第36話 みさっち・・・だいすきなのじゃぁぁぁぁぁぁ!
更新できるときに頑張って更新していきます。
12/24日はクリスマス用のSSを番外編としてUPする予定です。
「聡子あれやるぞ!」
「え?あれ?!まだ完成してないじゃん!」
「大丈夫だ、俺を信じろ!」
「うん!」
聡子と三日月は同時に技を繰り出すた目に寄り添った。
「なんだ?なんだ?俺を楽しませてくれるのか!?」
四天王は手を両手に広げ、かかってこいと言わんばかりに高笑いをしている。
しかしその時一匹の魔物が四天王のそばに現れた。
「バゼル様!こんなところで遊んでいる場合ではありません!奴らはこの私が!」
四天王バゼル、四天王の中でもNO.1の実力の持ち主である。その四天王の前に現れた魔物も実力的には四天王にかなわないものの通常の魔物に比べると著しく力は上であった。
「おい貴様・・・この俺様が楽しんでいるのに水を差しやがって・・・」
「バ!バゼル様!?」
バゼルは魔物の方に振り向くと手刀で魔物の首を吹き飛ばした。
「せっかく楽しんでいたのによ!おいテメェら!くだらない技繰り出して来たら肉片も残らないと思えよ!」
しかしバゼルは一つ間違いを犯していた。
三日月と聡子の実力の判断。これから繰り出される技の驚異的な威力、自分が強いという事で相手の実力を見間違えていたのである。
「ずいぶんと余裕だな?さっきまでとは違うぜ?聡子と二人ががりで卑怯かもしれないけどな。」
「今ならあんたなんかこわくないんだから!」
「ほう?だったらかかってこい!お前らなんざ何人いようが所詮は雑魚だ!」
三日月と聡子はお互いを見て頷くと同時に技を繰り出した。
『破邪拳桜激』
『現分殺』
三日月と聡子が聡子の分身技で数十人に別れる、三日月の拳桜激には分身する力はないが一撃必殺程の威力がある。拳が当たる度に相手の血が桜の花のように咲き乱れる事から拳桜激と名付けたらしい。その三日月自体を聡子が分身させているのであった。正真正銘の協同技である。一撃必殺の威力がある拳を何十発とあびたバゼルはほぼ虫のいきになっている。何故一撃必殺なのに死ななかったのかと言うとそこは三日月の力加減というものであった。
「ず、ずびばぜんでじだ…」
「最初はあんなに怖かったのに・・・なんで急にこんなによわっちく見えたんだろ?」
「あぁ・・・それな。こいつ馬鹿なんだろ?自分の部下相手に70%位の力使ってたから・・・100%の状態なら俺も聡子も無事ではなかったな。っていっても負ける気はしないけどな今なら。」
「で?とりあえずこいつどうしようか?」
聡子と三日月がバゼルに近寄りニヤリとすると手足を縛る。
そして・・・
「お前の知ってること全部履いてもらうからな。」
「誰が言うものか・・・ぎゃ!」
バゼルが悲鳴を上げる、それもそのはず。三日月がバセルの腹部を手刀で一突きしていたからだ、急所を避け致命傷にならないが、激痛が走る・・・
「こ、こんなことしたって!俺が話すと思っているのか!?」
「え?おもってないが?」
「え?」
「ほれ回復薬だ。次は何処を差してほしい?それとも指を一本づつ切り刻もうか?」
「・・・」
「早く選べよっと」
「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!」
三月の容赦ない拷問が始まる。
「ねぇショウ!これからどうするつもりなの?」
「ん~たぶんさっきのは三日月さんの魔力だと思うんですよね~あの竜巻。」
「それくらいわたしもわかってるよ~」
「そのあとですが・・・たぶん敵と交戦に入ったんじゃないかなって思うんです。」
「で?」
「だからこの先は僕たちで何とかしないといけないですよね。」
「そうなのじゃ!まだ敵が残ってるのじゃ!」
「ど、どうしましょう?!みさっちさん!ショウさん!」
