三日月が雪不動の王だったとはびっくりだな。」
「いやいや、俺なんかはちっちゃい村の王であって魔王様やゼストの様にでかい村ではないから。同じにしないでくれ。」
「だが、我が国でも雪不動は有名だぞ?魔物と人が手を取り合う珍しい村としてな。我が国の魔物の民達の中にも移住をしたいと願う者もいる。」
「そう思ってもらえるのは本当にありがたく思います。」
「そう言えば前にあった時は女性だったよな?」
「まぁ、色々あってな男性として生きる事になりましたよ。今後ともよろしくおねがいします、魔王様。」
「で?ショウは家の可愛い可愛いミサーラたんをどうするつもりだ?」
今まで国の王同士の話し合い出会ったのでショウは上の空で話を聞いていた。寧ろ幼児退行したカオスを今後どうするか悩んでいる時にミッドガルドからいきなりの質問で少し慌てていた。
「え?あ?僕ですか??」
「話聞いてなかったのか?おい、ゼスト、こいつはいつもこんなんなのか?」
「ちょ、魔王の口調がだいぶ崩れたんだが。まぁ、ショウはいつもこんな感じだな。」
「こんな感じとかやめてくださいよ!僕だって真剣に考えてるんですから!」
「ほう、では聞かせてもらおうか!ミサーラたんをどうするつもりだ!」
既に美沙の事しか頭にないアホ魔王はテーブルに両手を叩きつけてショウを威嚇する。
そんなことをしていると美沙達がお風呂から上がってきた。
「ちょっとパパ!ショウ君になにしてるの!?」
「え?!いや何もしてないが!?」
「だ、大丈夫だよミサ!まだ何もされてないから!」
ぷんぷんする美沙をなだめているとゼストがふっとつぶやた。
「あれ?あのクズはどこに行った?」
その問いに答えたのはバスローブ姿でタオルを頭でターバンにしていたマリだった。
「あー、あれ?気絶から起きたらわいのわいの騒いでたから風魔法で吹き飛ばしといたわよ?ま、運が良ければ生きてるんじゃない?」
「よし。」
マリの回答によしとだけゼストが答える。何がよしなのかは聞かなかったことにしよう。
「本当にショウに何もしてないでしょうね!?」
「ミサーラたん…怖いんですが、そろそろこの剣しまって頂けませんか?」
「はぁ?!パパが反省しないのが悪いんでしょ?!」
「ちょ!ミサ!やりすぎだから!」
美沙、ショウ、ミッドガルド以外は蚊帳の外。痺れを切らせた一同がエミーラを凝視した。エミーラは、ハイハイ分かりましたよと言った感じで仲裁に入る。
「あなた達いい加減に…」
「も許さないんだから!パパなんて今からしめてやる!」
「ミサーラ、少し落ち着き…」
「ぬはははは!まだまだ娘に負けるほど老いぼれてないわ!」
「あなた?私の話…」
「2人ともエミーラ様が話してますから!」
「「うるさい!」」
美沙とミッドガルドがショウに向かって同時に叫ぶ。しかし2人は一瞬にして顔を青く染める事になった。
「ショウさん、もういいわ。言って聞かないなら力ずくで聞かすのみ…」
振り返った2人が目にしたのはブチ切れた際にエミーラの頭に生える1本の角であった。
「ちょっとママ!落ち着こ?ね?私たち仲良しだから!ね?パパ?」
「そ、そうだぞ!こんなに仲良しだ!な?ミサーラたん?」
「もうおそいわ、あなた達のいい訳なんて聞き飽きたから。あなた…電気マッサージしたいって言ってたわよね?」
エミーラのバックに真っ赤に燃え上がる炎が見える…勿論目の錯覚なのだが。
「ちょ!待てエミーラ!マイハニー!」
「うるさい!反省しろバカ亭主!轟雷神召喚!ライトニングデスブースト!」
最上級雷系召喚魔法と最上級ブースト魔法を同時使用してミッドガルドを黒焦げにする。
一方、美沙はその光景を見て逃げ出そうとした瞬間にエミーラに捕まった。エミーラの膝の上にヒョイっと寝せらるとパーンッパーンッとお尻叩きの刑を実行される。
「ご!ごめんなさいママ!痛い!ひぃ!」
美沙は恥ずかしさと痛さで泣き叫び、ミッドガルドは未だに黒焦げになりプスプスと黒い煙を口から吐き出していた。
次の目的地は三日月の故郷である雪不動…全員がこの惨状を見て行き先が不安になるのであった…
「ごめんなさいママ!ごめんなさい!痛い!痛いよぉ!」
「反省するまで許しません!」
高速の尻たたきの音が夜中遅くまで鳴り響くのだった。
まだまだ続きますよ!