「落ち着いてください、ナタールさん。もうすでに僕らがいることは敵の情報網にかかってしまってると思うんです。」
「こんだけ派手にやってるもんね~、三日月も気合入りまくりだよね~w」
いまだにホンワカピクニックモードの美沙と冷静に分析するショウ、あわあわ慌てふためくナタール、やる気満々のリナは順調に魔王城に向かっている。向かってくる飛行型モンスターを気にも留めずよそ見しながらリナのブレス、美沙の魔法、ショウの斬撃が無残にも地上へと叩き落としていた。
「は~・・・それにしてもどうする?ディアトを元に戻す方法。何かいいの思いついた?」
「ははは、とりあえず当たって砕けろって感じかな~ミサは何かいいの思いついた?」
「え?ん~そうだね、とりあえずぶっ殺してみるとか?」
「ちょ!みさっちさん!?」
「じょうだんだって~ナタール、どうなるかわからないけどね。もしかしたらだよ?ショウと戦うならそういった可能性もあるってことだよ?でもね、勘違いしないでね。私が死なせない!」
そういった美沙の顔は真剣だった。ショウも同じく真剣な顔をして考えている。ナタールはそんな二人を見てずっと思っていたことがある。
「お二人は・・・とても素敵ですね。」
「「え?」」
「私ずっと思っていました。もしこのまま戦ってディアトが元に戻らなかった時はわたしも・・・でも、今のお二人を見ているとこう思うんです。私たちも幸せになりたいって。」
真剣に語るナタール、その言葉を聞く二人と一匹・・・
「あ、ごめんなさい、こんな時なのにしんみりさせちゃいましたね。」
「何言ってるのナタール!しんみりしたんじゃなくって・・・」
「気合が入りました!ナタールさん、ディアトさんは必ず取り戻しますよ!とりもどして、何が何でもお二人には真剣に幸せになってもらうんです!」
「それ!ショウいいことゆうよね!でね、こんな時だけどさ、わたしず~~~~~~~~っと考えてたことがあるんだけど。」
「なに?」
「どんなことなんですみさっちさん?」
「うん、私とショウで国を作るの!人間とか魔族とかそれこそ虐げられてきたみんなが幸せに過ごすことのできる国を!」
「え?!国だなんて無理だよ、そもそも美沙は既にお姫様なんだから!」
「え?!お姫様!?」
「そうですナタールさん、ミサは現魔王の娘なんです。」
「はぇ?!お、お、お、お姫様でしたか?!今までのご無礼お許しください!」
「気にすることないのじゃ!」
「なんでりなが答えるのよもう!でもホント気にしなくていいよ私今はただの冒険者だし。」
「だからそんなお姫様が国なんて作ったら・・・僕、ミッドガル様に殺されますね。」
「パパより強くなればいいのよショウはね。というわけで私たちの国の国民第一号はあんたたちだからね、ナタール。」
「うれしいです・・・こんな優しい王様とお妃様の国に住めるのなら、私、本気で幸せになっちゃいますからね!」
「ところでショウたん?その国は一夫多妻制でもいいのじゃ!」
「あははははは・・・」
「いいんじゃない?」
「ミサ!?「みさっち?!「みさっち様!?」」」
万遍の笑顔のナタールのほほを伝う一筋の線と。美沙の意外なショウの多妻制制度賛成案に全員がびっくりする。
「だって、リナだってかぞくだし・・・今更ねぇ仲間外れもどうかと思うし。でも!これ以上はないから!私とリナだけ!わかった!?」
「はい!」
反射的に返事をするショウ、一方リナは・・・
「みさっち・・・だいすきなのじゃぁぁぁぁぁぁ!」
と吠えながら目の前に迫りくるモンスターをばしばし墜落させていく。そして目の前には既に魔王城の入り口が迫っていた・・・
誤字脱字読みにくい文で申し訳ありません。
時間があるときに直していきたいと思っています。
よろしくお願いします。




